鳴沢村産カボチャいろいろ 

おもちゃカボチャパステル画

大人の生徒さんが描いたパステル画
コンポジションといい色といいなんだか独得の雰囲気が出てきましたね
下の作品も大人の生徒さん描く水彩画

おもちゃカボチャ彩色画1

色数多く使ってないのに平面的に描いているのにとってもシャープでリアル
次は中学生が描いた水彩画

おもちゃカボチャ彩色画2

入会してまだ2枚目の彩色画なのですがとても堂々と描けています。この調子!
次も中学生の作品、水彩色鉛筆を使って色付けをしました

おもちゃカボチャ彩色画3

微妙な色合いよく嗅ぎ分けています。様々に解釈出来る色味が自然物の面白さですね

このあいだ小旅にて西富士まで出かけてみると道の駅できれいな飾りカボチャを発見
これはイイ、ぜひ青山アトリエで描いてもらいましょうと持ち帰ってみると、、、
中高大人クラスそれぞれで1日カボチャ描き大会となったのでした

今回掲載は緑カボチャでまとめましたが他に黄色や白やオレンジ
様々な模様の楽しいカボチャ作品がアトリエに並びました
おんなじ様なカボチャを描いても描く人が変わればこんなに違って出てきます(^O^)

ミジンコとミドリムシ 

ミジンコとミドリムシ

今回も中学生の描いた作品です。モチーフはミジンコにミドリムシ
小さな世界、ミクロの世界を画用紙に水彩絵の具で描きました
本来顕微鏡を使って見えてくる世界ですが今回は図鑑を参考にしながらの作画です

作者は生物、生きもの好き
青山アトリエでの制作も自然の中で生きているものを続けて描いて来ました

今だって生きものや自然を詳しく知り研究するためには
対象物を何度も繰り返し観てさらに観てスケッチや描くという方法を用います
描くという行為にはよく観て観察しそのものを理解するということと
まったく同じ意味を含んでいるのです

ハイテクな観察機材や撮影機材が発達していたって研究者や学者はスケッチを取ります
レオナルド・ダ・ビンチは画家でありながら優れた研究者でしたが
解剖図をはじめたくさんの研究資料を描き残しました。
現代でも科学者や生物学者や医者、研究には皆スケッチを用いているはずです
絵を描くのは絵描きだけとはかぎりませんし
その方法論は長い年月を経てなお変わることはありません

作者は次作も生物世界を描くそうです
どんどん新しい驚きの世界を発見して下さい、楽しみにしています

中学生は花を観る 

クルクマソウ彩色画

中高生のためのクラスにて、中学生たちは花を描きました

よく観る、見比べる、違っていたらどんどん直す、よければどんどん描く
この反復練習でモノを見る眼がだんだんとつくられていきます

食べられるものがモチーフだったら食べてみるのも大事
さわって温度や感触を知ることも、持ってみて重さを確かめることも
場合によっては切ったり分解したりして仕組みを見ることも大事
知ったかぶりはイケマセン、謙虚にモノに自分をあずけるように繰り返し観ます

ようは感じることであり、五感を使って接すること
経験を重ねて体感していくことによって自分ならではの世界観が作られていきます

上の絵は画用紙に水彩絵の具を使った水彩画
シャープな線で形取ったデッサンにたっぷり水を含んだ絵の具がのせられて
面白いにじみの効果が出現、色も自然物モチーフらしくこなれてきました

下は画用紙に鉛筆で描かれた鉛筆デッサン

植物のデッサン

まだ入会して間もない作者ですが描いたり直したり繰り返し
なかなか実感のあるデッサンになりました
作品からは大きなたっぷりとしたモノへの接し方が魅力となって出ています

自分ならではの眼をつくっていく
絵の世界だけにとどまらす、とても大切なことだと思います

フリージアの花完成作品 

花の作品

大人のためのクラスから作品紹介です。
フリージアの花をモチーフにして水晶末、方解末、大理石粉などを使って
さらりとした下地を作った上に顔彩などの水彩系絵の具を使って描かれました。

作者の青山アトリエでの作画経験も長くなって、さらに自在さも増してきました。
楚々とした軽みが表現に出てきた様にも思います。
ワンちゃんシリーズで続けてきたモチーフもこれからまた多様になって来そうです。

この先日本画の絵の具を使って描かれたら画面の質感も増して
画面の雰囲気も増してさらに面白くなって来そうなのですが
現在青山アトリエでは日本画のコースを設けていません、、、
先生すべて日本画系でありながら、、、ちょっと変ですね、これは

ということで
そろそろ日本画クラスをやってみようかと思うこの頃なのではあります。

青山アトリエから見た月 

アトリエからの月

まだまだ日差しは強いものの秋風を感じるようになってきました
このごろは月だっていい感じで毎日のように出ています

青山アトリエから見た空にもポッカリ浮かんでいます

あたり前なのだけれど世界中から見えるのが月だし世界中の人がおんなじ月を見ています
あたり前なのだけれどなんだか不思議です

宇宙の話をあとりえの子供たちとしたりします
ゲームばかりと思われがちな今どきっ子たちですが案外そうでもなく
みんななかなか詳しいしよく知ってます

昔も今も変わらない図鑑っこの存在が妙にうれしかったりします (^O^)

(写真/LUMIX DMC-GF1/G 20mm/F1.7)
[ 2011/09/14 ] 日常 | コメント(0)

大人のためのクラスうちわ制作 

うちわ制作バナー

青山アトリエWEBにて完成作品追加
←バナークリックでごらんになれます

手作り縁日・その2 

お絵描きせんべい1

子供のためのクラス、夏のイベント「手作り縁日」パート2
お絵描きせんべいはその名のごとくおせんべいに絵を描いていきます

お絵描きせんべい2

おせんべいに絵を描くなんて、、、説明のときからもう興味津々
蜜シロップを筆にとりみんなワシワシ描いていきます、、、真剣デス(^O^)
ザラメ砂糖を描いたおせんべいにかけて色付けしたら完成!

集合写真1

それでは完成したお絵描きせんべいを手にしたみんなの

集合写真2

集合写真をどうぞご覧ください

夏休みも終わろうとする8月の終わり、お休み最後のひと遊び
ゴム鉄砲の射的にお楽しみ袋のさかな釣り、そしてお絵描きせんべい(^O^)

集合写真3

ただし遊ぶ素材はみんなで協力して作り上げた全部が手作りもの
なんだって工夫をすれば楽しいし、みんなでやればなお嬉しいのです

集合写真4

9月になって学校も始まるけど青山アトリエでは年中ものつくり
パワーアップでゲイジュツの秋といきますぞ\^O^/

手作り縁日・その1 

8月終盤の青山アトリエ、子供のためのクラスでは夏のイベントが開かれました
今回のイベントは名付けて「手作り縁日」ということで夏祭りを手作りしちゃいました

この日のために夏祭り縁日ネタはみんなでせっせと仕込んであります
はじめに相方先生からみんなに縁日の説明。さあお祭り開始です、今日は遊びますぞー!

手作り縁日1

射的です、順番に的を狙って遊びます、よーく狙ってピシュッ!

手作り縁日2

鉄砲は割りばしを組んで輪ゴムで止めて各自好き好きカッコよく彩色しました
弾は輪ゴム。そう、古式ゆかしき割りばし鉄砲ですね
的にもみんなで絵を描きました、得点が付いて高得点には景品付きデス\^O^/

手作り縁日3

さてこちらはお楽しみ釣り堀、金魚すくいのイメージ
それぞれ紙に水の生きものを描いて2枚張り合わせ袋にしてアリマス
ロープを渡してかこんだ結界が生きものたちのプールです、さあ釣りましょう!

手作り縁日4

磁石が仕込んであってソーッとくっつけ釣り上げるのですがこれがなかなか難しい
なぜならけっこう重いんですお魚達、、、
お腹の中には相方がみつくろったお楽しみ駄菓子いろいろ入りなのですから(^O^)

手作り縁日5

縁日ですから遊び手だけではいけませんね、そこは店番役お客役入れ替わりつつ楽しみます
この日のためのコインまで手作っちゃいました、もうなんでも作っちゃうのです

そんな楽しくあっという間に過ぎていった手作り縁日の様子、パート2に続きマス

突然ですが、新規ブログ開設いたしました 

にわあそび・ときどき旅

いきなりではございますが新しいブログを開設いたしました
ブログ名は「にわあそび・ときどき旅」

トップの画像には愛すべき街インディアンダーティーヒーロー・カルカッタ
消えゆく運命の人力車しかも世界の劣悪名物モンスーンの洪水シーズン・笑

タイトルからすでに当ブログの読者はおわかりかと思いますが
内容は旅だったりフィールド観察だったりで基本なんら変わらないと思います
ただこれから「青山アトリエのブログ」は青山アトリエの話が中心、よもやま話を少々
「にわあそび・ときどき旅」はサイズを上げた写真を中心として旅や庭廻りの話に特化
たま~に言いたいこともズバッと言う、、、そんな内容になっていくと思っています

誰に向けてとか何かのために、といったことは毛頭無く
むろん青山アトリエも意識しませんし、絵画教室の先生という立場でも書きません
通常安穏と写真に少しの文章という感じでしょうが、たまに毒も吐くやもしれません、、、
万人に向けることなく完全に自分の満足、自己満に徹して書こうと思います

どんなもんだろかと、すでに3編ほど上げております
もし気に入ることがありましたらぜひ続けてご覧になってください
もしも気に入りませんでしたら見ないでください、、、ってアタリマエのことですね・笑

新ブログ「にわまわり・ときどき旅」へは↑の画像もしくは青文字から入れます
それではどうぞよろしくお願いします <(_ _)>
[ 2011/09/05 ] その他 | コメント(0)

大人のクラスから完成2枚 

蘭の作品1

大人のクラスから同じ作者さんで2枚仕上がりましたのでご紹介します
モチーフは蘭の花、パネルに画用紙を張り込みアクリル絵の具をおもに使って描かれました

ブルー系でまとめられた深い色合いが印象的な作品です
蘭の花をモチーフとしていますがもはや対象に忠実に描くということから離れて
画面全体でかもしだされる雰囲気に重点が置かれています

何度も何度も塗り重ねては消えていったカタチを描きおこし
納得するまでいい色が出てくるまでその繰り返し
結果、まるで絵が呼吸をしているような奥行きや深みをともなって
生き生きとしたライブ感が表現されました

蘭の作品2

思い切りがよくなければこのような描法は出来ません
たいてい描いたものは途中であっても大事にして守りに入りがちなもの

「壊す・こわす」ということから新しい表現は生まれることが多いのです

今回の作者さんにはどんどん数を描いていただいて
この先にさらに先に何が待っているのか
しっかり自分の目で確かめていってもらいたい、そう思っています