
寒くなってムシ達も少なくなって・・・とひとつ前の記事で書いていたら
生徒さんの作品でチョウチョの絵があったなぁ~、と思い出しました。
ということでアゲハの羽化を描いたデッサンです。
画用紙に鉛筆、少々の墨も使われています。
描かれたアゲハは羽化したて、まだ羽根が伸びきっていません。
まだありました、もう一枚。
チョウチョいろいろが描かれています、左下に描かれた甲虫がお茶目です。

どちらもたいへん神経の入ったいい絵です。
いつも言っていますが写真じゃこうはいきません
不必要なものまでいろいろ写りすぎるのです。
今回の作者は図鑑から描いたと話していましたが
ぜひ来春以降実際に観察して描いてもらいたいと思っています。
この作者の眼をもって描けばさらに素晴らしい作品が生まれること間違いなし!
楽しみにしています。

画室籠もりから開放され寒空の下いつもの観察に出てみると
秋の花も終わり冬ですね、ムシ達も少なくなりました。
いつものフィールドでは日だまりに遊ぶヤマトシジミ位しか見かけません。
でもよーく観るとこの寒い中頑張っているのもチラホラ。
お花を撮ったつもりがクモが写っています。
獲物も少ないでしょう、これからますます大変でしょうね。

庭のカランコエを撮ったつもりがシャクトリムシが写りました。
体をピンと伸ばして枝になったつもりでしょうか・笑
つぼみにはまあるく食い跡がありますね。
ちょっと見だとムシ達がいなくなるのが冬のように思いますが
落ち葉をひっくり返したり、はたまた石の下、葉裏だったり、土中だったり
うまいこと探せばけっこう見つかるものです。
体温調節の出来ないムシ達にとってキビシイ冬になりますが
結構それぞれちゃっかり生き抜いています。
ということでワタシのフィールド遊びは一年中続くのデス・笑
(写真/E-520/SIGMA APO MACRO 150mm+1.4倍テレコン)