プチ浦賀散歩 

浦賀ドック1

相方の展覧会までの締め切り期日もすでに見えてきて
我が家での制作引きこもり度数は日に日にさらに増すばかり・・・
そんな中ちょいと用事があっての外出
青山アトリエと食材買い出し以外で出かけるのは久しぶり・・・(^O^)

写真は浦賀ドック
明治32年完成のレンガ積みドック、全長178m幅21m深さ11mの偉容をさらしています。
世界に4か所にしか現存していないレンガ積みドライドックのうちのひとつでもあります。

浦賀ドック2

その役目を終えて取り外された巨大なクレーンの腕部分が横たわります。
浦賀造船の歴史は古くペリー来航時分までさかのぼることになります。
一世紀以上にわたって約1000隻にのぼる艦船をつくり続けてきた浦賀のドックも
2003年の完全閉鎖で幕を閉じます、そして今では静かな廃虚。

浦賀ドック3

朽ち果てようとしている巨大な建造物は鉄、錆、レンガ、コンクリートなどが
いくつかの時代を経て今に至ったリアルな物質の集合体。
アンティークなどというお洒落語では到底おさまらない質感の嵐。

景気のいい時分でしたらすぐに土地屋(不動産)と建屋(土建建築)が見逃すはずもなく
一気に更地化してマンション、ショッピングセンター、アミューズメントパーク等々が
立ち並んだ事でしょうがいまの景気状態ではその心配もなさそうです。

浦賀1

少し浦賀の路地を歩いてみました、ローカル好きにはこたえられない雰囲気が続きます。
江戸時代から海洋海運国としての日本をリードしてきた浦賀はその役目を終え
今では静かな海辺の町、浦賀の渡し舟が似合う田舎町なのです。

浦賀2

年に何回か浦賀ドックの一般公開があるそうなのですがワタシはいまだ未体験。
今回は閉鎖的にめぐらされた柵によじ登りながらのドック鑑賞となりました・・・
こっそりちょっと潜入を試みるも管理のおじさんに叱られて断念・笑

一度開放日に訪れて間近でその遺構の質感を間近で味わってみたいと思いました。
そして「突き抜けたような青空と蝉の声が似あう場所だよなぁ~」
そう決めつけてその場を後にしました。

(今回の写真はクリックで少々大きく見る事ができます。)
(写真/LUMIX G1/G VARIO 14-45mm)
[ 2010/04/27 ] 日常 | コメント(0)