ふり返ってみてもプリー 

プリー1

今年も早いものでもうすぐ終わり。
いろいろな出来事があったけど思い返せばインドの旅がやっぱり居座っています。
そのなかでもやっぱりプリーかな、しみじみと大きい印象。

プリー2

日本での暮らしと比べると信じられないほどのだらけた日々、そんなプリー滞在。
観光するわけでもなく気が向いたら村を散歩し浜辺で辺りの世界を眺めていただけ。
それでも南国のゆるい空気が体中にしみわたり心地よかったのです。

プリー3

アメリカの大統領がやっと替わり日本でも待望の政権交代があった今年。
国からのお小遣いにエコポイント、不景気が話題の中心になった年でした。
でも不景気が悪いことばかりなのではなく、だからこそ見えて来るものもある
そんなことがわかった年でもありました。変化は起こりつつあるかもしれません。

プリー4

プリーのジャガンナート寺院は大きくそしてかっこよかった。
ヒンズー教徒でないワタシタチは院内に入ることを許されていなくとも
また再びその地でなにかを感じることが出来た、嬉しいことでした。

プリー5

チェンジを唱えつつ、さらにアフガンに爆弾を落とす大統領がノーベル平和賞?
それこそ教育に悪い冗談のような出来事。
アフガニスタンの首都カブールはかつてバックパッカー達がめざす楽園でした。
旅人から「遠く山並みに囲まれ緑多き美しい街」と聞かされていたカブール。
そんな広漠とした地を丹念にスケッチして廻った日本画家平山郁夫も今年逝きました。

プリー6

画家秋野不矩がかつて描いたプリミティブなインド世界さえ永劫ではない。
まだ僅かではあってもそんなことも感じられた旅でした。
なんにもないのに退屈もしないそんなプリーの大きな浜辺もすでに懐かしい。
もしもドラえもんの「どこでもドア」があったら迷わずプリーの夕日を見に行こう
そんなふうに思うのです・笑

(写真/ E-520  ZD 14-42mm/GRD2 )

冬の旅カレー会 

ダバ・インディア1

毎年恒例暑いさなかにバックパッカーである旅友たちが集まって
行われてきたパッカー会議、その名も「旅カレー会」
この夏は都合により流れてしまい
旅カレー会を楽しみにしている会員たちも暑かった夏を悶々と過ごしたワケですが
先日「冬の旅カレー会」と称して今年の締めとなる会合が開かれました \(^O^)/

場所は東京八重洲にある南インド料理店「ダバ・インディア」
アジアを巡る旅人に流布される評判定説として
「メシは北インドより南インドの方が断然ウマイ!遙かにウマイ!」
とあるワケですが、会場のダバ・インディアも相当ウマイ南インド料理屋。
そんなウマイ食事を楽しみつつ久しぶりに会う旅カレー会会員達。
(写真上はベジミールス、下写真はマサラドーサ。
 コース形式で供された南インドマサラ料理は香り高く上質でございました)

当然旅の話に花が咲くのです。
来年すぐインドへと旅立ち北のヒマラヤから最南端のカニャクマリまで
聖地巡りの旅に出る友がいます。
と思うと来年2月にはアフリカ大陸エジプトのルクソールマラソンへ
しかもフルマラソンでエントリーという友がいます。
現在タイランド、バンコクで旅中という友もいました。
日本から比較的楽に行ける楽園を見つけたいと
近々東南アジアに調査旅、というのもいます・笑

ザック担いで自由に世界を旅するバックパッカー。
そんな旅スタイルは若者の特権、というのは間違いであり
誤解なのである、それを証明するように
会員たちはいまだ元気にバックパッカー旅を続けているのです。

ダバ・インディア2

2013年にインドでは世界最大の祭りとも言われている
クンブメーラがアラハバードにて開かれます。
アラハバードはガンジス川沐浴巡礼で知られるバラナシからバスで3時間ほど。
クンブメーラの祭りはサドゥや巡礼者であふれ返りそれはもうスゴイ光景である。
そんな話が会員からありました。
(クンブメーラの凄い写真いっぱいのページはこちら
 ここをクリック   こちらもクリック
 太朗窯のTARO様、勝手にリンク貼らせていただきました m(__)m )

それでは
「2013年の1月~2月、クンブメーラに合わせてバラナシで会いましょう!
 バラナシでガンガーを前にしつつ旅カレー会合宿ですかね~!」

とそんな希望的決意的約束を交わしつつ会員たちは
またそれぞれに散っていきました。

いつだって旅心に火を付けられてしまう集まりなのです。
そんな冬の旅カレー会でした (^o^)

(写真/LUMIX G1/G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6)

おべんとうを作ろう\(^O^)/ 

おべんとう1

今回は「子供のためのクラス」から、制作中作品の紹介です。
今、青山アトリエの小学生たちはおべんとうを作っているのです。
と言っても紙粘土工作で作るそれぞれの「夢のおべんとう」なのでございます。

掲載した絵はそんな「夢のおべんとう」の設計図いろいろ。
この設計図をもとにして紙粘土で型をつくって
型が固まったのちには、その食べ物そっくりに彩色をほどこします。
さいごに出来た具材をお好みサイズの弁当箱に詰めたところで完成です。

そんな制作の過程なのですが設計図の絵を見ているだけで楽しくなってきます。
みんなどんなおべんとうが食べたいか熱中の様子がうかがえますよね・笑

おべんとう2

やっぱりみんな食べるの大好きです。
あれも食べたい、これも食べたいと考えているうち
画面いっぱいに夢のメニューが広がっていきます。
メニューが増えすぎてこれじゃお弁当箱に入らないと気がついて
なにを減らしたらいいんだろうと考えます。
お弁当箱に詰める計画も大変です・笑

ていねいにじっくり進めますから工作としての完成はまだ先になりますが
完成したらまたお披露目しようと思います。
でもでも、ちょっとだけ進みの早い子の作品からお見せしましょうね
ほんの部分ですが、こちらです。

おべんとう3

アスパラガスのベーコン巻・おいしそうでしょ!・笑

みんな仲間達となにが食べたい、なにが好物と相談しながら大盛り上がり!
暮れの「子供のためのクラス」は活気の中に過ぎていきました。
みんなのおべんとう作り、完成は来年に持ち越されますが
またじっくりあわてず作り上げていきましょうね・(^o^)

さざえのデッサン 

さざえのデッサン

今回も「大人のためのクラス」からの作品紹介です。
鉛筆とねり消しゴムに画用紙、そしてモチーフ。
鉛筆デッサンに必要なモノはとてもシンプルです。

モチーフは見ての通りでさざえですね
とてもよく描けています。

デッサンの基本はよく観る、ということにつきます。
今までなにげなく見ていたモノたちでも
ちょっと待てよと、さらによく観てみるのです。
しかしよく観るのには少々根気も必要です
日常さざえ一つを数時間見続ける事なんてありませんものね。

モノを観る目は成長し変化をします
その人らしく変化をします。
いろいろなモノを注意深く観察し続けていると
その人らしい個性のある眼が育っていきます。
これがデッサンを描くひとつの効能です。

とても気持ちの入ったデッサンですね。
集中して目がショボショボになってしまったかもしれませんが
画面には充実したデッサンが残りました。

水彩で描かれた花 

シクラメン

今回も「大人のためのクラス」から、作品2点のご紹介。
どちらの作品も水をたっぷり含ませた筆で描いた水彩作品です。

この季節になると街角の花屋にはシクラメンが並びます。
この頃は品種も多く色とりどり、寒空の下人々の目を楽しませてくれています。
そんなシクラメンを画面いっぱいにたっぷりと描きました。
溜め塗りをほどこした花や葉にはにじみの表情が表れ複雑な質感表現になっています。
丹念に描かれたシクラメンには堂々とした生命力が溢れました。

2点目の作品、モチーフはススキです。
淡く空色絵の具をを流した背景にススキが立っています。

ススキ

秋にになるとにょっきり穂を出し風にたなびく姿を目にするススキですが
いざ描こうとするとなかなか難しいものです。
さらっと描いているように見えますがなかなかの観察眼
葉先やちょっとした色の違いなどよく描きわけられています。

じっくりかまえて経験と枚数を積んできたお二人の作品には
自然に出てくる個性とゆったりとした余裕が感じられます。

ハウトゥ(How to)攻略本全盛のこのご時世ですが
「絵の上達の早道は?」と問われれば「それはありません」と答えます。
絵画教室の先生がそう答えてはいけないのかもしれませんが
あせらず、あわてず、それぞれに合ったペースでじっくり取り組むことが肝要。
早道はありませんがインスタントではない経験と体感を重ねたのち
必ず自分らしさ溢るるいい絵がやって来るのです。

お知らせ・ブログ拍手不具合 

いつも青山アトリエのブログご覧下さっている皆様、ありがとうございます。
現在記事に拍手をいただいても画面に反映しない不具合が発生しているようです。

現在、FC2ブログ( http://blog.fc2.com/ )の
コミュニケーションツール「ブログ拍手」において
ブログ管理画面の拍手数とボタン上の拍手数が一致しない問題が発生しております。


とのことです、申し訳ありませんがもうしばらくお待ち下さい。
[ 2009/12/18 ] その他 | コメント(0)

屋久杉の作品 

作品 屋久杉

脱線記事が続いて久しぶりになりました青山アトリエ記事
今回は「大人のためのクラス」からの完成作品紹介です。

以前行かれた屋久島旅行を思い返しながら描かれた作品
うっそうとした森の中で見た屋久杉をモチーフとされました。

とても雰囲気のある作品です。
作者は重厚な木肌の質感をあらわしたいと納得いくまで
描いては押さえてを何度もくり返されていました。
見上げなおうっそうとした空気感、植物達の放つ湿度、木々の香り
大木の存在感など作者が現地でじっさいに感じられたことが
そのまま画面に込められているように思います。

技法的にはパネルに画用紙を張り込んで主に顔彩(水彩絵具)を
もちいて描かれたものです。
下地絵の具にこそざらつきのある水晶末や方解末など
日本画画材を使いましたが上塗り絵の具の方は水彩絵の具のみ。
それなのにどこか日本画画材である岩絵の具で描かれたような
含みのあるこなれた色合いに仕上がりました。

旅の思い出がたっぷり込められた作品
ぜひ飾って楽しんでくださいね。

伊豆旅・3 

富士山1

ワタシタチの骨休め伊豆小旅、続けてアップしてきましたが
今回の富士山ネタで終わりにいたしましょう。

山の好きずきは趣味志向、その好みはさまざまではありますが
ワタシは富士山、すごいお山だと思っています。
いつからか山を多く描くようになったこともあり各地山探訪をしておりますが
単独峰であり、八の字型の端正でたおやかな姿はやはり独特、印象に残ります。

富士山2

今回の小旅、そのねらいの1つは
今年まだじっくり見ることのなかった富士山をじっくり拝みたい、というもの。
横須賀の家を出発してすぐの早朝、そのプロジェクトさっそく始動です。
写真は三浦半島長者ヶにて。

実家を出て暮らし始めたその昔から
住み家だって旅なんだもんねっ、とばかり
テキトウに近場を点々と移り住んできたのですが
その住んだすべてのお家から、もしくはそのごく近辺には
ナイスなお気に入り富士山観望ポイントがありました。
いつだって富士山がごく身近にあったのです。

しかし現在のお家はとっても気に入っていながらも残念・・富士が望めません・・・
そうです、ワタシタチ富士饑餓状態なのでありマス。

富士山3

久しぶりの西湘バイパスを飛ばして、まずは箱根にある成川美術館へ向かいました。
美大時代の恩師である堀文子先生、中野嘉之先生の展示を見るためです。
成川美術館でのガラス越し展望ルームからの富士はとってもゴージャス。
赤い鳥居のアクセント、芦ノ湖越しの富士は絵はがき型富士展望ポイントの代表でしょう。

富士山4

西伊豆に入ると駿河湾越しに富士はいろいろな姿を見せてくれます。
写真は西伊豆筆頭の観光地堂ヶ島からさらに少し南下した雲見辺りからの富士。
西伊豆は夕日と寂れたローカル感がこたえられませんね。

そしてクライマックスは戸田や修善寺から程近いだるま山からの展望。
昭和14年(1939年)第二次世界大戦勃発の年
ニューヨーク万国博覧会にコニカ(現コニカミノルタ)の写真技師が
日本政府の依頼を受けてこの地からの大展望パノラマ写真
(縦8.2m、横32.7m)を展示しました。

ここの展望は富士を含んだ風景としてまぎれもなく第一級の眺めだと思います。
(下画像クリックにて大きくなった写真が見られます)
 ↓
富士山6

富士山、3776メーターの標高はもちろん日本一高い山となりますが
世界の高山から見るとさほどの標高でもありません。
しかしヒマラヤ、カラコルムで見た7000メーター超級の山々を
何度思い返し、記憶の中で比べてみても
富士山の持つ存在感はいっこうに霞むことなく、むしろ大きくなるようです。

作品ではごく小品で何点か描いているばかりの富士山。
今までに描き残された数々の富士作品、名作をかえりみると畏れ多いと思いつつも
いつかワタシも正面から立ち向かって描く時が来てほしい。
そんな願いもこもった富士であります。

ということでワタシタチの伊豆小旅
終わりはだるま山にて携帯イス並べての富士観望。
日が沈み、遠く沼津や三島の夜景が灯るまでずっと眺め続けました。
そして寒い寒い、こりゃ~タマランと車に戻ると
フタリともスッキリとした面持ちで帰路につきました・笑

(写真/E-520/E-300/SIGMA APO MACRO 150mm/ZD 70-300㎜/ZD 14-42mm)

[ 2009/12/14 ] | コメント(2)

伊豆旅・2 

天城1

伊豆というと3方を海に囲まれた半島ですので海のイメージがつよいのですが
じつは山深いところでもあります。
今回は「あ~ま~ぎ~~ごぉ~え~~」や「じょ~うれんのたきぃ~」の
石川さゆりの歌でもおなじみの天城の山、少しばかりですが歩いてみることにしました。
すぐ近くの浄蓮の滝にはどっちゃり観光バスが押し寄せていましたが
このあたりは歩く人も少なく静かです。

天城2

天城の山は江戸時代伐採禁止令がこの周辺に布かれたこともあってか
立派な杉やいい広葉樹が種類も多く茂っています。
そんな木々を見ているだけでも楽しいものです。
紅葉には少し遅れてしまいましたがまだ幾分楽しむことができました。

天城3

役目を終えた色とりどりの葉っぱを踏みながら歩きます。
水の豊かな土地です、苔があたりを渋い緑色に染め、藻植物類が地面を覆っています。
藻植物類や命をまっとうし積み重なった落ち葉は水の天然濾過装置のようです。

天城4

これから冬、一見命のとざされた世界に見えてきますが
ほら、あたらしい生命だってどんどんふきだして来ています。
森を見ているとなんでもかんでもが留まることなくグルグル循環。
死んでいくものあれば生まれるものあり、そのすべてが関わりあっているように見えます。

天城5

水の豊かな土地です、清流とはよく言ったものでその字の如しです。
日本国内を旅して思うこと、いろいろありますが
総じて清らかな水がどこも流れている、いつもそう感じます。
しかし世界中そうかというとまったくそうではありません
出かけたことのあるアジア各地やわずかばかりの欧州と比べてみても
それはきわめて希なことなのだ、と感じています。

天城6

清い水あり、そこには天城名物のワサビがどんどん育っています。
ワタシタチもワサビ数本と葉ワサビ一束をお土産にしました。
葉ワサビはすぐさま三杯酢漬けと醤油漬けになってピリリと辛い副菜に
また好物の蕎麦とそこに無くてはならないワサビ
それこそはサラリとした水を体現した清水の味がします。

天城7

ほどなく歩くと太郎杉という杉の木がありました。それはとても大きくいい木でした。
少しばかりの森散歩でしたが気持ちのいい時間でした。

(写真/E-520/SIGMA APO MACRO 150mm/ZD 14-42mm)
[ 2009/12/11 ] | コメント(0)

伊豆旅・1 

喚声台にて

骨休めの小旅から戻りました。
今回は軽く息抜きということで、近場である伊豆をぶらりとしてきました。
山あり海あり温泉ありバラエティに富んだ伊豆半島には
電車で自転車でバイクで車で、単独で仲間で大勢でと数多く出かけてきましたが
今回は相方といつもの車中泊2人旅、ひさかたぶりの伊豆でした。

喚声台にて2

たいてい雨にやられるワタシタチの旅ですが
今回は1日ザブザブ降られたもののあとは天気にも恵まれノンビリ出来ました。
きわめて海近に居をかまえているにもかかわらず制作引き籠もりのワタシタチ
ぼーーっと海を眺めるのも久しぶり・・・
あちこちでぼーーっと眺めた海はただただ光を受けてキラキラ光っていました。

喚声台にて3

写真は南伊豆の波勝崎から、波勝崎といえば野猿の楽園として知られているようですが
のら猿、野猿とはいやでも山と遭遇するインドを旅しているワタシタチにとっては
猿はハヌマーン(インドでの神様)そして現実の猿は凶暴かつ乱暴、怖い生物という認識
餌付けされて柵に囲まれ観光資源とされている猿達に興味はないのです。
伊豆は大観光地、古いタイプで過去の遺物となりつつある囲い込み観光施設も
いまだに多く注意が必要なのです・笑

喚声台にて4

洋画の巨匠、林武画伯が素晴らしい景色のあまり喚声をあげたとされ
「喚声台」と命名したとされるこの高台からの眺めはたしかに素晴らしかった。
ぼーーっとするに相応しいとてもいい場所でした。

しかし林武、立派な画家と思いますが、本当にここ画伯自身が名付けたのでしょうか?
各地に文豪や画伯が訪れたとされる名所が多々ありますが
なぜ人はそんないわれを喜ぶのか、さっぱりワタシにはワカリマセン。
故人の名声をうまいこと使う輩の影をいつも感じてしまうのです。

(写真/E-520/SIGMA APO MACRO 150mm)
[ 2009/12/08 ] | コメント(0)

そして骨休めへ 

皇帝ダリア1

先日の府中伊勢丹個展で我が家の年内予定された個展はすべて終了。
ずっとお互い交互にあった展覧会準備の制作で緊張感漂っていた空気もゆるみました。
今年と来年を分ける区切りになんの意味があるのか、といわれればそうなのですが
なんとなくこれで放っておいても来年が迎えられる、という安心感があるのデス・笑

皇帝ダリア2

と、ほっとして気が緩むと逃げ出したくなるワタシタチ、そう恒例の画室脱出です。
今回の画室脱出、そのねらい
その1、とにかくゆっくり休んで遊ぶこと
その2、今年はまだ富士山しっかり見ていないのでその姿を拝みたい
その3、夜空がちゃんと暗く街の灯りの届かぬ場所でじっくり星見をしたい
その4、できたら温泉で体を休めたい

今回もいつも通りの車中泊での気まま2人旅なのですが
あちこち見て回ろう!と気合いの入ったことはしたくないのと
正直かったるいので長距離移動はしたくはありません。

さてどこへ向かおうか~、と思案するも答えはすぐにありました。

西伊豆、南伊豆のどこかです、どこかまでしっかり決めると大変なのでそこはテキトウ。
のんびりしてスケール大きな景色が続き、夕日良く、海鮮も旨い
お気に入りの場所なのですがこのところご無沙汰していました。

皇帝ダリア3

箱根の成川美術館で大学の恩師である堀文子先生と中野嘉之先生それぞれの個展
開催されていますのでまずは美術館に立ち寄って作品の鑑賞です。
シーズンには渋滞の酷い伊豆半島ですが
このところのこの寒さ、車も少ないと期待します。

しかし出かけようとするといつだって天気が悪い・・・
富士見ポイント連なる西伊豆でありますが、この天気・・・
携帯イス広げて富士を眺めてノンビリというねらいは? じっくり星見というねらいも
はたして達成されるのでありましょうか?? 笑

(写真は先日金沢動物園に出かけたときに園内で咲きまくっていた皇帝ダリアです)
(写真/E-520/SIGMA APO MACRO 150mm)
[ 2009/12/04 ] | コメント(0)

写真展のお知らせ 

飯田浩一写真展

青山アトリエ生徒、そのお父さんである飯田浩一さんの写真展が開かれています。

会場 横浜/金沢文庫 カフェギャラリー ばおばぶ
   045-701-7516  横浜市金沢区金沢町66
   京急線金沢文庫駅から 称名寺方面徒歩5分

会期 11/28(土)PM ~ 12/13(日) 水曜休み

デジタル写真サイトの草分け的存在「横浜デジカメアルバム」
こちらのサイトもぜひのぞいてみてください。

(上記クリックで「横浜デジカメアルバム」へ、詳しい展覧会情報もあります)

デジタルカメラにたいへん造詣の深い飯田さんにはワタシも影響を受けております・笑
お近くにお出かけの際はどうかお立ち寄り下さい。
[ 2009/12/02 ] その他 | コメント(0)

青山アトリエで夕焼け 

夕日1

先日青山アトリエでいい夕日が見られました。
大気が不安定だったのでしょう
なんともいえない姿の雲が流れ、四方の空が紅に染まりました。
青山アトリエは5階建てのビル最上階ですので空がひときわ広く見えます。

海方面を見てみると八景島シーパラダイスの特徴的なピラミッド型の水族館が
そのアトラクションであるブルーフォールの鉄塔やジェットコースターなどが見渡せます。

反対の山側に振り返ってみると住宅地やマンションが立ち並んでいます。
また徒歩数分でダイエーや京急系大型店があったり
金沢八景や金沢文庫などの京急線の駅もこちらの方角です。

夕日2

もう一方の海側に目を向けてみましょう。
すぐ近くに早春には牡丹が美しく咲く龍華寺の屋根が見えます。
遠くには住友重機横須賀造船所のドックが見てとれます。
こちら方面の海は野島の堤防や住友ドック辺りなど釣り師を熱くさせるポイント
映画釣りバカ日誌でたびたび登場する釣り船屋さんの太田屋もこの方角になります。

夕日3

この日はこんな夕焼けです。
大人も子供も生徒さん達は制作の手を止めて視線は空へ
みんなで一緒に刻々と変わるその儚い色合いに見入ることになりました。

(写真/ E-520 /ZD35ミリマクロ)