W杯・悔しそうな日本代表(時事通信)6/30 2:36から画像引用2010年W杯、日本代表終戦しました。 いやいや血がたぎり熱くなりました、これぞ祭りです、頑張った選手達に感謝です。 決勝トーナメントの試合としては完全に凡戦。 されど内容のある記憶に残るとても濃い凡戦でした。 対戦したパラグアイはW杯1930年初回大会から出場する南米の古豪。 それが80年後、8度目のW杯挑戦でついに悲願のベスト8を勝ち取りました。 日本サッカー界もそんな歴史から見たらまだまだヒヨッコなのです。 W杯前の日本サッカーに対する国内の盛り下がりようったらありませんでした。 それがあっという間にこの盛り上がりなのです。 フタを開けてみたら予想をはるかに上回ったその結果に日本は躁状態。 渋谷騒然「ニッポン」コール(スポニチアネックス)6/30 13:01から引用当初の盛り下がりぶりに多くの人が当然のように予想していた グループリーグ3戦全敗即終了だったなら 日本サッカー界はまたあの忌まわしい長く沈んだ暗黒時代に突入だな・・・と 思っていただけに、今回の選手達の頑張りは日本のサッカー界を救ったとも言えそうです。 (暗黒時代・1968年メキシコ五輪銅メダル以降~1993年Jリーグ発足まで) しかし大切なのはこれから。 すでにマスコミはなんの根拠か岡田監督を「名将」呼ばわりしていますし 新聞、テレビと「よくやった、感動をありがとう」一色ただただ連呼・・・ 日本サッカー協会もすべて上手くいったようなご満悦加減です。 長年サッカー協会の無能ぶりをずっと見てきたワタシは心配なのです・・・ マスコミのお調子者ぶり、その場かぎりのイイカゲンぶりが心配なのです・・・ 良かった事ばかりに流されて問題点が多々あった事など忘れ去られそうです。 いまこそ兜の緒を締めて、今後の日本サッカーの展開について 反省と検討の上、まっとうに進めていただきたい。そう強く思います。 とはいえW杯はこれからが佳境、強豪国達の一発勝負が始まります。 スペインにブラジル、アルゼンチンにオランダ、ドイツと凄い顔ぶれです。 4年に一度の我が家でも最大のお祭りW杯、まだまだ終わりません。 今日と明日はやっと試合がお休み、久しぶりの心穏やかな時間です 展覧会の作品引き渡し期限も迫っています、さあ心して筆を持ちましょう・笑
 「中高生のためのクラス」からの作品紹介で「ミクロの図」 青山アトリエホームページ「新作ピックアップ」コーナーに掲載しました。 〔 「新作ピックアップコーナー」左青字クリックか上の画像クリックでお願いします〕 今回は小学生クラスから上がったばかりのピッカピカ中学1年生男子の作品です。 ミクロの世界を力強く表現した作品 よく描けていますよ。ぜひご覧になってみてください m(_ _)m これからも横浜市金沢区の絵画教室「青山アトリエ」にて そこで生まれてくる作品やその活動ぶりをいろいろな形で紹介していきます。
先日の奥日光景色を描こう、とよくばってしまった新作・・・仕上がるのか!?個展の会期が近づいています、制作も最佳境です。 相方の展覧会が続いたのちすっかり立場は入れ替わり 今度はワタシが完全画室籠もりの日々なのです。 季節は梅雨、雨降り続きですから画室からの逃げ場である 庭や近くのフィールドへカメラ片手の観察もままなりません・・・ まあ会期前の仕上げ時期ですから丁度いいのです ひたすら描くのです、アタリマエノことです (`皿´) しかし問題がひとつ W杯(サッカーワールドカップ2010)が開催中なのです ヽ(^O^)ノ 30数年見続けてきたW杯 もはやワタシの中では単なる娯楽にとどまらず 生きる中での大切な祭りとの位置づけ・・・(チョット大げさかな?) ですから何があっても、ハズセナイ行事なのです。 日本代表戦への気合いを入れた観戦はもちろんですが 他国の試合も同様に観戦しないわけにはいきません。 むしろ対戦カードによってはその興味が代表戦を上回ることもあります。 ハプニングのように最高の内容になることもままあります よって基本地上波で放映される試合はすべて観ることにしているのです。 完成された一期一会のパーフェクトで芸術的な試合を目撃することもあります。 世界各国のお国柄や個性、多様性をありのまま確認できる大切な場でもあります。 見逃せないのです・・・ナニガアッテモ・・・ しかし今は個展前・・・制作は最佳境 急に絵が早く描けるようになるワケはありません・・・ 変わらず時間はかかります・・・ 睡眠時間を削るしかないのです。 W杯開幕からずっとこの調子、長丁場ですからだいぶキツクなってきました・笑 W杯決勝戦の7月11日(日)にはすでに会期中 しかも同日に参議院選挙という世の中大騒ぎ2本立てという ワケノワカラナイ時期の個展となった様ですが あと少し、気合いを入れて筆を持とうと思います (`皿´)
 今回は工作、みんなで切ったり張ったり描いたり、なにを作っているのでしょう? 完成しました!フリスビーです。  出来上がったオリジナルフリスビー、さっそく飛ばしてみます。 意外とよく飛ぶんですね、これが。  それにしても元気です・笑 エネルギーに満ちあふれています。 何度もくり返し投げては歓声があがります。  ここは青山アトリエすぐ裏手にある遊歩道 こんなちょっとした車の入らないゆとりスペースがあればすぐ遊び場になります。 金沢区もなかなかやるな、といったところです。  今回は「子供のためのクラス」から工作制作風景をお伝えしました。 紙皿を使って、切れ込みを入れたり、色テープで飾ったり、自由に描いたりで 作ったオリジナルフリスビー、出来たら外で遊びました。 みんなでアトリエから出てブンブン投げて楽しかったし 遊びだって美術の大事な一部なんですね、またやりましょう・笑
 「中高生のためのクラス」からの作品紹介で自画像。 青山アトリエホームページ「新作ピックアップ」コーナーに掲載しました。 〔 「新作ピックアップコーナー」左青字クリックか上の画像クリックでお願いします〕 自画像、よく描けていますよ。ぜひご覧になってみてください m(_ _)m これからも横浜市金沢区の絵画教室「青山アトリエ」にて そこで生まれてくる作品やその活動ぶりをいろいろな形で紹介して行きます。
 本家青山アトリエホームページに「新作ピックアップコーナー」を新設いたしました。 本家ホームページ、今年5月にリニューアルオープンしてから 手を加えることなく今に至りますが、ボチボチ手を加えていきたいと思います <(_ _)> ピックアップコーナー1枚目の作品紹介は「大人のためのクラス」から 孔雀をモチーフにして、日本画の絵の具を下地に使って描いた力作を載せました。 拡大表示も出来るようにしてみました、これで作品の質感まで見られるかと思います。 どうかぜひご覧になってみて下さい。 〔 「新作ピックアップコーナー」左青字クリックか 上の画像クリックでお願いします〕 これからも横浜市金沢区の絵画教室「青山アトリエ」から 生まれてくる作品やその活動をいろいろな形で紹介して行きたいと思います。 今後ともどうぞよろしくお願いします m(_ _)m
 天幕で過ごした自然豊かな奥日光の山を下り 日光東照宮辺りでたまにはしっかり観光、なんて思ったものの 想像を上回る観光客の多さと観光地特有の騒々しさからすぐに逃げ出し 宇都宮の名物として定着した餃子でも食べていこうか、との案も やっぱり騒々しい街は嫌よと却下して・・・たどり着いたのは茂木という町。 ツインリンクもてぎというサーキットこそあるものの、普通の田舎町です。 道の駅もてぎにて勝手知ったる車中泊、目覚めてみると辺りはお花でいっぱいでした。  単線一両のかわいいローカル線(真岡線)がすぐそばを走る道の駅。 土日祭日には観光蒸気機関車も走るそうでその時には賑わうそうなのですが この日は平日、地元の方々が野菜を買いに来たり遠足の小学生が和んでいたり アイスクリーム片手に井戸端会議に忙しいおばあちゃん達だったり、実にのどかです。 はじめての土地です、とりあえず茂木駅まで行ってみると駅前には大きな木が一本。  駅舎をのぞき込んでみると地元のおばちゃん達から声がかかります。 「どこから来たの~、お茶でもいかが」 黒豆茶やヨモギ茶など土地で飲まれているお茶とお菓子を頂きつつしばしの談笑。 土地の見どころをいろいろ教わって「また来ますね~」と席を立ちます。 おばあちゃんお手製の梅干しも手土産に頂いて、こりゃぁ~和むなぁ~。 お昼時に道の駅で日光浴しつつボンヤリしていると 目の前で併設されたおそば屋さんに続々と地元民が吸い込まれていきます・・・  これはアナドレナイのかも、とワタシタチもあとに続きます。 店に入ってみるとなんと満席なのでした。 手臼挽き地粉、手打ちそばとありました、期待が膨らみます・笑 栃木の蕎麦食い御用達の「ニラ蕎麦」を頂きました。 「旨い!!」清水を食べるような爽やかな蕎麦にニラの甘味が絡みます。 道の駅の産直野菜売り場では元気に育って旨そうな、しかも安い野菜が並びますが そこで目を引くのが苺、イチゴ、いちご。 栃木といえば「とちおとめ」そう苺の産地ですね。 朝取り苺が生産者の軽トラから運ばれては売り場に並んでいきます。   一箱300円~だったり、粒の良いものでも一パック150円~だったりで 目を疑うほどの安さです。ドカッとまとめ買いして苺ジャムでも作りたい所なのですが 日持ちのしない苺ですから断念・・・して買った分だけ口に放り込みます )^o^( 「美味い!!」甘~く上品な酸味が口中に広がります。 美味しくて姿もよくしかも安いのです、あ~ほんと和みます・笑 茂木から少しクルマを走らせると陶芸の里益子があります。  益子に入ると巨大なポンポコたぬきがお出迎えです。 この気取りの無い真性田舎加減がコタエラレマセン・笑 益子でも陶器市の期間はたいへん賑わうそうなのですが今日はただの平日 人もまばらの中、散歩がてら陶器を軽く見て回ります。 茂木駅で地元おばさんに教えてもらった茂木の元城趾、城山公園に上ってみます。 山間川沿いに開けた茂木、その小さな町が一望出来ました。  自称田舎マニアのワタシタチも大満足。 企業協賛の一大イベントや大リゾート開発や観光地集中型の旅のカタチも もうこの時代、そろそろ終わろうとしています。 これからはこの茂木のような実のある各地の田舎が日本の財産です。 そんな時代に入りつつあるように思うのです。 日光東照宮でこの旅を終わらせずここまで来て本当に良かった そんなことを思いつつ帰路につきました・笑 (写真/LUMIX G1/G VARIO 14-45mm)
いわずもがなの三猿「見ざる聞かざる言わざる」ですな奥日光には幾度となく訪れ、様々な季節の自然を楽しませてもらってきましたが いつだって観光名所にほとんど興味がわかないワタシですので かの有名な日光東照宮に行ったのはそれこそ小学生の修学旅行1度きりのみ。 日光といえば東照宮、天下の世界遺産指定でさらにハクがついた様子。 今見たらどう映るのだろうか、そんな興味から奥日光の山を下り出かけてみました。 さすがは天下の東照宮、すさまじい人の波、団体個人外国人近隣遠方さまざまですが すでに入場口で圧倒されているワタシタチなのです。 かの有名な陽明門、1日中ながめていても飽きないので-日暮らし門-とも呼ばれる東照宮、江戸時代を形作った徳川家康を神格化し東照大権現として祀る神社ですな。 さて入場しましょうね・・・拝観料1300円・・・たっ高い。 東照宮と日光二荒山神社と輪王寺の近隣3寺社抱き合わせ入館料のようです。 (二社一寺共通拝観券1000円+窓口で勝手に付けてくれた宝仏殿代300円) すでにこの時点で--これは怪しい--とワタシタチ怪訝顔 どうも違った期待が膨らんできます・笑 陽明門細部です、素晴らしい彫刻。他にも技巧彫刻が各所ちりばめられています徳川の威光というだけあって贅と技巧を凝らした建造物が立ち並びます。 世界中どの時代でも権力者がはげしく見栄っ張りで派手好きというのは世の常 ご多分に漏れず大上段から金銀を多用した精細な彫刻群が威光を振りかざしてきます。 きっと徳川の偉大さを永遠に遺憾なく伝えることが使命なのでしょう。 社内各所で御利益グッズ販売、ドンドン売れてマス3寺社廻り、順路をたどるとポイントポイントの見どころには 宮司や巫女や坊さんらしき姿をした方々が待ち構え、解説が入ります。 おお~、またこれは親切な。と聞いていると・・・ 毎度必ず終わりには商売がはじまるのです。 「霊験あらたかな~」で切り出し「ここでしか手に入らない」が決め文句 「1年で返さなくてもいいんですよ、こちらは特別です、一生使えるんです」 などと皆さん同じような商売文句デス。 その先の狭い通路にはお札やお守り数珠など、グッズの並ぶお店が立ちふさがります。 そこでも宮司や巫女や坊さんの姿をした人が「御利益がぁ~」と声を張っています。 目の前で沢山の人がこの御利益グッズを購入していたのは言うまでもありません・・・ こんな感じのグッズ販売をいたるところで見ることが出来ます宗教というものは神道、仏教に限らずキリスト教、イスラム教、ヒンズー教も みなお布施や喜捨、寄進から成り立ち、経営をしています。 良いとか悪いとかではなく「そういうもの」ですからそれ自体驚くものではありません。 ただ程度の問題はあるかと思うのです、騙すのならばキレイに騙されたいものです。 ここ徳川の威光モニュメントではその集金システムが実にアカラサマ かえって宗教施設のあり方そのものが解りやすく見えてきます。 天下の見どころ「眠り猫」別料金500円ナリ入場料1300円もとっておきながら「眠り猫」を見るためにはさらに500円・・・ もうこの辺りで呆れて笑いが込み上げてくるワタシタチなのです。 この日々訪れてくるすさまじい数の人々からこれだけお金を徴収して いったいどれだけ儲かるのでしょう。 徳川埋蔵金はこんな所にもアリ、ということなのでしょうか。 「おふだは日本人の心」??いったい誰が決めたのよ奇妙なノボリがあちこちでハタメキ 意味深な天界だの人界だのと記した看板が目に付きます。 天界やら人界やらツッコミどころも見どころのひとつちょうど徳川三代将軍家光の像が特別公開されていました せっかくだからと見に行くとありがたき像の前にはドーンとさい銭箱が鎮座。 おさい銭放り込みつつ沢山の観光客が一心にお祈りをしていました。 いち将軍だった家光は天上界へ上りつめ神様になったようです。 いや家光がここ日光にこの威光モニュメントを作り上げなければ この辺りは静かなお山のままだったわけです。 それが今やこの繁盛ぶりなのですから神になった三代将軍家光 祈られて当然なのかもしれません。 世界各地の世界遺産、けっこう訪れるもイイ思いはあまり無し・・・宗教やその施設を批判するつもりは毛頭ありません。 それどころか旅を続ける間に 世界各地の宗教のあり方を眺め、宗教と密着した土地でも過ごし 人のある基準になる部分を宗教がはっきり示していることも体感しています。 先にも書きましたがどの宗教もお布施や喜捨、寄進から成り立ち経営をしています。 そういうものなのです、ここ東照宮はそのやり方がアカラサマなだけ。 基本的にどこの宗教施設、神社、仏閣、教会だってモスクだって チベットゴンパだって、ヒンズー寺院もみ~んなそのやり方は同じなのです。 下手におごそかに見せずにアカラサマである東照宮は とても分かりやすいカタチとも言えます。 インドの神聖な聖地マトゥラーでは 詐偽といえば詐偽のようなシステムが組み上げられて そのヒンズー集金グループに囲まれ喧嘩をしたこともありましたし 厳しい修行で名がとどろくヒマラヤ山中のチベット寺院ですらあり方は様々。 本物の気配を漂わす寺院もあれば、俗の匂いをプンプン感じる寺院もあるのです。 結局は相対する人の感性次第、各人の見きわめる目が試されているのです。 世界は玉石混淆、正邪混濁。信じるべきは自分の眼、若人は何を思う東照宮といえば修学旅行のメッカ、今回も沢山の学生達が来ていました。 これだけ運営システムがアカラサマならば 何人かの子供たちは気付くのではないでしょうか? 宗教にウブでやたらタブー視したがる日本です。 ありがたき宗教ですら正邪混濁であることを知らなくてはイケません これは逆説的になりますが、学生達にはいい経験となるのではないでしょうか? 久しぶりにどっぷり宗教のもつ毒気にあてられたワタシタチ ついさっきまでの山の清々した気分さえ吹き飛び、目もうつろ・・・ インド旅でもたびたび味わう混乱の頭痛が押しよせてきます・・・ ワタシタチはもう今後こちらへ入場することは無いかと思いますが・・・ 東照宮はあるイミ、ちょっと違ったイミでも必見!・・・オススメなのです。 ・帰宅してすぐにニュースがありました(下青字記事をリンク) 日光東照宮など申告漏れ=3社寺で総額5億円-駐車場収入や数珠販売・国税指摘 ああやっぱりなぁ~と笑ってテレビを見ているワタシタチだったのですが テレビにて解説する宗教評論家なる方が 「宗教法人の場合いろいろと線引きが微妙で・・困惑する寺社もあるのでは・・・」 とゴニョゴニョ歯切れ悪く口ごもっていました・笑 先に書いた通りこんな話は東照宮だけではないはず、そういうものなのだとお考えを。
 天幕小旅話、もう少し続けてみましょう。 奥日光のイイ所 森歩きをはじめ水辺、湿原、草原とバラエティに富んだ 山散策コースが張りめぐらされているので、気分にまかせてコースを選べること。 ここでは日の出前に毎日きまって朝靄目当てで赤沼や小田代辺りを歩きます。 ベースキャンプの菖蒲ヶ浜からもクルマを使ってほど近く便利です。 モヤモヤでボケボケの靄の中をてくてく進みます 日の出前はまだまだ寒い、外気温3度デス。  ワタシは朝靄、朝霧が大好物 なんでもない風景を水墨画にかえてくれるマジックです。 この時期の日の出前時間は早く4時起きはチト辛いものもありますが それでも楽しみで毎朝いそいそと出かけるのです。 まあそれは自然相手ですから毎日朝靄が出るわけでもありません 今回は1勝3敗、いい朝靄に会えたのは1度きりでした。  それでも楽しい朝散歩です。 今日朝靄に会えなければ明日はきっと出るかもな?と そう期待しながらエイッと滞在を延ばします。 このへん自由旅の気軽な所、海外旅でも国内旅でもスタイルは同じです。 同じ景色でも天候や季節や時間によって様々に見え方を変えてくれます。 いつも記憶に残る景色に会いたいと思いつつ旅をしています。 (写真/LUMIX DMC-G1/G VARIO 14-45mm E-520/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8)
 天幕小旅から戻ってきました。 近ごろは取材地移動のたやすさと装備の簡便さから国内旅は車中泊と決めていましたが 今回は森の空気をじっくり感じましょう、が目的ですから選んだ手段はテント泊。 ロケーション命で今回のベース地に決めたのは菖蒲ヶ浜キャンプ場。 栃木県奥日光は中禅寺湖畔にあるキャンプ場です。 関東圏でロケーションに優れたお気に入りの場所はいくつかすぐ候補に上がりました。 群馬県の野反湖畔、静岡県の達磨山、同じく静岡の大井川上流、福島県の檜原湖畔等々 今までの経験からいずれ劣らぬロケーション大王が並びましたが 今回は相方の「久しぶりに中禅寺湖に行こう\(^-^)/」とのヒトコトで決定・笑 (このあたり 長年敬愛する友人のブログでしっかり見抜かれていたようです・笑) 湖畔のテントサイトには手入れの行き届いた木々が立ち並びます。 画面左下に小っちゃく見えるのがワタシタチ数日間のお家。  このキャンプ場はオートキャンプ不可。 荷物を車止めからリヤカーに載せてせっせと運びます。 これがいいのですなぁ~~ 私のキライな巨大な荷物満載のファミリーキャンプ組を見かけません。 デッカイテントに巨大なタープ、台所ごと移動したかのような数々のキッチン装備 発電機を回し、お酒を飲んでみんなで大騒ぎ、果てはカラオケ・・・ そんな方々はここには居られません。 1人用から4人用程度、各人お気に入りの背の低い登山テントが並び それぞれ静かに火を焚き湯を沸かす今どき珍しいキャンプ場なのです。 こんな感じで野営装備を運ぶためのリヤカーが並びます。  久しぶりに張るテント、ダンロップV-300。 往年の高所登山にも耐える仕様、こちら実は20年も前に手に入れたテント まさかこんなに長く使うことになるとは思いもしなかったけどなぁ~ 当時購入するときでも高かったんだよなぁ~、たしか5万円強・・・だった。 随分迷ってエイッと手に入れたけど、あれからずっと どこに行っても頼りになるし、やっぱり流石だなと思う作りだし もうすでに愛着もタップリあるのでゴザイマス・笑 ここでは湖畔すぐの所にテントを張れるので水の音を聞きながら眠ります。  振り返ると奥日光の象徴にもなっている男体山が見えます。 早朝はいつも靄が立ちこめて風もなく、そんななか朝日を待ちます。 たまに水鳥がスーっと湖面を渡るだけ、音の無い時間です。 山の冷え込みの中、ゴリゴリ豆を挽いてコーヒーを入れます、イイ香りが漂います。  滞在中、朝は快晴、たいてい午後には雲が出てきてカミナリ雨 そして夕方にはサーっと明けて、日が差して、その後は星の夜。 そんな毎日のお天気リズム。 大粒のヒョウが降った時にはいくら山の天気といえど閉口しましたが 不安定な山天気のおかげでこんなステキな虹が出たりもします。  過去にあった中禅寺湖畔のもう一つのキャンプ場 伝説のバックパッカー御用達と言われた千手が浜キャンプ場は閉鎖されてしまいました。 しかしここ菖蒲ヶ浜キャンプ場もパッカーの使用率が高いと言われている場所。 やっぱり滞在中ザック担いだ白人バックパッカー達が隣にテント張ったりしてました・笑 パッカーを自認するワタシタチにはこんなことも嬉しかったりするのデス (^o^) (写真/LUMIX G1/G VARIO 14-45mm)
だいぶブログの更新、空いてしまいました。 ワタシタチまだ小旅に出たままなんです。 今回の取材旅は画室から離れられなかった春を取り戻そう そしてこのところ押入れで眠ったままのテントを使おう ということで出かけてみました。 久しぶりのテント泊、存分に森を感じられる場所は何処か? ベースキャンプ地としてナイスロケーションなのは何処か? そんな場所、今までの天泊経験からいくつか候補が上がるのですが さてどうする? ということでロケーション大賞候補に上がった数カ所から 今回は奥日光中禅寺湖湖畔を目指すことになりました。 そう距離も遠からず、ご無沙汰の地ということからなのでした。 例によってモグラのような画室での夜型生活から一変して 日の出前に起き出しては野を歩き回り、そしてまた探索する そんなきわめて健康的な日々を過ごしおりました。 山中では野と遊ぶに忙しく、電波の入りも悪いため ブログ記事の更新も諦め、ヤーメタ・笑 となっておりましたが 今は山を下りて来ましたので iPhone片手に文字入力というワケなのです。 しかしiPhoneのちっちゃい画面とキーボードでは どうにも筆が進みません・・・ということで 帰宅したのちまた写真を添えてお伝えしたいと思います。 とりあえず快晴あり豪雨カミナリあり 虹やヒョウにアラレに積雪とバラエティーにとんだ天候の中・笑 ひたすら眩しい新緑に囲まれ、シカやキツネに会い 遊ぶ数々の野鳥を眺めつつ、素晴らしい森を歩いたことを お伝えして今回は筆を置きます。 あと少しだけ栃木の田舎を味わって戻ります。
 たびたび旅に出なくては制作の動機をすぐに見失うワタシタチ・・・笑 例年山の残雪風景目指して黄金週間開けに取材とガス抜きを兼ね出かけるのですが 今年は相方の個展準備でそれも叶わず・・・ 今はワタシの制作進行が切迫していますが、ここはやっぱり出かけなくてはいけない! ということでちょっとの間、テントを持って山に入ります。 お問い合わせ、体験入学の申し込みなど返信が遅れますことご了承ください <(_ _)>
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