伊豆旅・1 

喚声台にて

骨休めの小旅から戻りました。
今回は軽く息抜きということで、近場である伊豆をぶらりとしてきました。
山あり海あり温泉ありバラエティに富んだ伊豆半島には
電車で自転車でバイクで車で、単独で仲間で大勢でと数多く出かけてきましたが
今回は相方といつもの車中泊2人旅、ひさかたぶりの伊豆でした。

喚声台にて2

たいてい雨にやられるワタシタチの旅ですが
今回は1日ザブザブ降られたもののあとは天気にも恵まれノンビリ出来ました。
きわめて海近に居をかまえているにもかかわらず制作引き籠もりのワタシタチ
ぼーーっと海を眺めるのも久しぶり・・・
あちこちでぼーーっと眺めた海はただただ光を受けてキラキラ光っていました。

喚声台にて3

写真は南伊豆の波勝崎から、波勝崎といえば野猿の楽園として知られているようですが
のら猿、野猿とはいやでも山と遭遇するインドを旅しているワタシタチにとっては
猿はハヌマーン(インドでの神様)そして現実の猿は凶暴かつ乱暴、怖い生物という認識
餌付けされて柵に囲まれ観光資源とされている猿達に興味はないのです。
伊豆は大観光地、古いタイプで過去の遺物となりつつある囲い込み観光施設も
いまだに多く注意が必要なのです・笑

喚声台にて4

洋画の巨匠、林武画伯が素晴らしい景色のあまり喚声をあげたとされ
「喚声台」と命名したとされるこの高台からの眺めはたしかに素晴らしかった。
ぼーーっとするに相応しいとてもいい場所でした。

しかし林武、立派な画家と思いますが、本当にここ画伯自身が名付けたのでしょうか?
各地に文豪や画伯が訪れたとされる名所が多々ありますが
なぜ人はそんないわれを喜ぶのか、さっぱりワタシにはワカリマセン。
故人の名声をうまいこと使う輩の影をいつも感じてしまうのです。

(写真/E-520/SIGMA APO MACRO 150mm)
[ 2009/12/08 ] | コメント(0)