 湘南地方に住まう作家達の作品が集う展覧会「ヨコスカ空と海」展 横須賀さいか屋百貨店6階美術画廊にて開催中です。 昨日はその出品作家の懇親会、しかし台風は刻々と接近中・・・ 東海道線はすでに運行を見合わせ他の交通も軒並み不通混乱におちいっています・・・ それでも今展覧会出品者19名中会場には10名が顔を出し 丁度台風の最接近時間にあたった懇親会には作家7名と画商1名の8人が参加 いつも頑張り過ぎないタイプのメンバー達なのですが こういう時ばっかりは妙に気合いが入ってしまう様なのですね・笑 ワタシタチも台風接近をいいことに画廊モードのTPOをまったく無視して イッシッシ・笑 と登山服で身を固め完全防備台風仕様での会場入りです。 安居酒屋で、とのメンバー達リクエストに応えて 画商さんが選んで下さった懇親会場は 横須賀中央駅近く路地裏通りの「太田屋」でした。  まだまだ路地裏が面白い街横須賀、「とんかつ やなせ」のあるこの細い通りには 横須賀っ子が昔々から通うお店がいまだ立ち並んでいます。 そんな通りの見事な大衆居酒屋太田屋さんではみな湯豆腐からはじめるようです。 鯨ベーコンなんていうこの頃見かけなくなった肴も健在なのでした。  横須賀はB級が似合う街 正しい労働者階級の飲料「ホッピー」をいただきつつ 乾杯の合図から解散まで一切会話の途切れる様子もないのです。 20年どころか30年来おつき合いのある作家仲間達なのです。 ああでもない、こうでもないと クダラナイながらも濃ゆい話が延々続き、止まりません。 これだけ気のおけない仲間がいること自体、シアワセなのかもしれませんね。  宴も盛り上がったまま解散の声を聞く頃には台風も抜け切り 何事もなかったように作家面々はそれぞれ帰路についたのでした・笑 と、ワタシタチもほろ酔いです。 ワタシは次の展覧会までの期限も迫りどうあっても筆を持たねばいけない状況 ですがワタシお酒が入るともう筆は持つことが出来ないのです。 今日はもうダメだ、筆も持てないし・・・ で、調子に乗って太田屋さんすぐ並びの「うどん工房さぬき」に吸い込まれます。  ここは安くてほどよく旨く横須賀っ子でいつもいっぱいのうどん屋です。 いわゆる立ち食いに毛が生えたような店構え、気取らない横須賀にお似合いなのです。  カウンターに椅子がついたような狭いうどん屋なのですが ちょっと1杯の気の利いた品書きが並ぶところも横須賀の路地を感じさせます。 頼んだのは「ぶっかけダブルと蛸と紅生姜のかき揚げ」しめて410円なり 揚げたてのかき揚げにマヨネーズが添えてあるあたり B級好きにはすでに堪えられない筈です・笑  うどんもコシがあり旨いのですが妙に旨過ぎないあたりが丁度いい 少々食べ過ぎて胃もたれしそうですが、満足満足。 さあ明日からは正真正銘の制作引きこもりになります・・・待ったなしデス。
「ヨコスカ空と海」展 会場 横須賀さいか屋6階美術画廊 会期 10月27日(水)~11月2日(木) 最終日11月2日は午後3時閉場 web 横須賀さいか屋美術ギャラリー情報(さいか屋サイトへリンク)(写真/LUMIX DMC-GF1/G 20mm/F1.7)
 横須賀で開かれるグループ展「ヨコスカ空と海」の展示準備に出かけてきました。 出品作品を並べて色味や絵柄を見ながら並べ替え 高さや間隔を合わせて展示ワイヤーでつり下げたら照明の調整も忘れずに テキパキと手なれたものです。  今でこそ展示準備は画商さんや会場サイドにおまかせのメンバーも多いのですが その昔はみんな自前で展示をし場数をふんできました。 水平垂直、全体感の見きわめと美術系ならお手のものなのです。 ほどなくするとバッチリな会場設営に仕上がっていました。  フムフム、イイ感じです。 枚数を描いてきたメンバー達です、全体にしっとりとまとまりが出ています。 あとは大勢のお客様に観ていただけたらと思うばかりです
下の写真は展覧会会場6階美術画廊隣の「ロイヤルラウンジ(お客様サロン)」

会期中こちらでも青山浩之、青山美子の作品を展示しています。 もしご来場いただけましたらこちらの方もぜひご覧になってみて下さい
(さいか屋カードをお持ちの方はいいのですが会員制のサロンだそうなので 「作家の知り合いです、友人です」などなど ひと言いって入るのだそうです・・・メンドクサイですね・・・・)
「ヨコスカ空と海」展 会場 横須賀さいか屋6階美術画廊 会期 10月27日(水)~11月2日(木) 最終日11月2日は午後3時閉場 web 横須賀さいか屋美術ギャラリー情報(さいか屋サイトへリンク)
 横須賀でグループ展が開催されます。 青山浩之、青山美子も2点ずつの小品ですが出品いたします。 出品作家達は 青山浩之 青山美子 阿部千鶴 遠藤麻木子 及川みほ 加藤良造 加茂 博 斉藤佳代 斉藤典彦 佐藤直慈 新恵美佐子 鈴木 強 田尾憲司 武井好之 林 信夫 福井良佑 福井良宏 松谷千夏子 森栄二 の総勢19名 (50音順) 湘南界隈で変わらない姿勢でずっと制作を続けている作家達です。 「ヨコスカ空と海」展 会場 横須賀さいか屋6階美術画廊 会期 10月27日(水)~11月2日(木) 最終日11月2日は午後3時閉場 web 横須賀さいか屋美術ギャラリー情報(さいか屋サイトへリンク)どうかお近くへお越しの際はぜひお立ち寄り下さい (青山両名は29日(金)午後より在廊しています)

このまま旅記事やよもやま記事が続いてしまいそうな予感がします・・・ ひとつ青山アトリエ記事を入れておかねば・・・ そう、、、このブログは絵画教室のブログなのです・笑 ということでアトリエの近況です。 大人のためのクラスではそれぞれの基礎を見直そう、ということで 野菜や果物や器物の写生(デッサン、彩色画)を描く方が多くいました。  上は青山アトリエに入会してまだ日の浅い方の作品 白い金属製の水差しの形を取るのに苦心されていましたが なかなかどうしていい形になりました。 ホーロー製らしいツヤの質感まで感じられますよ、イイ感じです。 下はアトリエに通われて月日を重ね経験をつんで来た方の彩色写生  サラッと描きつつもいいリアル感が出ています。 枚数を描かれていますから描き所も適所に手が入ってイイ感じ。 色もこなれた表現です、きっと楽しく描かれた事と思います。 中高生のためのクラスは自由に好きな絵を描こうの制作にクローズアップ。  仕上がり間近の作品なのですがあともう少し、もうちょっとと いい絵になるよう筆を加え続けていました。 その気持ちが大切なのだと思います、そういう気持ちが入った作品は きっとなにかが変わってきます、満足出来るまで描いて下さい。 子供のためのクラスでは「夢のゆうえんち」というお題でのお絵描き。 低学年から高学年まで本当にそれぞれのアイディアあふれた絵が進行中です。  動物いっぱいだったり、コワイ館だったり、海の中だったり、お菓子だらけだったり もういろいろで楽しいのです。しっかり塗り込んで完成させていきましょう。 と、こんな感じでみんな元気に描いています (^o^)/
 プチ旅記の続き、10月初旬の小旅のお話 写真は南信伊那からの帰路、杖突峠からの茅野の夜景。 目的の月下美人も届けたし、お気に入りの村も散歩したし ちょっとはスッキリしたので帰ろう・・・描き途中の絵が待っている・・・ 今日はETC1000円割引の曜日でもない、道も空いている事だし 出来るだけ一般道で戻ろう・・・でもその前に昼間動き回って疲れたので シュラフにくるまりチョットだけ仮眠・・・・・のつもりが と、と、と・・・あっさり寝過ぎました・笑 まだ暗い中、寝ぼけまなこを擦りつつ天気を調べてみると 悪くはない・・・ よし、もう1日八ケ岳でも眺めて戻るか、、、そう決めて車を走らせてみる。 制作中の絵が並ぶ画室に戻らない、それだけで気分はUPなのです。 夜が明けてきて辺りが見えてきました・・・白い、真っ白、、、ガスってる・・・ ということで八ケ岳を眺めよう、というもくろみは真っ先に崩れていったのでした・・・ まぁ、しようがないです、山相手とはそういうものです、いつもの事です・笑  そんなこんなで何度か取材で訪れて勝手知ったる八千穂高原に来てみました。 駒出池です、小さな池の周りにいい感じのキャンプ場が広がっています。 駒出池キャンプ場、いい環境なのですがアウトドア雑誌などでも頻繁に紹介されて 人が多くなってしまってからワタシは遠のいてしまいました。 白樺がたいへん多いのもこの八千穂高原の特徴です。 この時期、葉が黄色くなるにはまだ早かったようですが ここの黄色葉と白い幹の紅葉は軽く明るい色合いがとても美しいのです。  落ち葉をサクサク踏みながらの散歩は気分がよろしい、秋だなぁ~。 紅葉もはじまっていました。  狙った山はまったく見えなかったけど 森に入ってはサクサク散歩道を好きなように歩き 鳥の声を聞き、虫と遊び、木々に触れて・・・よし、もう満足です。 画室に戻ってまたひたすら作品に向かう事にしましょう! 腹ごしらえをして戻ります。  せっかくだから全国チェーンじゃないローカルなお店で、と探してみます。 八千穂自然園のロッジ食堂に「地元産蕎麦粉を使った新蕎麦」との張り紙が・・・ よし、いってみよう。 うっすら緑がかった新蕎麦の香りが蕎麦をすするたび鼻を抜けていきます。 ああ旨いなぁ~、清い水の味です。 さあこの気分のまま画室へ戻って描きかけの森の絵を完成に向かわせてしまいしょう! (写真/LUMIX DMC-G1/G 20mm/F1.7/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8/ G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6+NikonNH-WM75)
 プチ旅記、久しぶりの単独行は続きます。 せっかく南信州に来ているのだからあわよくば山取材でも そう思って駒ヶ根の駒ヶ池まで来てみましたがまったく展望はありません。 視界が開けていれば正面に木曽駒ヶ岳が水辺に姿を写しつつドーンとあるのですが この日はご覧の通りの曇り空、しょうがありませんね、山とはそういうモノです。 長野県にはたびたび山取材に訪れていて こと南信、中信には相当数来ていますので土地勘はあるのです。 息抜き小旅ですからパトロールがてら少々まわってみましょう。 駒ヶ根にあるお寺 しだれ桜と早太郎伝説と光苔で有名な光前寺 うっそうとした森と巨木、苔むした境内が印象的です。  光苔(ヒカリゴケ)は希少なコケの一種でレンズ状の細胞を持ち外光を反射して 光って見えるというもの。条件が良いと金緑色に見えると言います。 わっかるかな~、参道石垣の隙間奥でほんのり光って見えるのが光苔デス。  田舎路、あちらこちらで山ほどのコスモスが風に揺れています。 ボウボウに茂り、元気で大きくなりすぎて風で倒れてしまっても かまわず咲いている、そんなコスモスが自然に感じられて好きなのです。 花蜂やチョウチョウも舞っています。  村でも歩きに行こうと上村(かみむら)を目指すも山道に根負け 諦めてひとつ手前にある大鹿村を歩いてみました。 もともと伊那谷から飯田周辺の山間地は1970年代あたりから 世界を歩いた筋金入りヒッピー達が定住場所として多く入村していった そういうお土地柄。特に大鹿村はその傾向が強いといいます。 大鹿村、スーパーマーケットやコンビニなんてもちろん無い かなりの山奥村ですがお花が多く咲く美しい村なのです。 この村を日本のチベットと称する方がいるようですが 緑多き土地ですのでワタシにはネパールの山岳民村を思い起こさせてくれます。  平成の市町村大合併でも前述の上村は飯田市に組み込まれ消滅してしまいましたが 大鹿村は住民投票で合併に反対多数で存続、そんな村なのです。 一般的にはこのあたり周辺は伝承伝統芸能の宝庫として知られています。 上の写真はそんな大鹿歌舞伎の舞台となる大磧神社大鳥居です。  訪れたときにはひっそりと静まりかえっていましたが こちらが田舎歌舞伎が上演される舞台。 春の定期公演の様子が下の写真 近年こちらの田舎歌舞伎も知れ渡りかなりの人が押し寄せているようです。 ウィキよりの無断引用写真 m(__)mともあれそんな行事以外ではいたって静かな村なのです。 季節柄、辺り中に落ちている栗を拾う方々 腰に籠をくくりつけてキノコ狩りに山に入る方々 そんな山での暮らしを見ながらゆったりと歩くことが出来ました。  観光名所など無くとも咲く花をながめ、集う生きものたちを追っていれば ワタシなどすぐにシアワセになってしまいます。 かえって余計なモノなどなんにも要らないと思っていたりもします。 ところで上のチョウチョ、はじめて見かけたのですが なんてチョウチョなんでしょ・・・ご存じの方いますか?  比較的高度のある山中でしたので まだ彼岸花もまだこんなにきれいに咲いていました。 (写真/LUMIX DMC-G1/G 20mm/F1.7/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8/ G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6+NikonNH-WM75)
先々週の出来事 月下美人の挿し芽株に花芽が付いていい感じなのを見計らって 長野県は南信、伊那の友人宅までお花を届けにひとっ走り! 急に思い立ったので今回相方はお留守番、久しぶりの単独行です。  旅準備もそこそこに元気なシュートが天井ぎりぎりまで伸びた 月下美人を丁寧に車に積み込んで、いざ出発。 花芽が落ちないかと心配で・・・宅配便にゃ任せられないのです。 思い立ってすぐの夜に出発。 がら空きの中央道を飛ばすとあっという間に諏訪まで来てしまいました。 こんな夜景も手持ちで気軽に撮れるG20mm/F1.7 このレンズの真骨頂、素晴らしいです。 ちょっと疲れたので辰野PAまで走ったらグッスリ寝ちゃいます。 いつもの気軽で手慣れた車中泊です (^^)  起きると爽快、画室から逃げ出せただけで気分がよろしい! そういえば休日1000円ETC割引料金をはじめて体験しました。 本当に1000円ポッキリです、いい時代です、さらに気分がよろしくなって来ます。 伊那の友人宅に到着、友人所有のその畑です。 いつもお米やお野菜を気前よく送っていただいている、そんな畑なのです。  多種多様な作物が育てられていて 友人(作付主)の説明を聞いているだけで楽しくなります。 作物収穫後も花を咲かせ、次に蒔く種を取るのが一番の楽しみと言う作付主ですから 作物それぞれのいろいろなカタチが見てとれてオモシロイのです。 なにより凄いのは畑であるにもかかわらず生きものが滅法多いことなのです。 今回出かけて野山原っぱいろいろ巡った中で なんと一番多くの生きものを見たのがこの畑なのでした (@_@;) 「カエルは庭師の友達」という言葉がありますが 畑の植物に迷惑な小さな虫をたくさん食べてくれる、そんなアマガエル 草陰に潜んでたくさん見かけました。  シロチョウの類もヒラヒラ飛んでいます、しかもいっぱい \(^O^)/ 畑の植物はアブラナ科のものも多いですからチョウとしては嬉しいのでしょう。 作付主はこっちのキャベツはヒト用、あっちはチョウチョ用と言って笑っています。  畑にアオムシ、イモムシが多いということは狩バチや鳥も多くやって来ることでしょう。 そんな作付主も困り顔なのがこのニジュウヤホシテントウです。 特にナス科を好むこのムシが今年は大発生してしまって もう閉口せざるおえない状況だったそうです。  お次は金属光沢の青緑色が美しいアオイトトンボ カップルが多く畑の中を二匹で連結して飛び回っていました。  カップルの連結状態がオモシロイです。 尾端の連結挟みで一方の首根っこをガッシリつかまえています。 オヨヨッ、とこちらを見たところをパシャリ・笑  ワタシの住まう三浦半島も有数の畑どころなのですが ムシ一匹見かけない畑も多いのです。 対してこちらの畑は生きもの好きのワタシも日がな一日楽しめる そんなフィールドとなっておりました。 その晩は畑の作物でおもてなし、手料理囲んで談笑しつつ痛飲し 翌日は手痛い頭痛に苦しめられたのは言うまでもないこと・笑 ごちそうさまでした m(__)m  無事花芽も落とさず届けられた月下美人の挿し芽株 数日後、その伊那の友人から「月下美人、咲いたよ!!」と連絡がありました。 その嬉しそうな声を聞き、こちらもやっぱり嬉しい気分になるのでした。 (写真/LUMIX DMC-G1/G 20mm/F1.7/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8)
 大人のためのクラスからの作品紹介、今回は花の彩色画です。 一枚目のモチーフはユリ、2枚目は極楽鳥花 どちらの作者も絵を描いてみよう、と青山アトリエに通い出し 基礎のデッサンを重ねられいろいろなモチーフを描きつつ経験を積んできました。 今ではほとんどアドバイスなしでもサラリとここまで描いてしまいます。 ユリの彩色画の方は軽く鉛筆でアタリを取ったらペンで線描をほどこしたのちに彩色。 全体を抑えた色調でまとめられました。 画用紙にペンで描くという事は消す事が出来ない、直せないということを意味します。 この線でイイのだ、という意志と決断力が必要になります。 極楽鳥花の作品では輪郭線はほとんど強調されることなく 色彩への着目に見どころを置いているようです。 画用紙に透明水彩絵の具でのせられた色が複雑に絡み合って この花の持つ特徴的な色合いが表現されています。 微妙にいろいろな色が使われているところを見て下さい 意外な色が入っているのがわかるかと思います。  花を一つ描くだけでこれだけ個性が表れます。 同じモノだったらみんな同じに見てると思ったらマチガイですね 本来は感覚的にいろいろと感じているモノを 理性や観念によって押さえられちゃっているコトがままあります。 葉っぱはミドリ、リンゴはアカ、柿はオレンジ・・・ 本当にそうなのか・・・? 自分ならではの眼でじっくり見直してみる事 それも絵を描く楽しみの一つなのだと思います。 ところで夏の暑さに負け意志弱く怠け続けたツケがまわって 制作は遅れに遅れて今年中ずっとハードな制作を余儀なく決定されたわけですが その前に少しでもエネルギー補充をしなければもたない・・・ ということで 長野県までお花を届ける旅と富士を見るキャンプのプチ旅2本立て 行ってきました。それからこの先のパッカー旅計画にも変化があります。 絵画教室ブログらしからぬ旅記事がまたまた続いてしまう予感 はじめに言っておきます、どうかご容赦のほどを・・・笑
 我が家の月下美人、大きなマザー株 1昨日の3輪開花に引き続き(一つ前の記事)昨日も見事に開花しました。 乱れ咲きと言うにふさわしい花付きでした。 これがオーラス、本年のラスト開花になる事でしょう。 上の写真は開花翌朝の様子 家中に強く甘い香りを漂わせた大輪の花は一夜限りで咲き切ります。 夜半にはだんだんとしぼんでいき、そして夜が明ける頃には ご覧の通りの姿に、すべてダラリンと垂れ下がります。 咲き終えた花がらを付けたままにしておくと 株に負担がかかってしまうのですべて切り取ってしまいます。 これだけ質量のある花がらだとなんだか収穫の気分での刈り取りです。 このまま捨ててしまうにはちょっとモッタイナイ気もしてきます。 この花がらを湯がいておひたしや酢の物、また天ぷらなどで 食す方々がいる事も知ってはいるのですが いまだにワタシタチは味わう方は未経験なのです。  ところで先週ひとっ走りして長野県の友人宅まで お届けにあがった月下美人の挿し芽株。 その子株の方もまったく同日に開花があったと連絡がありました。 別株であっても置かれた環境が離れていても同日同時間に咲く・・・ 不思議です・・・ こういうエピソードは楽しく、さらに生き物への興味を刺激してくれます。 さてさいごの開花も終わりました。 あとは寒にあたる前に部屋の日の当たる場所に取り込んで 休眠させないようにすればきっと来年も3回以上花を付けてくれるはずです。 と、その前に部屋に入れるには大きくなりすぎましたから 少々剪定をしなくてはいけませんね、そしてその切った葉っぱを 養分の少ない赤玉土にでもプスプス差せばきっとまた子株が増えるはずです。 ということでくるりんと話は変わって ワタシタチ、ちょっと筆を置いて画室から逃亡します。 制作が遅れているのでほんのわずかな日数しか出られませんが テントやガソリンストーブ、ランタンなどを整備 チェックしつつ荷室に積み込む、それだけですでにワクワク気分なのです。 画室脱出目的はただ一つ、気持ちを休めて弛緩、そして心に養分を!です!!  出かける場所はテントからでもこんな景色が眺められるのですが・・・ まあいつもの通りでお山相手はお天気の運次第・・・ その秀麗な姿を見せてくれることを願ってはおりますが・・・ さあはたしてその顛末はいかに!・笑
 昨晩月下美人がまたまた咲きました。 これで今年さいごの開花になるでしょう、3度目の開花です。 写真のマザー株、この春には全体に葉色が悪くひどく弱っていました。 そこでこれはおそらく根詰まりなのだろうなぁと診断 で、ふたたび元気になあれと鉢の植え替えに土更新をおこなったのでした。 我が家の鉢株のなかで最も大物であり、根もデリケート しかもこの数年間でずいぶん沢山の花を付けてきましたから エネルギー切れでのご臨終・・・も覚悟していたのですが どっこい元気に復活、黄ばんだ葉色もずいぶん色濃くなりました。 植え替え成功のようです。 今年さいごの開花は先発隊でまず三輪が開花、花径も立派です。 しかもまだ行かせてもらいましょう、とばかりに開花直前まで育ち 鎌首もたげパンッと張ったツボミがたくさん着いています。 ちょっと頑張りすぎなんじゃないかい、と心配にもなってきます。 いつもは月下美人が咲くとそそくさスケッチはじめる相方も 今年分のスケッチは十分とれていたようで安心の様子。 今回は部屋中に充満した甘く強い香りを吸い込みつつ スヤスヤとうたた寝を楽しんでおりました。 ところで先日このマザー株から挿し芽した子株を いつもお世話になっている長野県の友人宅まで ひとっ走り届けに行ってきました。 制作カンズメが続く中、しばしの画室脱出逃亡。 森に触れ、村に会い、新蕎麦すすり、秋はじめを感じつつのガス抜き旅。 その顛末もまたお伝えいたします・笑 (写真/LUMIX DMC-G1/G 20mm/F1.7)
 前回の続き、「子供のためのクラス」からの工作 おもしろ帽子完成のお披露目です。 (全部の作品じゃないです、掲載してない人ゴメンナサイ) なんともチョー味わいのあるおもしろ帽子が並びました。 この味は意識的にナカナカ出せるものではないのです・笑 みんな生きものだったり顔だったりがモチーフ またその表情やカタチがコタエラレナイほどユーモアに溢れていますよね! それぞれに名前をつけたくなっちゃいます。  美術芸術などと言うとお真面目にかしこまってしまいがち。 人間の内部をえぐるようだ、とか時代を映す作品だ、とかこれぞ真実を表しているとか 美術評論家などはさらにメンドクサイ言葉をいろいろ並べたてたりしますが メンドクサクない事でもムズカシク言うのが評論家の仕事ですからしょうがないですね。 わたしたちシロウトの鑑賞者はただ楽しめばいいんだと思うのです。 ワタシなどはこのおもしろ帽子たちを眺めていると 自然と笑みがこぼれてきます、あたたかい気持ちになってきます。  子供たちの作るもの、かもしだす世界はもう今の時点でしっかりあります。 今、その年代でしかつくり出せないものってあるんです。 (子供だからと思うなかれ、大人だってご老人だっておんなじにあるんです) みんなますます楽しみつつ、好きな事に熱中してやりたい事をどんどんやって 作品だって思うがままにバンバン作っていっちゃいましょう! まだまだいろいろな世界を見せてもらいたいと思っています \(^O^)/
 あの暑い夏から作り続けていた工作、おもしろ帽子がほぼ全て完成しました。 各人のペースにあわせてスピードを競わせないのが青山アトリエのモットーですので 全員完成までは時間差がどうしても出来ちゃうんです。 とりあえず完成図2点、いいでしょう! 味があって暖かい、しかもよく作り込んであります。 以前紹介したのがこちら 「おもしろ帽子進行中」(青字クリックで飛びます) ふくらませたゴム風船にひたすら新聞紙をちぎっては張り、さらに張り しっかり固くなったまあるい土台にそれぞれ描いた設計図にそって 工作用紙で芯をつくって、さらに新聞紙をちぎっては張り、ちぎっては張り  だんだん思い描く形が目の前に出てくるのです。 どんどんデッカクなっていく子もいます・笑 気持ちいいんですよね、デッカイものを作るのって! ふくざつな形も時間をかけて工夫して、なんとか形にしていくのです。 あせってはいけません、やり方なんてもともと無いんですから じっくり考えて少しずつ進んでいくしかないのです。  色ぬりに入った子供達はさらに楽しいことでしょう。 好きほうだい塗りたい色をしっかり塗る、ぬり方の注意はこれだけ。 慎重に思い切りよく!!  絵の具や画材はたいせつに使う! 投げ出さない、しっかり仕上げる!! そういえばこれだけは口うるさいほど言ってましたね・笑 何にも無かったところから自分の考えたかたちが生まれてきて 色をぬり込んでいくと新聞でできていることすらわからなくなります。  ぬり残しもなく、自分で満足できる色ぬりが終わったら さいごにおもしろ帽子全体にニスをぬります。それでやっと完成! 続編で完成した作品もまだまだお見せしたいと思います。
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