 「子供のためのクラス」では小学生低学年の面々がポット入りの花を描きました。 たくさん並んだお花から好きなものを選んで描きます。 はじめの作品はお花いろいろを取り込んでいったら花束になっちゃいました ステキなアイディアですね。 3時間のあいだ休憩してもいいんだよと言っても「やだ、続けて描くもん!」と 集中を切らさない小学低学年の子供達、スゴイです。  スケッチブックからはみ出さんばかりにたっぷりと描かれたパンジー 伸びやかないい線が引けています、よく観ているのが絵から伝わってきますね。  生きているものを良く観ること、描きながらその特徴や個性や生命力を感じること それは美術ならではの観点ですしとても大切なことなのです。 ただそんな理屈を言わなくとも子供達は直感的に理解出来ているのかもしれませんね。  描いては消してさらによく比べて描いて、ひたすらこの繰り返しでいいのです! たくさん花のついたジュリアン、細かくて大変だったと思うけど 深い紫色の花色がよく表現出来ました。  これから暖かくなってあらゆる生きものたちが次々と躍動をはじめます。 勉強と思わず楽しみつつ身の回りの生きものに興味を持ち観察を続けてほしいと思います。 愛をもって自然を感じ、ゆくゆくは自分だってその自然の一部であるということを それぞれの感性で感じとってほしいと思っています。
 こぼれ種が飛ばされてあちこちで花を咲かせる完全に野草と化したナノハナ あっちこっちで明るい黄色が風に揺れています 馬酔木、この春もたわわに花をつけました  ホトケノザは春早いこの時期毎年撮っている花 小さな花なんだけどとてもお気に入り だいたいこの時期に咲く野草雑草のたぐいはみんな小っちゃい 小っちゃいものはカワイイ、小っちゃいからこその魅力  玄関出て前の小路にはヒメオドリコソウが群生 わんさか咲いてるけどやっぱり小っちゃくってこちらもカワイイ 腰をかがめてのぞき込む地上10センチ未満の世界  植物たちが好き勝手出来る地面がごく身近にたくさんあって良かったなぁ~ 毎日同じ場所を見続けているけどまるで飽きることもない まだ肌寒いけどもうすぐ桜も咲くはずだ、春よ来い!! (写真/Olympus E-520/ED 50mm F2.0 Macro)
このところ冷たい雨が降り続きましたが週末はいい天気になりそう 今週の青山アトリエ通常通りおこないます 没頭して変わらずそれぞれのモノを作り上げていきましょう!! 子供のためのクラスはイベントだからマグカップとエプロン、ハンカチ忘れずにね!
 展覧会会場通いの日程も終えての休日、さて庭に出て植物と遊ぼうか と思ったらシトシト冷たい雨、しょうがないから家の中でファインダーを覗いてみる。 鉢植えカランコエをマクロ絞り開放で撮ってみるとシベの1点だけシャープで 他は色飽和しつつボケボケになった、これはこれで面白いのかもしれない。 窓越しに外を見ると梅の木にはヒヨドリ  レンズを向けてみるけどやっぱりガラス窓越しじゃどうもうまくない それにしてもヒヨドリ、この雨に打たれ続けて寒そうだ。まんまるくなってる。 家の中だと調子が出ないので外が良いのだけれど 北風の冷たい雨の中濡れる気もしない  しょうがないから軒下まで出てみるものの目ぼしい被写体も見当たらないので 手近に置いてあったまたもカランコエにカメラを向けて満足することとした。 (写真/Olympus E-520/ED 70-300mm F4.0-5.6/ED 50mm F2.0 Macro)
 個展の展覧会場へ新宿まで出かけています 個展会場も節電の関係で照明やスポットライト5割減です  たしかに暗くなるんですけど なんだかちょっと古めの作品を掛けた美術館みたいで これはこれで良いのではないか?と思えたりします
ー月下彩景ー 第3回 青山浩之日本画展 会期 2011年3月17日(木)~23日(水) 会場 新宿京王百貨店6階 京王ギャラリー 10時~18時 京王WEB http://info.keionet.com/shi_event.html
 今日はお休みだったので久しぶりにカメラを持って庭に出てみる 制作続きで中断していた付近観察をそろそろ復活させるべくウォーミングアップ 毎年の春と変わらないカワイイ新芽がいろいろ  ほわほわの産毛をまとった新芽、葉っぱの赤ん坊だ  春なんだなぁ~~ こぼれ種の菜花もいつもの場所で元気に咲いてる  屋外越冬という目に遭いながらも頑張って花を咲かせるカランコエ  本当に久しぶりにじっくりと植物を観ました、やっぱりいいものです。 カメラのファインダーをじっくり覗くのもインド旅以来 ピント合わせに集中する時間、いい気分転換になりました。 明日は開催中の個展会場入り、たぶん電車は空いているだろうなぁ~。
M20号 宙ー中央アルプスー展覧会がはじまります。 たいへんなときの個展になって少々複雑な気持ちではありますが 国内外の旅で見てきた景色30数点を展示いたします。 もしお近くにお越しになることがありましたらぜひお立ち寄り下さい。 どうぞよろしくお願いします m(_ _)m ー月下彩景ー 第3回 青山浩之日本画展 会期 2011年3月17日(木)~23日(水) 会場 新宿京王百貨店6階 京王ギャラリー 10時~18時 京王WEB http://info.keionet.com/shi_event.html
土曜日はビルの安全点検が入りエレベーターも停止状態でアトリエも休みでしたが 安全点検も終わり日曜日の青山アトリエは行うことが出来ました。 お休みの生徒さんももちろん多くなりましたが子供から大人までが元気に制作しました。 子供クラスでは3時間で一気に作り上げる牛乳パック使用の工作「バタバタ人形」  あれこれ熱中して作り上げる子供達にはいつもと変わらぬ笑顔がありました。  ワタシタチの住む地域(横須賀市)での計画停電は今日のところは見送られました。 断水も起きてはいませんがヤカンに風呂に野営用ウォータージャグに水を張り エネループいろいろに充電をし野営用ガソリンコンロのチェックを済ませ 今もワタシは落ち着かない気持ちのままなのですが画面に絵の具をおいています・・・
アトリエが入っているビルの安全確認が出来たそうですので 今日のアトリエはいつも通りおこないます。 余震などまだ終わっていないようですから不安な方は無理なさらぬよう
アトリエが入っているビルの方で地震影響による安全確認を現在行っているそうです 本日12日(土)の青山アトリエ開催は中止とさせていただきます。 被害が大きく聞こえてくる地名は取材旅で何度か出掛けていて知った地名ばかり・・・ 壊滅と報道されている地域に私の絵を持って下さっている方もいる・・・ 無事を祈るばかり・・・ 原発どうなってしまう?・・・こういった時にテレビに出てきて「いっこうに問題ない 軽微な事故」と言う大学教授の話はもちろん信用出来ないししてはいけない。 地震は天災だが原発事故はどんな時でも人災なのである。 今も被ばくしながら必死の作業に当たっている職員がいる・・・無事を祈りたい
ハンピ夕景 M12号 和紙 岩絵の具にて彩色引き続き自分の記事で申し訳ないのであるが 作品制作でテンションが上がっているところなので <(_ _)> 前回制作途中を紹介した作品の1点がたぶん?仕上がったので掲載します 今まで自分の作品をネット掲載する事は控えていたんです(途中や部分は載せてますが) 絵画作品は現物そのものを味わう事がすべてであってネットではどうもなぁ~ という自分本位のこだわりからだったのですが 展覧会場まで来られない方々や青山アトリエの生徒さん達大勢にも ワタシはこんな絵を描いているんですよ~~~とお伝えする意味でも これからは少しずつですが作品の紹介もしてみる事にしました。 ハンピは南インドカルナータカ州にある遺跡だらけの村。 そこに栄えたヒンズー教系ヴィジャヤナガル朝は14世紀~が最盛期でしたが 16世紀半ばには当時のイスラム勢力に一気に滅ぼされ廃虚化。 ロンリープラネットというガイドブックによると 栄華を誇ったハンピ王国には当時50万人もの人々が暮らしていたそうなのですが 滅ぼされたときには総根絶やしだったそうです・・・・・ (歴史や遺跡ってこんな信じられないような殺戮エピソードばっかり!!) そんなハンピに人々が訪れるようになったのはさほど昔の事ではなく 今でもインド内陸部で交通の便が悪いのが幸いしてさほど観光地化されずにいます。 (それでも世界遺産登録になってしまってから少しずつ状況は悪化中です ちなみに世界遺産登録されて良くなった場所をいまだワタシは知りません・・・) そんな歴史はともかくとしてもこの辺りの景観は不思議としか言いようがありません。 巨大な石や岩が無数にころがり無造作に遺跡が点在・・・シュールにもほどがあります この景観とあまりにも心安らかなる空気感に魅せられワタシタチ3回目のハンピです・笑 ハンピのお山マタンガ山からの眺め、今まで何回登って来たことであろうか・・・やはりいい眺めである(^o^)作品にはあえてハンピらしい巨石だらけの景観ではなく この辺りどこにでもあるような遺跡のひとつに生えている木々をモチーフに選びました。 この日は二人で本当に沢山歩きました、ハンピ一帯十数キロを歩いたんじゃないでしょうか 1日飽きるほど独得の景観と遺跡を堪能し日も暮れかかって心細くなってきた頃 グッタリ疲れて遺跡に腰かけ休んでいると壮大に空は焼け日は沈んでいきました。 いつか絵に出来るだろうな、と思って訪れ続けていたハンピですが はじめて出掛けてから10年が過ぎやっと1枚作品として出てきました・笑 今はまた完成へ向けてバーダーミの作品にひたすら筆を入れてます・(^o^)
ー月下彩景ー 第3回 青山浩之日本画展 会期 2011年3月17日(木)~23日(水) 会場 新宿京王百貨店6階 京王ギャラリー 京王WEB http://info.keionet.com/shi_event.html
ハンピ夕景、途中作品の部分 まったりとした空気感を出したいがいかがであろうか?インドの旅を終えて2月半ばに帰国してからほとんど外出していない 大げさに言っているワケではなく記憶しているのは青山アトリエに出掛けたのみなのだ 食材の調達なども相方にまかせっきり いつも楽しみに欠かさず見て回っている庭近隣の観察パトロールすらしていない 申し訳程度に庭の水まきをするくらい、完全に引きこもりなのである 何をしているのかというと作品の制作、ひたすら筆を持っている こうなると画室に棲んでいるようなものである ベットと画室、たま~にキッチン、行動範囲はこれだけ きわめてシンプルな日々なのだ ラダックの家、途中作品の部分 乾き切って硬質な土地に原色のタルチョはためく個展が近いので作品制作は当然の事なのであるが いつもヒーヒー言いながら苦しみ半分描いているのと今は少し違う どちらかというと絵の世界に入りこんで楽しくてしょうがない 何故か? 帰国してからどうしても旅先の絵が描きたくなり 新作としてインドの印象風景ばかり描いているからかもしれない できたらこのまま作品搬入まで日本というものにあまり触れる事なく 旅先のポワポワした夢見ごごちのままに あの旅の印象をほんの少しだけでも残しておきたいと思っている インドの絵と言ってもタージマハルやガンジス川やラジャスタンなど いわゆる有名な所をワタシは描くワケじゃなし どちらかというと渇き荒涼とした場所を好んでモチーフにするワケで 絵の商売を本分とする画商さん達はたいてい口を揃えて 「インドの絵はもうやめましょう、もっともっと日本の景色を描いて下さい」 こんなふうに話してくる なるほど、商売のプロに言わせれば売りにくいのであろう バーダーミの丘、途中作品の部分 中世そのままを感じる土地の空はサイケデリックに映ったそう言われても絵描きはじっさいただただ絵を描きたい人なのである どうあっても今はインドの絵しか描きたくないのである 残された時間が少ないので何点も仕上がる事はないだろうが 会期まで出来るだけ描いてみようと思っている この頃は相方も本格制作に突入して 我が家は自然といい感じで制作モードに入った これも旅の効能かもしれない、まだ旅の余韻は消えていない
 iMac27inch(Late2009モデル)を昨年3月に導入して1年 快適にお仕事をこなしてきましたが保証が切れる前にと点検修理に出しました。 問題は1点 液晶画面が部分的にやや黄ばんで見えるのとうっすら浮かぶシミ状の模様 このモデルの液晶では同様の問題が出ているようでネット検索ですぐヒットしました。 27inchiMacの売り出し文句が「液晶画面の素晴らしさ」だったわけですが その液晶がこんな事じゃ困るよなぁ~、、、 と言いつつアップルのサポートにまずは電話です。 で、その後の対応が素晴らしかったので覚え書きとして残しておきます。 アップルサポートの電話は待たされる事なくすぐにつながり 対応の女性が的確に症状を確認していきます、そこでMac修理引き取り日時を決定。 ヤマト運輸の集荷ではiMac専用収納ボックスを携えてやって来ます 専用ボックスは内部にエアを充填して固定するものでかなり安心感がありました。 (ただしヤマト配達員がボックスの使い方をまったく判っていませんでした・・・ まあ、滅多に使うものではないだろうししょうがないかな) そして驚いたことに預けた2日後にはもう戻ってきました! 作業記録には以下の記載がありました 液晶パネル交換、液晶を覆うガラスパネルの洗浄クリーニング、各部点検 セッティングして起動してみますポチッ、ジャーーン 真っ白な素晴らしい画面がよみがえりました、とっても美しいです。 作業内容によってはハードディスクの初期化もあります という電話サポートの説明がありましたので データバックアップは入念にとりましたが実際は初期化も無くそのまんま使えました。 コンピューターはこれまでMacしか使った事がありませんから 他メーカの対応は知りませんが 今回のアップルサポートの対応は文句の付けようがありませんでした。 別にMac信者というわけでもないのですが 相変わらず「Macは壊れる、Macは高い、Macサポートは酷い」 そんな話をいまだに聞きます。 片手分ほどの台数ではありますがMacを使い続けてきて ウチではそのように感じた事はありません、これはラッキーな事なのかな? さあこれで1年点検も済みました。 いい機会ですから安くなったメモリも手に入れて増設してあげる事にしましょうね~ iMacは一体型で分解困難、内部アクセス困難な機種ですから これからまたハードディスクが壊れるまでガシガシ働いてもらいましょう (^o^) (写真/LUMIX DMC-G1/G 20mm/F1.7)
 青山アトリエ本来の記事をずいぶんお休みしていましたので どんどん紹介していきましょう、作品いろいろありますよ~! 大人のためのクラスの生徒さんが描いた風景のスケッチです。 画用紙のスケッチブックにペンで描かれています。 ペンを使ったスケッチは鉛筆スケッチなどと違って 描いたものを消すことが出来ない、そんな緊張感が魅力なのです。 生き生きとしたいいスケッチでしょう! 青山アトリエは5階建てビルの最上階 5階建て??低いじゃん・・・いえいえ侮るなかれ まわりに高い建物もありませんので大変見晴らし良好なのでございます。 南を向けば海に向かって八景島シーパラダイス 夏には金沢区の花火大会や八景島からうち上がる花火の好鑑賞ポイント。 西を向いたら金沢区の運動グランド、国道16号越しに人々の営みが見てとれます。 夕焼け鑑賞にもなかなかのレベル、ちょうど今回紹介のスケッチ側に太陽は沈み 建物のシルエット越しに空は茜色に染まります、空がとっても広いです \(^O^)/ 旅先でも住居でも眺めの良さフェチのワタシタチです 青山アトリエを日常の画室にしたいくらいだねぇ~、なんて話しています・笑 ちなみに相方先生は横浜市金沢区生まれ、ぴったんこストライクの地元。 ワタシはとなりの横浜市栄区育ちですので子供の頃からこの辺りまで 自転車漕いであちこち探索していました。 二人とも横浜市生まれが故に故郷というには田舎度が足りなく 帰郷と呼ぶに相応しい田舎を持つ人達をうらやましくも思ったりしていましたが 幼少子供時代からよく知るこの土地、やっぱり愛着があるのです。 今ではそんな土地で絵画教室を開いているわけですが なんとなく不思議な縁と嬉しさを感じているのです。
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