 八重桜の花が終わる頃になると生きものたちの動きがさらに加速する しかもこの季節はやたらと小さなものが目につくのだ 小さいもの好きにとっては堪えられない季節、皆それぞれカワイイのである。 クロマツには小さな小さな松ぼっくり 食用に植えてあるワケギだって花を付けている  これからピヨンと花弁がつぎつぎ出てきて小っちゃなネギボウズが出来上がる ツツジの花にはキリギリスの子供が潜んでいる 気温が上がりそろそろ花ばかりじゃなくムシ達の姿も普通に見かけるようになってきた  花にムシはよく似合う、お互いを必要とし繋がってる間柄なんだな 次のは体長3ミリ位かなぁ~、小っちゃいクモ よく見るとカラダが銀色でピッカピカ、その名もギンメッキゴミグモ~  もともと小さなクモだけどこれはまだ子供サイズ 網にアタマを上にして留まる種類のクモって珍しいんだ、たいていは下向き 大人になっても5ミリ位の大きさだから目につかず たまたま見つけると「ピッカピカのクモだ、めずらしい~」となりそうだが よく注意して観るとけっこう辺りで見かける普通種  ↑はサンショウの花 こちらも小さな花なのであんまり気にかけるヒト、少ないんじゃないかなぁ~ 観ると花弁がピョコピョコ出ていてなかなかオモシロイカタチ このサンショウの木はアゲハとワタシタチの食用で共有物・笑 この夏もこの木からアゲハがすくすく育つのを楽しみに待ちたい (写真/Olympus E-520/ED 50mm F2.0 Macro/Teleconverter EC-14)
 庭の牡丹が花を付けましたので玄関先に差しました 牡丹の花は開くとびっくりするほど大きいんですよね 判っていても毎年その存在感には驚いてしまいます しかも妖艶、独得なムードを辺りに漂わせます 多くの絵描きたちがこの花に挑みたくなるのがわかる気がします。 ちなみに我が家の玄関は 沖繩シーサーとインドガネーシャが常駐してのお出迎え 花はこんな感じで今あたりでちょうど咲いているものを取ってきてプスッと差します 春は次々に花が咲くのであちこちプスッと差されて家の中も賑やかになります (写真/LUMIX DMC-G1/G 20mm/F1.7)
 すてきな花びんに飾られた色とりどりの花たば 子供のためのクラスの生徒さんが描いてきてくれました。 宿題は好きじゃありませんから青山アトリエでは宿題はだしませんが たびたび家で描いたり作ったりしたものを子供たちは持ってきてくれたりします。 青山アトリエはものつくりの場ですからとってもウレシイことです! けっこうな本数の花たばは種類もいろいろ、花のカタチもさまざま 花びんにはかわいらしい模様も入っています。 鉛筆でしっかり描いたデッサンがイイです このデッサンが力強くしっかりぬられた色をささえてくれています。 背景にもお花をちらしてますます花の春 いい絵だなぁ、と思います。 小学校1年で青山アトリエに入会したときから描くの大好き女子でしたが 2年生になってますます楽しくなってきそうな予感ですね!
 大人のためのクラスからの鉛筆デッサンです。 作者は青山アトリエで描きはじめてまだ数枚なのですが 形を合わせるのがなかなか大変なレンガやシャベルの形を正確に捕らえています。 基本を学ぶデッサン、とても順調に枚数を重ねられていると思います。 本来絵の世界はまったく自由な世界なのですが 青山アトリエでは経験の浅い方に基本の鉛筆デッサンからの制作を勧めています。 絵を描く基本といっても技術的なことだけではなくいろいろです。 3時間対象物を観続ける事、自分の描いている絵と比べ続ける事 絵から離れて客観性を持ってながめられる事 自分の絵を大切に思い過ぎず他人の目で見たようにながめられる事 間違いがあったらかわいい自分の作品と思い過ぎずどんどん壊して直す事 「ヒトの目は錯覚が多いもの、たびたび間違って見えるもの」 こんなことを自然と知っていくのも基本の1つだったりするのです。
 ちゃきちゃき進んで今日の作業が終わって次はなにやろうかな~、の子供たち 「よし、早く終わった人は青山アトリエのポスター描いてみよ~!」 で、こんなん出てきました。 デジタル社会、コンピューター必須の世の中に過ごすがゆえか 手触り感や温かみに即興、正確じゃないからこそのオモシロサに味わいや匂い こんなものに出会うと妙にホッとしたりします。 たとえば街にあふれる看板。 そのほぼすべてはしっかりデザインされた工業製品、手描きなんてまずないんです。 なんでなんでしょう?手描きより発注された製品の方が高級?? 手描きの看板が辺りにあふれていたらさぞ楽しいだろうに、そう思うのはワタシだけ?? 手描きには性格や感情がどうしたって出てきちゃいますから お茶目なものや照れ屋のもの、ごう慢なものに厳格なものにユ~ルユルなもの 思わず笑ってしまうものや怪しげ過ぎて近づけないもの、、、、もう色々 そんな味わい出まくり手描き看板が立ち並ぶそんなところを じっくり歩きたいなぁ~、楽しいだろうなぁ~ というか、、、ひと昔前まではそんな味わいポイントがまだタップリあったような、、、  ほとんど手付かずでいた青山アトリエのホームページを久々に改装中です。 まったくの素人技、技法を知らない絵描きの様な状態でモニターに向かっているのですが きっとデジタル100パーセントで作られるホームページの画面にも みんなの絵や工作がで温もりや味わいを添えてくれるはずですね。
 「大人のためのクラス」から、画用紙に鉛筆で描かれた静物デッサンです。 目の前にセットされたモチーフをひたすらよく観て比べて 描いては直し、擦ったり消したりまた描いてで進めていきます。 形をできるだけ正確にしていったり色味が感じられるように描き分けたり 部分的にならないように全体に描き進めるよう心掛けたり いろいろ気にしなくてはいけないことが多くてなかなか大変なのですが  もう一歩踏み込んでモチーフ(対象物)に迫りたい 「もっと、もう少し、、さらにまだ探ってみる、、、」 こんな気持ちがやっぱり大切なのです。 どちらのデッサンも形を写すことにとどまらず 対象物に向かっていく強い姿勢がよく出て、もう一歩突っ込んだ表現が出来ました。 こうなるとなんでもない流木やゴムボールやレンガだって魅力的に映ります。
 ブイに張り付いたアカフジツボ、こう見えても甲殻類エビカニの仲間 それにしてもいい形だなぁ、色といい質感といい風化具合もいい感じだ こんなの見つけるとオブジェ発見な気分  つる先見てるだけでも楽しい、金細工のような造形だけど これがいっときも止まらず変化をし続けるところが自然物の魅力だったり  これなんか風にユラユラ揺れてなんだかモビールに見えちゃう 自然の造形には味が味わいがある だから見続けていたって飽きないし、いつだってオモシロイ (写真/Olympus E-520/ED 50mm F2.0 Macro)
 ポカポカ陽気に誘われて桜散歩に出かけました 出かけました、と言ってもほんの近場をてくてく歩いただけですが  それでも桜の花は方々あちらこちらで咲いてます、満開です やっぱり日本の春は桜、この花の威力はすごいですね、辺りが一気に華やぎます  花はほんの少し盛りの過ぎたタイミングが残念でしたが 近場を半日歩いただけで違う種類の桜もいろいろ見ることも出来て  毎年ワタシタチ恒例走水水源地でのお花見、今年は会場の自粛で叶いませんでしたが 「どこでも心持ちひとつで楽しめるものよねぇ~」などと話しつつてくてく歩いて いつもと変わらず満開になった桜を眺めてご満悦なのでした (写真/Olympus E-520/ED 50mm F2.0 Macro)
青山アトリエ「子供のためのクラス」で使うお月謝袋 今年度版新作デザイン出来ました。 こんな感じです。  季節それぞれがオリジナルキャラ「ピーちゃん」と共に描かれています。 しっかり塗られた色が響いていて楽しいです。 で、さらに、こんな感じ  作画デザインは今年度から最上級生になる女の子が担当 ガンバッテ描いてくれたおかげで今年度もいい月謝袋ができました。 いいもの作るって気持ちいいよね!
 「子供のためのクラス」春のイベントは米粉のたこ焼き作り~~(前記事の続き) どうですこのコロンコロンぶり!!見るからにしていい色に焼けてるでしょ↑ それでは米粉のたこ焼き制作風景を追ってみることとしましょう。 まずはみんなで切ったり溶いたりして出来たたこ焼きのタネを投入~~、ジュ~~ッ♫ たこ焼き経験済生徒は数人だけ、、、、 これからどうなるのかしらん?でみんな興味津々。  いくつかのグループに分かれてみんなで作ります タネが焼けて固まってきたら少しずつ回してまあるい形をめざしましょう。  ツンツンつついて回します~、みんなでツンツン、ツンツン  だんだんカタチになってきます~、ひたすらツンツンコロコロです。 絵といっしょで慌ててはいけませんよ~、ここからいい焼色がついてくるのです~ じっくりじっくり、見きわめが肝心だね。  アトリエ中に粉モノの焼けたイイ匂いが漂います この食欲わく匂い漂う中で集中して描く他のクラスの生徒さん、大変でした <(_ _)> と、こうしている間にもツンツンコロコロは続きます なにしろみんなの人数分と少しのおみやげ分と他のクラス生徒さんへのおすそ分け分 それはもうかなりの数を焼き上げるのです、、、たこ焼き屋さん気分です・笑  低学年生から上級生まで助け合い~、みんなで作るからなお楽し~ 目指すは米粉ならではの外がカリッと中はフワッフワッ、トロ~リ~の食感だね♪ 焼き上がったらソースをかけて青のりふって、完成です ヽ(^O^)ノ  それでは、みんなでそろって「いっただっきま~す」 こんな感じでお楽しみ春のイベントはワイワイにぎやかに過ぎていきました。 これからも青山アトリエでは幅広いもの作りを続けていきます! (写真/LUMIX DMC-GH1/G 20mm/F1.7)
いつもと違う青山アトリエです、おいしい匂いがただよって来ます。 この日はイベント、子供のためのクラスでは待ってましたのお料理お菓子作り! 青山アトリエは絵画教室、美術の教室。ですが 幅広~くモノ作りを考えてみると料理やお菓子だってやっぱりモノ作りなのです 美術は感性を重んじるものですが味覚だって感性なんですよね。  小学生1年生から6年生までがいくつかのグループに分かれて ワイワイしながら下ごしらえがはじまります。 さてナニガ出来上がってくるのか、みんな楽しそう、ワクワク o(^-^)o 料理慣れした子もいるしそうじゃない子もいます でも出来る出来ないは問題じゃないのです みんなで助け合ってフォローし合って楽しく作ればきっと美味しくなるのです。  上級生は包丁を上手に使って細ネギをひたすら刻みます 今までもイベントでは巻き巻きチャパティ、ちんぴんぽーぽー、皮のおいしい餃子 本格スイートポテトにみたらし団子etc、、、といろいろ作ってきましたが さて今回はいったいなにが出来上がるのでしょうか? ともったいぶってもしょうがないですね・笑 今回は「米粉を使ったたこ焼き」です。 お米大好き、食料自給率に危惧しつつ米食推進派を自認する 相方先生が自信を持ってお勧めするレシピなのです。 うまく仕上がれば外はカリッと中はトロ~リなのですが さてさてどうなりますでしょうか・(^o^) ・・・続く・・・ (写真/LUMIX DMC-GH1/G 20mm/F1.7)
 前記事に続いてお花作品のご紹介 今回は中高生のためのクラスから高校1年生の作品です。 ポットに植えられた花苗の密集した葉のかたまり感 ニョキニョキと元気よく伸びて花を咲かせた雰囲気が良く出ています。 もちろん描き残した葉などがしっかり描けたならもっと完成度は上がったと思いますが アトリエ制作の3時間を考えたら十分以上に上出来ですね。 子供のためのクラスから青山アトリエに通ってきてくれている作者です。 まだ子供のためのクラスだった頃の絵からワタシタチはみんな憶えているけれど 描き出てくる絵も本人の成長とともに変化をしていきました。 「絵が大人になったね~、うん上手くなった」とワタシタチ これからさらに伸びて描けるようになってきますよ 楽しんで、楽しんで、ガンバッテ!!
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