 「中高生のためのクラス」から高校生作品を紹介します 一枚目は画用紙に鉛筆を使って描かれた静物デッサンですね ガラス器のシャープな質感やそこに差された枝ぶりのリズムや変化 鉛筆の調子(黒までのグラデーション)もよく乗って、いいデッサンです! 作者は青山アトリエでは絵を描き、学校の部活では金管楽器を一生懸命吹く毎日 感性を刺激する文科系だね!表現は違うけど本質的には同じ事だ、どっちもガンバレ! 2枚目は水彩絵の具で彩色したカーネーションの着彩 鉛筆でデッサンした上に透明水彩絵の具を丹念に重ねて描きました 形態の描写も安定していますし、複雑な花も丁寧によく観て描けていますね  こちら作者は美術系の進路を考え始めた様子、好きな道を全力で進もう!ガンバレ!! 絵が好きで小学生や中学生の頃から青山アトリエに通いはじめて 今までコツコツ描いたり作ったり、、、、だいぶ実力をつけましたね (^o^) 絵にはその時の自分が全て込められます「今の自分」しか描けない絵があります 絵が好きな気持ちを忘れず楽しく、これからもどんどん描いていきましょう
 子供のためのクラスが描いてる点々絵画は続きます なにしろ点描画は時間がかかるものなのです ペタッと塗ってしまいたいところもグッとこらえて点々を打ち続けます  焦っても慌ててもいけません 塗りたい色をしっかり作ったらひたすら点々点々 点がたくさん打ててきたらだんだんカタチが浮かび上がって見えて来ます 描いた点描画を離れて見ると点はたがいに溶けあって混ざり合った色に見えたりします 点の打ち方やその大きさのちがいで絵に動感が出たりもします  ずいぶんいろんな絵柄、デザインが出てきていますよ 一気に塗ってしまえば早く仕上がりますがスピードは問題じゃないですね ものつくりでは「遠回りをする」ということも大切な技のひとつ じっくり打ち続けた点でみんながどんな完成を見せるのか楽しみです
 ちょっと気を許すとよもやま話に逃げていくこのブログですが 今回は青山アトリエ「子供のためのクラス」から スーラやシスレーやピサロ、美術好きならば知っている名前かもしれませんが これらはみな後期印象派の絵描きさん 共通するのはそれぞれ点描で作品を描くのを得意としていたことですね ということで今アトリエの子供たちはひたすら点々、点々点々と 点で描いているのです  とくにスーラやピサロのような絵を描いてもらいたいわけでもありませんので 見本の画集ははじめに見せて説明したらすぐしまっちゃいます たかが点々とお思いでしょうが点を打つだけだってそれぞれの個性が表れるのです だからあんまり細かい技術的なことは言いたくありません 私はこういう点が好き、僕はこんな点、使う色だってみんなの好き好きでいいのです  厚紙に鉛筆で好きな形を描いて点々で描いていく今回の作品 まだ描きはじめですが、みんながどんな発見をしてどんな技をあみ出していくのか 見ているワタシタチだって楽しみになってくるのです
立派なジャーマンアイリス、毎年咲いてみるとビックリするこの季節の庭は面白い、毎日変化があるし「あれっ?」と思うと何か咲いている だいたいいつもテキトウにタネを蒔きテキトウに球根を埋めているおかげで どこに何が植わっているのか、いつ植えたものなのか植え主がさっぱり憶えていない・・・ それでも春になれば彼らは好き好き勝手に伸びてきて花を咲かせてくれる  ニョッキリ伸びて花咲けばまじまじ観察して喜んでいるが 忘れっぽいので昨年の印象はすでに薄くなる、よって毎年が新鮮なのである 珍しいものは植わっていないはずである、たとえ以前植えていたとしても たいした世話もしないので環境に合った生命力の強い普通種がたいてい生き残るのである どこでも見かけるシランなどがにょこり出てきて咲くのも普通でイイ  そもそも庭を管理するという意識が無いし、ガーデニングをやっているつもりもない それでも生きものたちは大好きであるし、生きものたちと共にある環境が好きなのだ このオダマキはいつ植えたのか定かでもないが この季節に花を咲かせて夏には地表から消えて眠りにつく  こぼれ種で増えるのも自由だし地下茎で増えるのも彼らの勝手 好き放題やらせた方がこちらも予想しない展開になったりして面白い 今咲きまくっているのはクレマチス  こちらは鉢植えなのでたまに肥料はまくが クレマチスお決まりの切り戻しや剪定などもやったことはない それでも毎年咲かせてはクマンバチがブンブン寄って賑やかな玄関先となる  何度も観ているクレマチスの花弁だって忘れっぽいおかげでいつも新鮮なわけで 「なんだってこんなイソギンチャクみたいなカタチなのだ?」 と毎年ブツブツ言いながら観察している気がする、それが楽しいのである・笑 (写真/LUMIX DMC-GH1/ED 50mm F2.0 Macro)
 旅の友人よりパパイヤをいただきました <(_ _)> スパッと包丁入れてみると果肉はねっとり濃ゆいオレンジ色 品名には「サンライズソロ」とあり産地は宮崎県です もともと南国系のねっとり果物にはメロメロに弱いワタシタチ 期待を持ちつつ、レモンたっぷり振りかけ頂いてみます  いやいや甘くて濃厚ですね、パパイヤでこんなに甘味を感じるのは初めてかも しかも何故かくどくない、サラッとした爽やかさがあります ベタ付き感無く、清水をたっぷり含んだような清涼感を感じます ワタシタチ、南アジア周辺を多く旅して 現地で熟した果実を見つけるたびにことごとく食して来たわけですが 日本の果実産地が作る果物は本当にレベルが高いといつも思います 生産農家のきめ細かくも繊細な職人ぶりにいつも頭が下がります そんな日本産作物すべてに サラリとした清流の水を感じ取るのはワタシタチだけでしょうか? 日本を出て旅してみれば誰もがみな気が付く事なのでしょうが 日本国土は世界から見ても類い稀なる清流豊かな環境なのです これはたまたま火山や山岳地が多く急峻な河川が占める立地が故であり 地理地形の条件が偶然にも重なったが故のシアワセなのであって ヒトの工夫や努力でけっして成るものでもなく、言うなれば天の恵み こんな世界も羨むふんだんな清流を持つ国 日本は資源の無い国出ない国というのが定説になっていますが あたり前にあってコンコンと流れ湧き出ているから気が付きにくいのでしょうが この水こそが財産なのかもしれませんし、これからきっとそうなっていくはずです だからこそもうワケノワカラナイ物質、ヒトの生み出してしまった怪物のような物質で この財産である水が汚れてしまってはそれこそ国益を損じるというもの 心情的にもこれは悲しすぎること・・・・・ となんだか話がそれましたが 旅友みんなで食すはずだったこのパパイヤ、皆さんにお出しするのも忘れて ワタシタチ二人で美味しゅう味わわせていただきました <(_ _)> 無言で薄皮一枚になるまでしゃぶりつき うっとりと彼の地、南国を思うフタリなのでありました・笑 (写真/LUMIX DMC-G1/G 20mm/F1.7)
 南信州は伊那の友人からタラの芽がどっちゃり届きました ヽ(^O^)ノ 「こうなれば何を差し置いても調理に取りかからねばなりますまい 鮮度がなにより香りを逃がしてはならないのです」 固いところ少々そぎ落とし下ごしらえは素早く完了 そしてタラの芽はやっぱり天ぷらに限るワケです  ゆるめに溶いた衣に軽くさっとくぐらせたら、高温の油でサッと揚げます で、揚げたそばから頬張り続けるワタシタチ ウ~ンとかフ~ンとか言いながらサックサクと揚げたてを頬張ります もちろんお味は塩がよろしいですな・・・サクサク とやっている間に 山盛りタラの芽天ぷらの写真を撮ろうと思っていたものの それも叶わずワタシタチ夢中でサクサク食し続け 気が付いた時には後わずか↓  大盛タラの芽の天ぷら一気食い・笑 伊那谷の仙丈岳見晴らす河岸段丘 蜜吸うチョウが飛び交う畑、その片隅に植えられたタラの木 気負いを感じさせない自然な畑の隅で 自然に増えてなおノビノビしてる、そんなタラの木 力強い春の香りを存分に満喫して 元気なエネルギーまでいただいた気がします <(_ _)>
 昨年のブログの記事を彩ってくれたニャンコ姉妹達 里親様から近況の画像が送られてきました↑ 嬉しい知らせ、どうもありがとうございます ヽ(^O^)ノ 嗚呼、楽しかった昨年の君たちと過ごした日々がよみがえります、、、  昨年ワタシタチが君たちを保護した時にはまだ生後数週間の手乗りサイズ 心細い時もお互いを気づかっていつだって助け合ってたチビッコ姉妹 ミルクを飲むのも 遊ぶのも 寝るのも いつも一緒 ひと遊びするときまってフカフカで暖かい場所を見つけてはス~ヤスヤ  いつだって姉妹くっつき盛大にリラックスしてはス~ヤスヤ  おもえば君たちとは本当にいい、楽しい時間を過ごさせてもらいました なんだかあの頃がすでに懐かしく感じてしまいます それにしても今も変わらないひっつきリラックスな寝相ぶりなのですね 送っていただいたニャンコ姉妹の画像を見ながらワタシタチ 「こりゃぁ~ご満悦だなぁ~、ほんとにほんとに良かったなぁ~」 とうなずき、つぶやき合うのでした ニャンコ姉妹が我が家ですごしたお話は→ 未読の方はどうぞこちらから
 ゴールデンウィークですね、皆様いかがお過ごしでしょうか 我が家は相方の展覧会が迫ってきておりまして まったく大型連休関係なし、どこに出かけるというわけもなく いつも通りの制作カンヅメよろしく完全に引きこもっているワケでございます こんな時には気分転換にテレビのスイッチをポチッとし しばしのリラックスタイムでもと思うのですが、、、どうもいけません、、 さんざんこれまで観てきたテレビではありますが だんだん観なくなってしまって久しいワタシなのでありまして 先日の震災、原発事故後はさらにテレビから離れてしまいました・・・ それにしても今も映し出されるのは 1人のイスラム人をとうとう殺めたと重大声明を出す超大国の大統領 その報を聞き勝利確信?? 国旗をかざして歓喜炸裂である超大国市民達、、、 しかもその大統領はノーベル平和賞受賞者だったりで・・・これジョークですか?・・・ どう考えてみてもオカシイのではないのか? としか思えない・・・ その超大国側の話だけを延々流し続けるテレビ屋さん どうにも気が滅入って来てしまうのです・・・ ということでワタシは やっぱりまだテレビから遠ざかっている時期が続きそうなのでございます (写真はパキスタンでの子供たち 人のいい実にいい所でしたよ)
| HOME |
|