どんどん描く 

シクラメン1

大人のためのクラスからの作品を紹介します
画用紙をパネルや板に張り込んだりキャンバスを使ってみたり基底材はいろいろ
絵の具は主にアクリル絵の具水彩系いろいろを使って描かれています

↑シクラメン、いいですね!絵に力強さと勢いがあります
葉っぱ部分の表現方法など独自のおもしろさが出て来てます

もひとつシクラメン↓、こちらはまた表現方法は違いますが
植物全体のシルエットや形になんともいい感じの味わいが出て来てます
白で引かれた線描の強弱や太さの違いもポイントですね

シクラメン2

↓は蓮の実がモチーフ
実の部分だけでなく種子を上手いこと配置した構図もいいです
絵の具を何度も重ねて深みと奥行きを出した背景も効果的

今回の三枚は同じ生徒さんが描きました、もうどんどん描いてます
描きたくてしょうがない、そんな気持ちが作品からも感じられます!

蓮の実

ご時世でしょうか趣味がよりクローズアップされるようになって
ちまたには技法書があふれています
たしかに頭で理解することは必要ですし本には大切なことが書いてあります
しかし結局のところ本をいくら読んでみても
絵の場合はかならず行き詰まります。頭でっかちになるばかりなのです

絵は身体的な表現なのです
身体を通して憶えたり感じたりすることそれが絵画的リアリティだと思いますし
そのリアリティを掴むにはただ描き続けることしかありません

ですから描きたい衝動があるときはどんどん描くとイイです
ただ義務でも修行でもありませんから疲れたら素直に休めばイイです

究極は「考えるな、感じろ!」ですね、どっかで聞いた言葉ですが・笑

PS 別ブログですがジャコウアゲハの羽化をアップしました
   よかったら→からどうぞ「にわあそび・ときどき旅」

チューリップの彩色画 

1月2月とビルの改装工事でお休みだったアトリエも無事再開
久しぶりでしたので「よく観て描く」またそこから始めましょう、ということで
4月はアトリエで用意したモチーフからそれぞれ好きに選んで描きました

今回紹介の作品はすべて画用紙に鉛筆でデッサン、水彩絵の具で彩色です

チューリップ彩色画1
安定した描写、とても上達しています、花への気持ちが出ています
大人クラスで描かれました

チューリップ彩色画2
発色の良い紫色を描くのはなかなか難しいのですが
イイ色出せてます、こちらも大人クラスから

チューリップ彩色画3
じっくりと薄く塗り重ねた赤い色が花びらの厚みを感じさせています
こちらは中高生のクラスの作品です

チューリップ彩色画4
水をたっぷり使って塗られた色がキレのあるカタチにつながって
溜め塗りから生まれた滲みもキマってます。中高生クラスからの作品です

ということでいろんな絵がある中から今回はチューリップでまとめてみました
ちょうど季節なので描いたらイイだろうなぁ~と庭で咲いているお花を摘んで行けば
それを皆さんが大切に描いてくれる、、、これは嬉しいことです (^ ^)

春を描こう 

春ですから天気が良ければアトリエから外に出てみたくもなるものです

春を描こう1

ということで子供クラスは「小さな発見!」というお題にて
天気よかった組の子供たちはみんなで外に出て春ウォッチング~

花を見る子もいるし石をひっくり返してナニカいないか探す子もいます
それぞれの興味で春観察、発見は子供たちの得意ワザ

で、アトリエに戻ったらさあ描きましょう

春を描こう2

春の記憶や印象を思い出しながら描いていきます
おおっイイですね、ツバキの花ですね!

春を描こう3

普段からの観察が効いた日常ぶりがうかがえますね
ウ~ム、しかも天気悪かった組の子が作者ですから雨で外観察も出来ず記憶のみ、、、
子供たちの眼をなめたらアカンですなぁ、、、よ~く観てますぞ、、 (^-^*)

単体デッサン 

2ヶ月お休みしたアトリエにまたもの作り人たちが集まって
久しぶりっ!ということで大人のクラスは揃ってモノ観て描く単体描写

単体を観る、ひたすら観る、感じる、発見する
初心者はもちろんスキルを増した方でも必ず立ち返るべき基本
対象に集中しその間をはかり自らが制作をしてるその世界にどっぷり入り込んでゆく
例えるなら座禅を組んだり瞑想したり、そんな世界に通ずるのかもしれません
単体デッサン
いいデッサンですね!
3時間よく観て鉛筆の粉をたっぷり画面になすりつけて消して擦りさらにゴシゴシ描く
モノクロであってもリンゴの色を感じさせたり、重みや詰まった中身を感じさせたり
絵画表現ならではの妙だと思います

アトリエ再開にあわせてスタートした新入会の方々も同じく単体デッサンを描きます

単体デッサン2

↑とてもよく観察されています
3時間タマネギを観続けるのも今回初体験だったことでしょう、お疲れ様でした
単体デッサン3

↑初心者とは思えない鉛筆の運びと筆勢です、これからが楽しみです

↓繊細な色感を思わせる細やかなグラデーションになりました
パパイヤの身の柔らかさが伝わってくるようです

単体デッサン3

「絵は個性」ですからどの絵が一番良いということはありません
違う身体にそれぞれの感受性なのですから表現だってみな違っていて当然ですよね

だからといって芸術には良いも悪いもぜんぜん無いということでもありません
「いいもの、だめなもの、悪しきもの」とやっぱりいろいろあるのです
デッサン力が付くとそんなことも含めてだんだん見えてきます (^_^)

アトリエ再開! 

アトリエ再開1

ビルの改装で二ヶ月お休みだった青山アトリエですが、再開しました \(^O^)/

アトリエ再開2

小学生から年配の方までの描きたい作りたい人間がまたこの場所に集まります

アトリエ再開3

再開を祝って生徒さんがクッキーを焼いて来てくれました
、、、嬉しいじゃありませんか

アトリエ再開4

こんな生徒みなさんの雰囲気にいつも後押ししてもらっているワタシタチ
どうぞこれからまたよろしくお願いします

尚、無料体験入学、アトリエ見学は5月半ばからの再開予定です
お休み中に体験入学、アトリエ見学予約をいただいた方には順次連絡をいたします
申し訳ありませんがもうしばらくお待ち下さい <(_ _)>

青山アトリエ再開日決まりました 

枝垂れ梅の花ビル改修工事にて2月3月お休みしていましたが
4月再開日が決まりましたのでお知らせいたします

4月13日〔金)14日(土)15日(日)
4月20日(金)21日(土)22日(日)

生徒さんたちには追ってメール、郵便等で
詳細連絡いたします、いましばらくお待ち下さい

なお無料体験入学、アトリエ見学につきましては4月もお休みいたします
久しぶりにみなさんとお会いするのが楽しみ~ (^O^)

展覧会のお知らせ 

二人展

長年親しくしていただいている先輩画家二人の展覧会です
湘南界隈で描く絵描きグループ「漣の会」の仲間でもあります
会場は湘南組画家集団のホームタウン藤沢にて 
お近くにお越しの際はどうぞご高覧下さい

さいか屋画廊HPはこちらから
作家のブログ「ほぼ不定期日記」はこちらから
二人展2
[ 2012/04/10 ] 絵描き関連 | コメント(0)

春まっさかり 

春の花束

日々一刻と生きものは動き出し花も次々と咲いてホントいい季節です
庭廻りの植物を毎日よく観てるだけでも楽しくってしょうがない
一雨降ってまた晴れれば若葉が吹き出しあたらしい花が咲いている
少し気温が上がれば子グモが小っちゃな網を張りマルハナバチも飛んでいる

この春は続いた療養で怠りに怠ったカラダに少しでも役立てばと
ちょくちょく自転車に乗り庭木をバサバサ剪定したりで体を動かしはじめてる
今日もチャリチャリ走って走水の水源地まで桜偵察に出かけてきたところ
桜も一気に開いてきていて、、満開は日曜日かな?

水源地の桜

場所によってはもうこんな感じで咲いてる~
週末はすごい人出になりそうですね~ (^O^)

青山アトリエも2か月のお休みを終えて再開まであと1週間
再開へ向けて生徒さん達からたくさんメールも頂いて嬉しいかぎりです!
まだエレベータが使えず階段でアトリエに入っていただくなど
不自由おかけしまいますが、、どうかご理解の程よろしくお願いします <(_ _)>

ということでこの春、じっくりじっくり動き出します