 おいしい冬大根の季節もあと少し、春近しです。我が家の梅の花もどんどん開いてます。  春と言えばイチゴです、個人的にイチゴは果物の女王と思ってます。 ワタシの勝手で王様はマンゴーだと思ってます・笑  バナナは1年中出回っていますが青山アトリエでの基礎描写定番モチーフです。 ということで前回に続いて大人のためのクラスからですが どれも美味しそうに描けてますでしょ。 モノに対峙して集中する、3時間 あれこれ考えずに対象とただただ向かい合う3時間 考えてみると日常ではなかなか無い時間の様に思います。 集中して描き切る、これが気持ちイイんです。
 大変久しぶりとなりましたが青山アトリエからの作品紹介も再開です 今回は大人のためのクラスからの単体描写をお見せします。 まずはニンジンの彩色画です。 画用紙に鉛筆でデッサンをして彩色はアクリル絵の具で描きました。 はじめに描いたデッサンがまるで見えなくなるほどに何度も塗り込んで ニンジンらしいオレンジ色や表面の質感までが表現できました。 青山アトリエに入会されてから基礎の鉛筆デッサンを続けて描いてきて 最近やっと彩色画を描くようになってまだ数枚目、たいしたものです。 本当に手でさわれるような質感や重さまで感じられますよね。 次はタマネギの単体デッサンです。 こちらは体験入学を経て入会されてからまだ間もない方の作品。  青山アトリエでは入会されてすぐの方に技法的なアドバイスをあえてしません。 描き方や方法から入るとどうしても観念的で頭でっかちになりやすいからなのです。 「まずは対象物をひたすら観て下さい、3時間ひたすら観察して比べて下さい」 「先生はワタシタチじゃなくニンジンでありタマネギなのです よ~く対象物にお伺いをたて、描いては修正これを何回でも繰りかえして下さい」 描きはじめて数枚のあいだはこのアドバイスにほとんど終始します。 すると徐々に観るということに慣れていき、描き手の眼は自然と活性を始めていくのです。 このタマネギの絵からも全体をよく比べて冷静に観察した跡がよく感じられます。 この調子であわてずあせらずじっくりといろいろなモノを描いてみましょう。 絵の世界はインスタントなものでも無く生産性を上げるべき性質のものでもありません いうなればマニュアル無き世界、今どきあるまじき非効率的な世界なのです。 だからこそ美術ではオリジナル性が個性が自由が尊重されるのです。 急ぐことなく自分なりの眼を育てていけばおのずと個性が表れてくるのです。
 オレンジ色の灯はインドの光 旅を終えていよいよ滑走路を離陸したのち眼下に目をやれば 果てなく広がる無数のオレンジ色の光、そこはインドの大地 あのオレンジ色の下で生きものたちは日々をごちゃまぜのまま営む 何度行ってもさりげなく唐突に含蓄のあるシーンに出会う 浅いのか深いのかワカラナイがとにかく含蓄がそこら中にころがっている それはもはやインドだからなのだと思うようになった ここはそういう国なのだ 旅から戻ったらブログにもどんどん記事をアップして、なんて思っていたワケですが いざ書こうと思ってみるとどうにもすんなり書けないワケですね。 もうちょっとこんがらがっているのが治まるのを待って気分でボチボチ書いていきます。 写真も沢山あるし旅について書こうと思えばほどほど書けることもあるので このさい新しくバックパッカー旅のホームページでもあっさり立ち上げちゃおか? なんて思ったりしてみてもとりあえず次の個展がすでに迫ってきているワケで そんな時間の余裕はまるで無く、ということですから新ホームページは立ち消え必至ですが いつかそんなパッカー旅のページはやってみるかもしれません (^o^) (写真/LUMIX DMC-GF1/G 20mm/F1.7)
 旅を終えて戻ってまいりました。 青山アトリエへのお問い合わせ、体験入学申し込みも通常通りに戻ります。 常夏真夏から一気に真冬へ引き戻されて体は固まり縮こまり・・・ でもまだリズムも思考も彼の国が残っていてなんだかポワポワしてる。 見慣れた日本の景色も妙にオモシロク映っちゃったりして いいんですよね~、こんな状態、、、 こんな感じ、ずっと続いてくれたらいいんですけど、、、これがムリなんだよなぁ~ 昔と比べて変わってしまったと言ったらそりゃ変わったところも多いけど どっこいまだまだインドはおもしろかった、ということです。 これからのワタシタチの旅、これからの筋道が少し見えた様な気がした そんな旅にもなりました。 写真も沢山撮ってご満悦な日々だったわけだし書きたいことも山ほどありますが 少しクールダウンしてのち、またブログでもボチボチ書いていきたいと思います。 今はまだポワポワしちゃって、、、 というか今少し、もう少しこのポワポワのままでいたいのです。 とはいっても来月予定されている個展の準備もすぐに再開しなくてはいけません・・・汗 そんなすぐにスイッチが入ってくれるのか?ワタシ・・・不安デス・笑 (写真/LUMIX DMC-GF1/G VARIO 14-45mm)
 たいへん更新空きましたが、皆様いかがお過ごしですか? と言ってみたところでワタシタチの旅、あっという間に時は過ぎ去ってしまい 泣く泣くインド亜大陸の大地を離れて今は マレーシアのクアラルンプールにたどり着いたところでございます。 IT先進国と思われているインドではありますが Wi-Fi、野良電波に関してはほぼ壊滅 予想に反してまるで電波を拾うことが出来ませんでした。 iPhoneは盗まれたり壊したりしたらたいへん高額だし しかもローミングは通信料が怖すぎる ということでiPod touchを旅ツールとして新規導入したわけですが ことインドに関してはいまだネットに繋ぐのはキビシイということがわかりました。 Wi-Fiに関してはやはり東南アジアの環境がよろしいようで クアラルンプール空港周辺でもラップトップコンピューターを開いている人多数。 旅人の8割方コンピューター持参しているのではないのか? と思うほど、時代の変化を感じます。 野良電波は拾えませんでしたが旅ツールとしてiPod touchは多方面で活躍し 今後の旅必須ツールとなりました。 この辺りはまた旅グッズネタとしてお伝えしたいと思います。 不景気話題蔓延の日本を出ると元気で活気にあふれるアジアがありました。 インドは二年振りでしたが都市部の車はさらに増え物価もさらに上昇 いったいこれから何処に行くのか?ああ、インドよ。 といった感じなのですが… やっぱりインドはインドでしたね。 比類なき面白さ、日々驚かされ、感心させられ…焼け付く太陽の下をひたすら歩き 朝日を夕日を眺め、野良牛野良豚野良猫野良犬と遊び、野良猿には嘲られつつ 村の子供たちに遊ばれて、とそんな毎日。 相変わらずインドらしい旅の辛さは味わうものの いつもインドはワタシタチに元気を与えてくれるのです。 カルナータカ州のハンピ、3度目の来訪でしたが圧倒的で不思議な自然空間 そのシチュエーションは変わることなく凄いものでした。 世界遺産登録されてしまって少々困った事にもなりつつありますがまだ大丈夫 いい所です。 さらに田舎に入ったバーダーミ ここは初めて行きましたが今回のスマッシュヒットとなりました。 インドらしいゆったりとした時間が流れていて、まだ整理はつきませんが まるでおとぎ話の中に入ってしまった様な気持ちにさせられました。 ここも世界遺産登録のパッタダカルが控えているため同じ姿でいる事はないのでしょう。 いいタイミングで訪れることが出来ました。 インド最南端のコモリン岬カニャクマリは相方のフェイバリットポイント 絵にもずいぶん描いているところ。 そしてケララ州の港街コーチン、とそれぞれをてくてく歩いてきました。 そんな詳細はまたゆったりと写真も添えて書いてみようと思います。 旅の終わりはさみしいものです、心も体もやっと旅のリズムに慣れ 現地を泳ぐ気分でいられるようになったかな?彼らと同じ笑顔が出来るようになったかな? と思ったら終わってしまうのです・・・ ああ、もったいないなぁ~、いい状態なんだけどなぁ~、と思いつつ帰国の途につきます。 コメントを頂いていたり、青山アトリエへメールや問い合わせを頂いておりますが 帰国後に対応させていただきます。すみませんがあと少しお待ちください m(_ _)m それではまたまた、続きは日本で書くことにします。
更新少し空きましたがワタシタチ元気に旅を続けています。 アイポッドタッチで野良電波とらえて気軽にブログ更新などと思っていたものの IT国家インドでは意外や電波はまるでとらえられず、こと野良電波に関しては 東南アジアがいまのところ状況は良い様であります。 さてワタシタチ、インドはバンガロールに入り景気の良い大都会に興味無しと すぐさま夜行列車に乗り今回の目的地のひとつであるハンピにやって来たのです。 ハンピは世界遺産指定の静かな遺跡だらけの田舎村、、、 それはもう、とっても静かな、、、 しかし3度目のワタシタチのハンピ、到着してみると盛大なフェスティバルです。 村の参道は人であふれ返り、しょぼいながらも村全域にイルミネーションが施され 村はずれ椰子の木林とバナナ畑の中には信じられないような巨大特設ステージ 気球は上がるは花火も上がるし、人々たちは皆超ハイテンション。 夕暮れが闇に変わる頃には辺り中幻想的な光と音に包まれて、、、それはもう ピンクフロイドのピンクの豚が空を飛んでいてもまるで不思議ではない風情。 静かな村暮らしを思っていたワタシタチは この巨大な祭りに腰を抜かすも祭りを数日堪能 宿代その他の祭りプライスに泣きつつ、得がたいものを見させてもらったわけです。 祭りの終わった今、ハンピはもとの静かな穏やかな村に戻りました。 ハンピ、岩と石の大地に川が流れいたる所に遺跡の祠が無造作に立ち並び 素朴な村の暮らしがあり、、、 などど言葉で書いてもどうも伝わりにくいと思うので また帰国したら写真アップしたいと思います。 インドでもとても来やすい場所とは言えないハンピに数度来ているのですから なんとも気に入っている土地、愛すべき場所なのです。 村の人々と挨拶を交わしつつ毎日散歩をし、辺りの景色を眺めつつテクテク歩き ああ、やっぱりここはいい所だ~、と心から満足しているのです。 サンダル履き夏姿で過ごすこちらの気候にも慣れてきて そろそろ旅に体と頭が着いていくようになって来ました。 今日で数日滞在したハンピを後にしてバーダーミへ向かいます。 バーダーミはワタシタチ初めての場所、いい所だ、との話は聞きますが はたしてどんな所なのでしょうか? 楽しみです。 ハンピ周辺は長旅者の好む場所、出会う旅人はほぼ半年旅コース以上の旅程。 できることならこの村をもっともっと味わいたい、そう思うのですが ワタシタチには彼らほどの時間はありません、先を急がねばなりません。 そろそろリキシャーを捕まえてトレインステーションへ向かう時間です。 いまだインドの移動は大変です、気合を入れていくこととしましょう。 それでは、またまた。ワタシタチは旅を続けます。
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