先生二人で取材旅中 

サバイディー

青山アトリエの2人の先生、今後の制作活動のため、取材の旅に出ています。
アトリエへのお問い合わせ、体験入学希望も先生不在のため出来なくなります m(__)m 
2月中旬(2月17日頃)から受け付け再開いたします。


今回はメコン川あたりの田舎を歩き、景色をさがしてみようと思います。
旅先からアクセス可能であればブログ更新チャレンジしてみます、たまに覗いてみてね。

取材旅に出ます 

バンコクの寝仏

いきなりですが写真はタイの首都バンコクに居られる大きな寝仏さんです。
そしてこれまたいきなりですが、ワタシタチ恒例の取材旅に出ることにしました。
旅をヤメることなく自分に栄養を与え続け、さらに描いていく所存でゴザイマス。

勝手に悠久と思っていたあのインドですら
西側経済社会に組み込まれていこうとする流れが確実そうに思えてしまう昨今。
中国巨大経済の急台頭で世界経済はさらに加速して行きそうにも思えます。

そんなにたくさん売り続けていかなければシアワセではないのか?
リッチはそれほどの目標になり得るのか?
ある一定以上の向上心、いや右肩上がりってそんなに大切なことなのか?
いったいなにか違うんじゃないのだろうか?

ということで今回は
資本主義経済、グローバル社会から遠いところ
売ることに熱心じゃない国、ということで行き先を探しました。
アメリカや先進ヨーロッパ諸国が見向きもしない国はいったいどこか?

近いところ、東南アジアにさっそく見つかりました。
ラオスです。

ラオス地図

「なんにもない、本当~になんにもないところだよ」
ラオスについてはこんなふうに旅人から聞かされていました。
「道が悪い、かなり悪い、相当悪い、移動は覚悟すべし」
なんて脅し話も以前ありました。
またメコンを旅する友人からは
「ラオスが外貨稼ぎに売れるものは水力発電の電気くらいです」
とも聞きました。

売るものがないのですから経済的に豊かな国でないことはたしかでしょう。
しかし不思議とラオスの悲惨な話は聞いたことがないのです。
それどころか
いいところだった~、田舎のなかの田舎だ、メコン川はやっぱりいい。
そして
「それなりにみんなしあわせに見えた・・・・・」
などと旅人から聞くのです。

さていったいどんなところなのでしょうか?
ワタシタチ初めてのラオスです。

しかし手にある航空チケットは隣国タイのバンコクまでの往復券。
まずは10年以上ぶりのバンコクに降り立ち陸路北上ラオスをめざします。

(写真/Nikon F4 プリントからスキャン)

さらに初描き花スケッチ 

中高生クラスストック

前回、前々回に引き続きお花のスケッチの紹介です。
今年の初描きということで生徒さん全員の作品をお見せしようと思ったのですが
作品の撮影とりこぼしが結構見つかってしまって断念・・・m(__)m
ということで最後に各クラス1枚ずつの紹介で初描き記事を終わろうと思います。
スケッチはすべてアトリエ1日の時間(3時間)で描かれました。

はじめの一枚は「中高生のためのクラス」から、中学生描く彩色スケッチです。
しっかりした基礎デッサン力を感じさせる作品ですね。
渋めに合わせた色調も美しく、さらっと描きながら完成度も上がりました。
一年と少し前アトリエに通い始めた頃の作品と比べてみてください
ビックリするほど上達していますよ。

次の作品は「子供のためのクラス」からのスケッチです。

子供クラスストック

小学生でもここまでしっかりしたスケッチが描けるんですね、びっくりです。
よく観てよく観て、じっくり線で描いていきました。
誠実でうそがない観察眼、絵にたっぷりと大きさが感じられるのも良いですね。
これから先どんな絵を描くようになるのでしょうか、楽しみにしています!

次は「大人のためのクラス」からのスケッチ、水仙を描きました。

大人クラス水仙

水仙をカタマリでとらえて描かれました。
葉を束として観て、和水仙、八重水仙の白い花でリズムを出しています。
その狙いによって結果とても面白い動きが出ました。
額縁に入れたらかっこいいドローイング作品になってしまいそうです。

ということで恒例花のスケッチから今年もはじまった青山アトリエ。
またじっくりあわてず、そして楽しく、マイペースで。
今描ける自分ならではの作品を生み出していきましょう!

初描き・子供クラスから 

花の絵・子供クラス

前回の記事から引き続き初描きお花のスケッチ
今回は「子供のためのクラス」からの作品紹介です。

まずはたくさん種類のならぶ花たちから描きたい種類をえらびます。
とにかく描く対象をよく観て描こう、これのみがこの絵の条件です。

それぞれの花の特徴をよくよく観察します。
どの花の香りが強いのか、それぞれの花の匂いもクンクンかいじゃいます。
こまかな観察と描写には少々忍耐も必要
じれじれしてもそこはグッとこらえて観ることを続けます。

お花相手で1日かぎりのスケッチです。
アトリエの時間内でしっかり完成させることが目的じゃありません。
どれだけものと対峙したか、お花を感じつつ集中できたか
そんな痕跡が画面に残るような過程が大事なのです。

じっくり自分のペースで描いていけばいいのですね。
子供のためのクラスは次回からまた工作の続きになります。
それぞれの「夢のおべんとう」
美味しそうにしっかり仕上げていきましょう。

初描き 

初描き1

青山アトリエの今年初描き、初描きは毎年恒例で花のスケッチを描きます。
アトリエはいろいろな花の香りでいっぱいです。

昨日のスケッチからいくつかをご紹介
作例は「中高生、大人のためのクラス」からになります。

今回はじめてお花を描く生徒さんも数名おりましたが
熟練者もまだ数枚の方でも描くための大切なキーワードは変わりません。
「新鮮な気持ちでよく観て描く」ことです。
「7観て3描く」
「ジーッとよく観て、なるほど~と感じつつ描くのです」

慌てて急いでも「もうわかっている」と過信してもイケマセン。
どんなに描き慣れてきても、いつだって初心に還ることが大事です。

さあ今年もここから始めてまいりましょう!

金環食 

金環食

金環食、ご存知ですか?
太陽が指輪のリングのごとく輝く日食の一種ですね。

北京に赴任中の旅仲間からメールをもらいました。
1月15日、金環食、中国でのベスト観望スポットは雲南省大理とあります。
メールには「人民網日本語版」の記事も張られていました。

リンク先の人民網記事にある「千年に一度の金環食」というフレーズは
例によって中国一流のなんでも千年単位、というジョークのようにも見えますが
それにしても金環食・・・いいなぁ~、、、しかも雲南の大理かぁ。

雲南省は少数民族の暮らす土地。
雲南は中国といってもベトナム、ラオス、ビルマ、チベットなどと国境を有し
民族色きわめて豊かかつ風光明媚、のどかな時間がのこる場所です。
中国茶の高名な産地であり、日本人大好きな松茸の凄~い産地でもあります。
そんな雲南、大理は歴史上の中心的存在、とってもいい所なんです。
大理(ダーリー)で金環食眺められたらどんなに良かっただろうなぁ~

と、話はくるりんと変わって
ドリカム(DREAMS COME TRUE)の「時間旅行」という曲で
「2012年の金環食まで待ってるから太陽のリングをちょうだいね」
なんて感じで歌われてもいたりして・笑  
すでにご存知の方も多いかもしれませんが
2012年5月21日にはこの金環食が日本でも観られるのです \(^O^)/

しかもこの金環食、太平洋側の広い範囲で観られる上に
ワタシタチの住んでいる地域でほぼ完璧な真円金環食となります (@_@;)
こりゃ~世界中から日食マニア達が
横浜や東京に押し寄せるかもしれませんよね・笑

その次の日本から観ることの出来る金環食になると
北海道で見られる2030年まで見ることができません。
ああ、いやがおうにも期待は大きくふくらんでいくのです。

(今回の画像は借り物です m(__)m )
[ 2010/01/15 ] 自然全般 | コメント(0)

先生をかこんで 

同窓展1

前回の記事で紹介しました「第4回・多摩美術大学日本画科・堀文子教室同窓展」
がはじまりました。1975年卒から1987年卒の面々が集う展覧会です。

堀文子先生、今年も会場の柴田悦子画廊までかけつけて下さいました。
先生がかつての学生達が描いた作品を前に一点ずつお話をくださっている間
徐々にみな過去の多摩美日本画科時代にタイムスリップしていくのです。

同窓展2

久保田の萬壽が豪勢に振る舞われ
乾杯を合図に展覧会場は先生をかこんで新年会の様相へ。

当時から堀文子教室では宴は欠かせないセットなのであります。
学生時分からこの宴において本当にいろいろな事を伝えていただきました。
どんなことを?
と書こうとしても多すぎて、また大切なものですから
ワタシの筆力ではとても書き伝えられるはずもないのです。

同窓展3

人生のひとつのかたちを変わることなくずっと伝えて下さる先生です。

数ある展覧会の中でもこんなあたたかな心のつながりを感じさせる
会はそうあるものではありません。
いまさらながらあの時代の多摩美日本画でいられてよかったなぁ~、と
なによりやっぱり絵はいい、こんな世界はなかなか無いな。
あらためてそんなふうに感じさせてくれる会なのであります。

(写真/LUMIX G1/G VARIO 14-45mm)
[ 2010/01/12 ] 絵描き関連 | コメント(0)

今年も年はじめの展覧会 

堀文子教室展1

昨年も年が明けてすぐの展覧会として告知しました
「堀文子教室同窓展」 今年も開催されます。

「第4回・多摩美術大学日本画科・堀文子教室同窓展」
会期は1月10日(日)から1月17日(日)まで
会場は「柴田悦子画廊」東京都中央区銀座1-5-1第3太陽ビル2F

美術大学在学中、堀文子先生に作品を見ていただいていました面々。
そんな世代をこえた作家が集う展覧会となっています。
それぞれ小品1点ずつの展示となります。

堀文子教室展2

先だっても箱根成川美術館で開かれていた先生の展示に行って来ました。
長年に渡ってひとつところに留まらず
完成した画風を型として守ることなく
常に新しいものに挑んでいく
変わることのない先生の姿勢に感銘を受けました。

お近くにお越しの際はどうかご覧下さい。
[ 2010/01/09 ] 絵描き関連 | コメント(0)

イエメンで代表戦 

イエメン地図

今日は我らが日本代表、アジア杯最終予選があります(サッカーのお話しです・笑)
華々しくWカップイヤー開幕! と言いたいところですが
今日の日本代表戦はとうとうテレビ放映からも見放され・・・
ご存知の方もごく僅かといった感じでしょうか。

ところがテレビ屋さん、試合の放映は無視するくせにですよ
ニュースではやたら日本代表そして開催地イエメンが映し出されています。
それは他でもなく試合の行われる「イエメン」という国が
「アル・カーイダがイエメンを拠点に地域をまたいでテロ攻撃を仕掛けている」
などとアメリカオバマやクリントンが力の限り世界に配信しているわけでして
そんな危険きわまりない国で試合が行われるのですから
ニュース連発も当然な事なのでしょう???

「日本代表のイエメン戦、過去最大規模の厳重警備に」
日本の各種メディアもかなりエキセントリックに過剰なほどに伝えています。

はてさて、またこれは本当なのでしょうか?

ワタシが旅人から聞いたイエメンはこんな感じです。
「幸福のアラビア」「イスラムの中世が残る地」「驚愕、日干しレンガのビル群」
「人々は陽気で親切」「旅好きにとって残されたパラダイス」

石油産出によって裕福な国が多いイスラム圏にあって
石油を持たないイエメン、経済的には間違いなく下位ランクでしょう。
しかしそのおかげで他イスラム国の多くが高層ビルが立ち並んでいく中
昔ながらのゆったりしたリズムでの暮らしを維持しているといいます。
スローライフなんていう商売用語では表すことの出来ない
決して経済指数でも表現できない「幸せへのヒント」がある国。
そんなふうに想像しているのです。

イエメンから戻った友人も「いい旅だった」と話し聞かせてくれます。
それどころかマスメディアに頼らない経験派バックパッカー達の話でも
「イエメンはいい」「いいところだ」「行かねばなるまい」
とまことしやかに囁かれています。
そうなのです、バックパッカー達にはもうずいぶん前から
イエメンブームが到来しているのです。
ワタシタチだっていつかはイエメンと気勢を上げるのも当然なのデス・笑

今はインターネットの時代
トコロ変われば見方も変わるで色々な発言が飛び交います。
立ち位置変わればイエメン情勢だって
普段目にしているテレビや新聞の言っている事とずいぶん変わってきます。

リンク記事1 リンク記事2
上のリンク記事は愛読しているサッカー記者宇都宮徹壱さんのイエメンレポート
「現地の情勢に報道されているような緊迫感はなく、報道自体に温度差を感じる」
そんなふうに伝えています。

とにかく昨年末から「テロとの戦い」その意義と確認をくり返すアメリカ。
偉大なるノーベル平和賞受賞大統領も平和のために爆弾を落とし続けつつ必死。
日本の報道も相変わらず素直な後追い広報係に徹して叫び続けています。

この世界のシナリオがアフガニスタンに現在行っているように
イエメンに爆弾を落とすところまで続いているのだとしたら・・・
絶対に許せません。

ワタシタチだっていつかはイエメンへの旅なのです。

(ワタシが旅で目指した桃源郷カブール、アフガニスタンへの入国は
 かつてはソビエト、現在はアメリカの戦争によって阻まれています)


この記事をアップ後代表戦終了・スコア3対2、勝ちました。
ついに平山相太大爆発!素晴らしい!
日本代表デビュー戦でのハットトリック(3得点)は80年ぶりだそうです。
この頃は滅多に見なくなったテレビですが、この試合は見たかったなぁ~ (-_-;)

[ 2010/01/06 ] 日常 | コメント(0)

年はじめ完了 

諏訪神社

年が明けて
夜型のワタシタチよろしく静まりかえった至近の諏訪神社にお参りをすませ
はたまた年始のご挨拶に出向きつつ
3日は長年恒例、意地でも何もするまいと完全寝正月・笑

観音崎漁船

4日は起き出して浦賀水道を行き交う外国航路船でも眺めに行こうと
近くの観音崎までノソノソ出かけみるもお正月のせいなのでしょうか
釣り人を乗せた乗り合い漁船が行き交うばかり・・・

久里浜火力発電所

子供の頃から大きな3本煙突で印象に残っている
久里浜火力発電所が夕のシルエットに浮かぶまでふらり散歩をしつつ
画室カンズメ暮らしのフタリには珍しく軽く一杯外のお店で酌み交わし
ワタシタチなりに慌ただしかった年末年始プロジェクトもすべて完了!

さあ明日から、ワタシタチだって仕事始めです >^_^<

(写真/E-520/SIGMA APO MACRO 150mm/LUMIX G1/G VARIO 14-45mm)
[ 2010/01/04 ] 日常 | コメント(0)

今年もよろしくおねがいします 

スイセン

あけましておめでとうございます。

脱線がち、ときたまなんのブログか判らなくなる
絵画教室「青山アトリエ」のブログですが
今年もどうぞよろしくおねがいします m(__)m

当ブログも変わらず気張らず頑張らず更新続けていこうと思っています。
アトリエの話題から外れてたびたび脱線も変わらずやとは思いますが
今後もどうぞお付き合い下さいませ。

庭の水仙が本格的に開き始めました、摘んだ花束の香りが家中に漂います。
青山アトリエの新年初描きも毎年恒例、切り出した水仙ほか花を描きます。
昨年描いた作品とどう変わったか見比べてみるのも楽しいですね。
また今年も変わらずじっくりと制作をすすめて参りましょう。

(写真/E-520/SIGMA APO MACRO 150mm)