雑草を見ていると 

キリギリス幼体

身をかがめ体を低く保ち、地面により近くへばり付くようにジリジリ進む。
この季節の雑草観察に必須の姿勢ですね、長時間は気をつけないと腰にきます・笑

実はいいかげん続く脱線記事から本来の絵画教室ブログにふさわしい記事へと
そろそろ戻るべし、戻らねばなるまい、とモニターに向かったのですが・・・
先日のアトリエで今度記事にしようと撮った作品画像のファイルが見あたりません・・・
ワタシのミスで撮影した画像ファイルを紛失してしまったようです・・・
作品画像はまた撮り直せばいいのですが、とりあえずアトリエ記事が書けません・・・
というイイワケをさせてもらった上でスミマセンまだ脱線は続きますm(__)m

小さな雑草の変化を追っていると写真のような光景に出会ってしまいます。
おこちゃまキリギリスが脱皮中です。きれいに服を脱ぐように抜け出ています。
今まさに再生されたてのピカピカの体、問答無用に見入ります。
こころより美しい光景だと感じます。

こんなのもいます。網を張らずに葉の上をすばしっこく動き回るササグモです。
クモは縁起的には良いとされる話もちらほら聞きますが
たいていはキライという方が多いように思います。見かけなんでしょうね。

ササグモ

もしもワタシが虫でこのササグモに襲われたらタマッタものではありませんが
所詮8ミリ程度のサイズ、かわいいもんです。
小さなゴマが並んだようなたくさんの目をこちらへ向けてナカナカ好奇心旺盛。
でもイメージ悪いんだよなぁ~、たいていみんなキライなんだよなぁ~
クモだから・・・

お次はみんなの人気者ナナホシテントウですね。
よーく観ると体の朱色の下には下地の黒が塗ってあるような質感。
案外アバウトかつヘタウマに描かれたような特徴的なテンテン。
たしかに丸っこくカワイラシイみんなの人気者というのもうなずけます。

ナナホシテントウ

でもけっこうどう猛なんですよ、見かけによりませんよ。
親子ともどもせっせとアブラムシに食らいつきます。もう徹底的に食らいつきます。
アブラムシが足りないと子供たちは共食いだってしちゃいます(@_@;)

農業園芸の敵アブラムシを食べてくれる「益虫」というのもイメージいいのでしょうね。
植物は育てていても基本ほったらかし、ただただ観察主義の勝手主義。
そんなワタシにとっては「益虫」「害虫」どちらもオモロイただの虫。

見かけの良し悪し「スキキライ」はそれぞれの主観ですからワタシにはよくわかりませんが
たいていの虫達は面白く、それぞれが個性的で興味をそそります。

[ 2009/04/30 ] 昆虫達 | コメント(0)

雑草いろいろ・祝ブログ開設1周年\(^O^)/ 

ぺんぺん草

雑草、雑な草? 辞典で調べてみると・・・
「人間の生活範囲に、人間の意図に反して繁殖する植物のことである」とあります。

またまた雑草です m(__)m しかも今回は大増量版でございます (@_@;)

まずはおなじみ春の七種(ななくさ)ナズナですね。
ぺんぺん草と呼ばれて親しまれています。
日本在来種のイメージたっぷりのナズナですが外来種(帰化植物)の疑いもあるそうです。
ただし調べてみると・・・・・??
「日本へムギが伝えられた時に、その種子とともに、日本に入ってきた移入植物」
だそうです・・・なんて古い、十分以上に歴史を感じさせる帰化植物ですね・笑

同じ帰化植物定義で考えると2記事前の「キュウリグサ」も帰化植物です (>_<)

鬼田平子

お次はオニタビラコ(鬼田平子) ヒョロリと伸びた姿はいつも風に揺れています。
小型のタンポポが群生したような花姿、実が熟すと綿毛も付いてナカナカです。

近縁のコオニタビラコ、別名ホトケノザこちらも春の七種になります。
当ブログ開設から2記事目にしてすでに脱線 (^_^; の記事に出てくる雑草の名前も
ホトケノザ・・・ややこしいです。

次の雑草は帰化植物としておなじみナガミヒナゲシ。帰化確認年は昭和36年とあります。

ナガミヒナゲシ

道ばたでこの時期けっこう見かけますよね。
オレンジ色で遠くからでもよく目立つ印象的なケシの花です。
見かけが好意的に受け入れられてなのかこの雑草の評判は悪くありません。
むしろその評判は良い位なんですよね。
ただし園芸種と違ってその花は1日花、たいへんもろくすぐに散ってしまいます。

でも面白いのは散った後のケシボウズ(芥子坊主・写真左の果実)なんです。
もうすぐ果実が成熟します、この円筒形の種房に1000コ以上の種が出来ます。
完全に熟した種房はだんだんフタの部分がせり上がってきて種を蒔く隙間が出来ます。
これがなかなかオモシロイ!! 要チェックですよ!
ちょっとした建造物(ガウディ・笑)なんです。

まだまだ続きますm(__)m お次はコリアンダー(香草)の花。

コリアンダー

スパイスやパクチー、シャンツァイでおなじみの食草ですね。
かなりちっちゃいけれどキレイな花を咲かせます。シベの色がおしゃれさん。
家前の路地に「人間の意図に反して勝手に生えて」いますからこちらも雑草でしょう・笑
しかもばっちり外来植物認定種。

この家の辺りでコリアンダーを育てていたのはおそらくウチのみ・・・
コリアンダー育てて食べて、こぼれ種まき散らして外来植物を野に生やした原因は・・・

ワタシノウチです・・・(@_@;)・・・

カラスノエンドウ

腰を折りまげ地べたにしゃがみ込み雑草観察をしているといろいろ見えてきます。
春の雑草代表格カラスノエンドウの周りでは花から花へミツバチが忙しそうです (^_^)

目をこらしてさらに這うように観察していると
・・・視線がこちらに・・・

ネコハエトリグモが空き地の金網越しにこちらをジッと見ています。

ネコハエトリ

彼らは大きな目がとても効く上に好奇心旺盛です。
見ているつもりが知らぬ間にコチラも見られていたようですね・笑

ほかにもナニカオルノデハ?  と辺りを見ると、いましたいました >^_^< 
葉裏に隠れたつもりでコチラをのぞき見ています、ツマグロオオヨコバイでしょうか。
カメラを向けると「マズイッ!」っとそそくさ葉裏に引っ込みジッとしています。
ひょうきんなヤツです・笑 

ツマグロオオヨコバイ

と、そんなこんなで

「青山アトリエのブログ」開設から一年を迎えることになりました \(^O^)/
ブログ立ち上げ当初、残念ながらこのブログが続くことはあるまい、と
たいそうめんどくさがりやのワタシはすでにアキラメの境地からスタートしたわけです。

どう考えてみてもそんなワタシがこの一年記事を書き続けることが出来たのは
当記事を読んでくださる方がいらしたからに他なりません。心より感謝です!!

また脱線迷走しつつも
(脱線オオスギノツッコミハ無シデオネガイシマス・笑) 
絵画教室「青山アトリエ」の紹介記事更新をモットーに!?
ボチボチ書いていこうと思います。
今後ともどうぞよろしくおねがいします m(__)m

[ 2009/04/27 ] 植物達 | コメント(0)

雑草・オオイヌノフグリ 

オオイヌフグリ

雑草、雑な草? 辞典で調べてみると・・・
「人間の生活範囲に、人間の意図に反して繁殖する植物のことである」とあります。

今回も雑草ネタ m(__)m
早春から花を付けだして、今でも土の出ている地面にしゃがんでみると
ポツンポツンと咲いています。小さな花です、花径8ミリ程度でしょうか。
ときに地面を覆い群生し花を付けた様は青い星を散らしたようで見事なのですが
地際に咲く小さな花ですので見落とす人も多いのでは?

にょっきりと飛び出た2本の雄しべ、4枚に見えるけれども実はくっついている
花びらが特徴。1日のみ咲く花は晴れた日中に開き、日が陰ると閉じてしまいます。
ですのでこの花を観察するにはよく晴れた日にかぎります >^_^<

だいたいにして生きものの戦略はしたたかなのですが、
この花も受粉の仕方に工夫があってハナバチやハナアブがこの花に取り付くと
あえてか弱い茎に支えられた花は花粉を運ぶ昆虫達の重みで傾きます。
慌てた昆虫は飛び出た雄しべにしがみつき
このときベッタリと花粉が昆虫にすりつけられます。
1日かぎりの花が花粉を運ぶ昆虫に出会えなかった場合でも
夕方に花を閉じる際に雄しべが折曲がり自花受粉する仕組みを持っています。
よく出来ています!

ちなみに雑草オオイヌノフグリは帰化植物、遠く旅をして日本に住み着きました。
対して日本在来種とされ3ミリ程度の薄ピンク色の花を付ける雑草イヌノフグリは
なかなかお目にかかることが出来ません。現在絶滅危惧種になっています・・・
(在来種とされているイヌノフグリですが、じつは古い時代に渡来した帰化植物とも
言われています、植物は生息範囲を広げたいと願い旅する仕組みを持っています)

オオイヌノフグリ・・・これまたとんでもないお名前ですね・チョットヒドイ・・・
別の呼ばれ方には 瑠璃唐草・天人唐草・星の瞳 なんて素敵バージョンも・笑
海外バージョン(英名)では、キャッツ・アイ(猫の目)やバーズ・アイ(鳥の目)
ロード・スター(路の星)などとも呼ばれているそうです (^o^)
[ 2009/04/23 ] 植物達 | コメント(0)

雑草・胡瓜草(キュウリグサ) 

キュウリグサ

雑草、雑な草? 辞典で調べてみると・・・
「人間の生活範囲に、人間の意図に反して繁殖する植物のことである」とあります。

春になると待ってましたとばかりに入れ替わり立ち替わり花が咲きます。
梅やスイセン、サクラやコブシにモクレン、他にも沢山の春花スターたちが名を連ねます。
春は四季に鮮やかな変化を見せる日本に住まう醍醐味かもしれません。

写真の花は胡瓜草、変な名前ですね。
葉っぱを揉むとキュウリの匂いがほのかにします。名前の所以なのでしょう。
今の季節なら除草されていない土の出た地面ならどこだって生えている雑草です。
ただよーく見ないと見過ごします、できたら立ち止まりしゃがみ込むといいでしょう。
というのもこの花小さいです。大きくて2ミリに満たない花サイズ。

ちっちゃいけれどキレイだと思いません? ワタシはこの春少々はまりました・笑
雑草観察は低く小さな相手が多いので低い姿勢で視線を落としてユックリ動きます。
視点をグッと低く保って犬猫目線になりつつソロリ探っていきます。
毎日変化を見せる雑草群をながめていると
植物だけにとどまらず生きものもろもろの関わり合いまで見えてきます。
地面世界は濃ゆいです。

玄関を出て10歩あまり、ググッと地面に近づくだけで楽しめます・笑

[ 2009/04/21 ] 植物達 | コメント(0)

花のスケッチ 

花のスケッチ

「大人のためのクラス」からの作品紹介です。
今回の画像はあたらしい作品を制作する為にコツコツ準備されたスケッチたち。
画用紙に鉛筆で形をとって水彩絵の具で彩色されています。
たくさんとったスケッチの中からいい形を選び出し、そこから構成仕直して
次の作品のイメージや構図を決めていこうといった制作過程の一コマです。

こちらのスケッチに描かれている花ほとんどは作者みずから育てているんですよ。
毎日これらの植物を眺めて花が付くまでの変化を観察しつつ描かれたのでしょう。

花芽が付けば喜び、株の調子が悪ければ心配にもなります、蜜や花粉を求める
虫達も観察中眺めることでしょうし、葉や花芽を食べる虫も付いたりしてこれまた
心配にもなるでしょう。花後だって終わりません、実を付けるまでの変化や
次のシーズンへ向けて株がどう対処していくのかまで見続けることでしょう。

花屋に並ぶ切り花はさすがプロが育てた商品だけあって素晴らしい咲きッぷりです。
自分で育てた株は虫食い跡もあるでしょうし病気にだってかかります。
花の立派さでは花屋の花に及ばないかもしれませんが、植物それぞれの
成長プロセスを知り、その株ともろもろな自然との関わり合いそのままを見続けます。

花の形を写し取ること以外の様々な時間やシーンの体験や記憶、これ大事ですよね。
カタチを映す、以外の「何か」は作品にふくよかさと深さをもたらします。

巻き巻きすごろく、その後 

巻き巻きすごろく

3月29日の記事「巻き巻きすごろく」で紹介の作品です。
一部完成しましたのでお披露目します。

「巻き巻きすごろくのつくりかた」
まずはピーマンやレンコンなど切り口の面白い野菜をそろえたら
包丁を手にして切っていきます。手を切らないようにユックリユックリ。
版が出来たら絵皿に絵の具を取って色作り、たくさん好きな色を作りましょう!
いも版をほそ長和紙にお好みでペッタンペッタン押したら
割りばしの先をカッターで尖らせた割りばしペンの出番です。
墨で線や文字(1回休み、5つ戻るなどなど)を描き入れて「すごろく」に変身。
慣れないノコギリでギーコーギーコ、木材を紙幅に合わせて切ったら
紙端を切った木材に貼りつけましょう。
最後に絵巻物を丸めてキュッと締める紐をつけたら、はい完成!!

みんな同じものなんて出来ません、それぞれです。そこがいいんです!
野菜を切るところからはじまって、いくつもの工程で思案しつつ少しずつ進みます。
みんなそれぞれの作業に熱中しています。あせらない、あわてない。
じっくりと過程を楽しみましょう。過程が大事なんです。

そして完成気分もひとしおでのカッシャン・みんなうれしそうです・笑

サザエと蓮の実 

サザエと蓮の実

この春に訪ねた近隣のサクラポイントをいくつかご紹介、などと思っていたのですが
アトリエの話題から離れると歯止め無くどんどんイッテしまうワタシですので・・・笑

ということで今回は「中高生ためのクラス」からの作品紹介です。
モチーフはサザエと蓮の実、鉛筆を使ったデッサンになります。
基礎デッサンの確認ということで描いてみました。

いいデッサンですね!!気持ちがいいです。
それぞれの質感の描き分けや色合いの違い、明暗の差などバッチリ出てますよ。
特にサザエのガサガサした痛そうな質感、また殻の内側のツルンとした質感
また蓮の実の茎部分での強弱など、作者の質のいい眼が感じられます。
どんなものでも描き手が面白さを見つけることが出来たなら楽しくかついい絵になります。
この集中力に磨きをかけてますます何でも描いてみましょうネ!

青山アトリエでは「それぞれの個性、自由な表現」をモットーとしておりますが
たびたび基本に立ち返りますと言っては自然物をひたすら観察する作画を行います。
「それぞれの個性・自由な表現」と一見地味な作業である「自然物の観察」
それを写し取る「地道なデッサン」とは相反するように見えるかもしれません。
ですが青山アトリエではこう考えます。
「自然はすべてを含有し人智の及ばぬところ、そこから少しでも自分なりに感じ取り
わずかでもなにかを発見していけたら」・・・いつでもそこが出発地点なのだと。

デッサンひとつでもナカナカ深いんです・笑

横須賀 de ギャラリー フ.ルート 

フ.ルート

サクラの開花は年間この時期のみ!近場ポイントをせっせとたずね歩きました。
これは毎年春のはずせない行事、ちょっとした取材ですね。

サクラ観察帰りに横須賀中央駅からほど近いギャラリー フ.ルートという画廊に寄りました。
横須賀中央駅から徒歩7分、横須賀の中心地にその画廊はあるわけですが
このご時世ご多分にもれずかつて栄えたアーケード街も閉まったシャッターが目立ちます。
そんな中、旧家の柱や佇まいを生かした画廊は素敵な空間を演出していました。

フ.ルート2 個展を開いている作家さんは
 大学の後輩にあたる星野美津子さん。
 ロンドン在住ですので久しぶりの
 日本での展覧会です。
 植物や自然の形態を思わせる
 柔らかな描線で描かれた作品達は
 ぬくもり感のある画廊空間とも
 マッチして、それぞれの作品が
 微光を放っていました。
 6月にはロンドンでも
 個展を開かれるそうです!

作品を地元で身近に鑑賞できるアットホームで洒落たこんな画廊が
もっともっとあったらいいのにナ、なんて思いました。

星野美津子さんの横須賀での展示は4月12日(日)まで
ギャラリー フ.ルート(Gallery F.route)
(京浜急行横須賀中央駅より文化会館方面 徒歩7分)
神奈川県横須賀市上町2-1 046-825-0888  
[ 2009/04/09 ] 日常 | コメント(0)

サクラ(走水水源地) 

さくら

三浦半島は走水にある水源地までサクラを見に行ってきました。
スクーターで10分程度の距離ですから近所と言ってもいいのでしょう。

走水水源地は横須賀市唯一の水源。その水を汲みに来る人が後を絶たない人気の湧水です。
湧水というと山側にあると思いがちですがここはアジや根魚を狙う釣り人に人気の走水。
サクラのトンネルと化した水源地の目の前は浦賀水道、海が広がります。
浦賀水道には東京湾に出入りする1日500隻もの世界中からの船が行き交います。
デザインやカラーリングに特徴のある世界の大型船を眺めているだけでも楽しめます。

水源地はサクラの時期のみの園内開放、開花時期にはたくさんの人が花見に訪れます。
さほど広くない海沿いの園内に少なめの約130本、しかしその木々達は大きく立派です。
ヤマザクラ系とソメイヨシノがつくる満開の花トンネルがここの見せ場でしょう!

どちらかというとスッキリとしたたたずまいのヤマザクラが好みだと思っていたのですが
艶っぽいソメイヨシノに今回は惹かれました・笑

さくら2

[ 2009/04/07 ] 植物達 | コメント(0)

サクラ(お花見) 

お花見

にっぽんの春全開です\(^O^)/
先日あたらしい額縁制作の打ち合わせに茅ヶ崎まで出かけました。
すると今まさに花見時期ということで額屋さんを含め近くに住む絵描きさんが
数人集ってタイミング良くお花見開催となりました・笑

集ったメンツは絵描き数人と額屋さんです。
普段は作業場なりアトリエなりで、それぞれ籠もってひたすら孤独な仕事です。
たま~にでも気心知れた、余計な気をまったく使うこともない
旧知の仲間とお喋りするのもいいものです。
なにしろ付き合いの長い面々です、20数年以上にもなりますか・笑

相模川沿い桜並木の下、おでんをつつきながら交わす会話が
その昔からまるで変わらずブレてないのも、イインダカワルインダカすでにワカラズ・・・
ひとしきり各人の相変わらずの芸風を確認し、おしゃべりを炸裂させると
またそれぞれの場所へと戻っていきました>^_^<
[ 2009/04/06 ] 日常 | コメント(0)

水彩スケッチいろいろ 

スケッチいろいろ

今回は「大人のためのクラス」からの作品紹介になります。
青山アトリエ「大人のためのクラス」ではそれぞれの個性に合わせて
それぞれの画風で、それぞれの好みの画材を使って自分ならではの作品をつくることを
目標にしてみなさん日々楽しみながら描かれています。
仕上がった作品に額を着せて展示をしたり、お部屋を飾ったり。素敵ですよね。

今回の作品は数人の生徒さんが描いたスケッチ。
ちょうど私達が取材旅行で留守にして1ヶ月、青山アトリエをお休みしていた間に
各自モチーフを見つけて自宅でせっせと描かれた作品達です。
アトリエをお休みするからって宿題なんて出さないんですよ!
それでも忙しい毎日の中で時間を作って描かれているんですよね。

取材旅から戻りはじめのアトリエ日、たくさんの生徒さんがスケッチブックかかえて
「いろいろと描いてみましたー!」と私達のもとへ持ち寄られてきます。
嬉しいじゃありませんか!
「絵を描くなんてたいそうなコトじゃありません・・・描く、ということに慣れて
なんでも目についたモノから面白さを発見して、とりあえず描いちゃいましょう!!」
そんなたわいもない発信をしてきました。

それぞれのスケッチ達はその季節と周辺の思い出を共にして残っていきます。
ささやかですが、ごくごくプライベートな財産なのだと思います。