大人のためのクラスから基礎デッサンをお見せします みなさんこの春入会、まだ数枚目といったところで モノをよく観て、見比べて、描いては直し消しを繰り返しています 画用紙に鉛筆に練り消しゴム、使う画材もいたってシンプルです  アトリエの3時間ひたすら観続ける、比べる、描いて、直す 大切なのはこれだけです、先生たちの特に難しい指導もありません カタチを比べ、大きさを比べ、明るさや色の違いを比べて描きすすめますが 3時間同じものを観続けるという行為なんて日常無い事でしょうし 描き終えると目はショボショボするし同じ姿勢を続けて体はガチガチするでしょうし 予想以上の疲労感があるのに驚かれるのではないでしょうか?  デッサンが少し進むと「席を立って後ろに下がって描いたデッサンを眺めて下さい~」 そんなふうに先生から声が掛かることでしょう 描くだけではない、よく観比べること。これが大事なんですね なにか違和感があったり違いを見つけたらひたすら直していきます  観て、描いて、消し、直す。ただただシンプルな行為の繰り返しですが 鉛筆の使い方を知り、観るということを体感し、客観性を身に付け集中を知ります 絵を描くための基礎体力を付けるといったところなのだと思います 「絵は自由、なにをやってもいい」いつも言っていることなのですが そんな表現に向かうとき、この基礎体力が効いてくるのです あわてず急がずじっくりと進めてまいりましょう!
自転車、どうもこのところ流行ってるようですね~ 風を切ってス~イスイ、ワタシタチも乗ってますよ~自転車 進む力がが自分ていうのがシンプルでいいですよね 燃料はガソリンじゃなくごはん みんなたくさん食べてス~イスイ走りましょうね (^O^)/ ということで「自転車を描こう」 このお題で子供のためのクラスは描き始めました  でもみんな自転車に乗ってはいてもいざ描くとなると あれ?どうなってたっけ、、、ジテンシャ??、、となるわけで たびたびどうなってたー?、あれ~?、、と確認しながら描いていくのです  自転車はタイヤやハンドル、サドルにブレーキに変速機と それぞれのパーツが組み合わさって出来ています いままでさんざん乗っていてもその仕組みはワカラナイことが多いのでは? ということでいい機会です、しっかり観察してみましょう  とはいえ絵ですから自由な発想がどんどん入っていいんです 自転車が空を飛んでも海の中を走っても宇宙へ向かっても、いいんですね ものを見る目を養うことは大切だけれども絵は自由なもの いつもそう言ってますよね、縛られない自由な発想がなにより大事  さあこの課題、今は鉛筆で下描きですが しっかり塗りこんでいきますよー 完成まで自分のイメージを持ってしっかり描き切るのです それぞれどんな自転車世界が出てくるのか、楽しみにしています
先月子供のためのクラスでイベントがあったのですが展覧会の告知記事が入ったりで すっかりブログにするのを忘れてました、、、 ということで今回のイベントはドーナツ屋さんでおなじみ、ポン・デ・リング を作ります さっそくはじめます お料理、とくにお菓子は手順が大事、先生の手の動きをよ~く見て感じをつかみましょう  じつはポン・デ・リングのもっちり食感 白玉粉とお豆腐が生地に入るのがポイントなんですね~  男の子たちも白玉粉をゴリゴリゴリ  レシピはやっぱり大事ですね、プリントを見ながらすすめましょう  イイじゃないですかぁ~、きれいに成型できてます 急ぐことなく慌てずていねいに、なにごとにも通じます、よね  今回は揚げていきますからここは先生たちが手分けして揚げ手になります カタチをこわさないように敷紙ごと揚げちゃうのもポイントですね  さあサクッと揚がったら仕上げに、きな粉和三盆とアイシングでトッピング  出来上がったら使った道具を片付け、テーブルきれいにしたらお茶も入れて、さあ  それではみんなで「いっただっきま~す」 う~んモチッとした食感でウマウマ、おいし~\^o^/ ということで今回のイベント、ポン・デ・リング。大成功だったと思います! よかったらお家でも作ってみてくださいね  絵画教室なのにお料理?などと言うなかれ、お料理だってものつくり 絵や工作と料理は違うジャンルではありますがみな同じ創作、そのココロは近い 楽しく作ればおいしくなるし、食べる人を思って作ればもっとおいしくなるし 食いしん坊の気持ちで作ったらそれはきっと1番おいしくなるのだぞよ (^o^)
先週のアトリエから大人クラスで描かれた作品いくつかご紹介 大人クラスといってもみんなで横並びの同じ課題で描くわけじゃありません それぞれの個性やスキルに合わせて別々、それぞれの課題にとり組みます 画用紙に鉛筆で描いたシャクナゲのスケッチです  陰影を付けず線描のみでの表現に取り組み中なのですが もうすでにスバラシイ線が出て来てます この調子で枚数描いたら、さらに素敵なカタチが取れるようになっちゃうと思います! 青山アトリエ近くにあるお寺、龍華寺に咲く牡丹を描きました  画用紙に鉛筆のみで色を使わないモノクロ表現にこのところ続けて挑戦中 浮かび上がった牡丹の花が幽玄とも言える雰囲気を醸しました ガラス器に入ったカラーの花をよく観ながら描いた彩色画です  画用紙に鉛筆でデッサンをして顔彩(不透明水彩)を使って色入れしました 客観的に正確に描かれています、こういうデッサン力が後々生きてきます ↑と同じようなモチーフですが描き方が違うとだいぶ変わってきます  こちらは厚手の水彩紙にオイルパステルを使って描かれています しかも画面上のオイルパステルをペトロールオイル(油彩画用の溶油)を使って 擦り伸ばしたりしています、じつに研究熱心です その甲斐あって水彩では出ない重厚な色が表現されました フォルム(形)も枚数と共に簡略化がこなれて来たように思います 絵に普通や標準はありません こう描かなければいけないという決まりもありません 数え切れないほど方向は広がっているしその全てにイイものがあります 自分らしい絵を描く、これがイチバンだと思います
連休も明けて5月のアトリエが始まりました 金曜日は大人の生徒さん中心ですから落ち着いた雰囲気 それぞれが描くことを楽しんでいる、そんな美術空間でございます ザリガニのスケッチにトレーシングペーパーをあてて転写終了の図  お疲れさまでした、とてもいい線が引けていると思います 次回からは下塗りしたパネルにボンボン色をかけつつ描きます このデッサンを元にどんな絵になっていくのか楽しみにしています 一念発起、春から始められて3作目の鉛筆デッサンです  素晴らしいと思います、絵に熱意があります 学ぶものはこれから数多かれど初心いつも忘るべからず このままじっくりと描き続けて下さい 今が季節のシャクナゲをスケッチ  3時間でボリュームのある花を捉えるのは大変だったと思いますが 描きどころや進め方のバランスが良く、時間内でなんとか収めることが出来ました 描いてる最中はきっと無我夢中、あっという間の制作時間に感じられたことでしょう 絵を描く人はスケッチを繰り返し、、、いつか何かをモノにしていきます 繰り返しお知らせしております アトリエの開始時間が変わります。開始時間は3時からになります またエレベーター入り口は2階からではなく1階からでお願いします 4月アトリエ再開後いろいろ変わったところがございますが ものつくり、絵を描くことになんら変わりはございません ヽ(^O^)ノ
 青山アトリエの皆様 今週から5月のアトリエが始まりますが 時間をお間違え無く願います 15時から始まります今までと変わります どうぞよろしくお願いします
 ご近所からどさっと蕗を頂きましたのでさっそく下ごしらえに入ります サッと湯がいたら冷や水にとりササッと皮をむいたら水を替え替え軽くアクを抜きます 野蕗の野趣が消え過ぎないようあく抜きは軽くにとどめてみます 南信の友人が送ってくれたシイタケも水で戻して細かくしたら蕗と共にして  酒醤油砂糖で水分飛ばしつつ味を入れたらこれで一品、きゃらぶき  出汁を含ませ薄く味を入れたらもう一品、蕗の煮物 奥に見える皿はこちらも頂きもののほうれん草と卵を合わせて仕上げた炒め物  頂きものでおいしい食卓 くたっとし過ぎず歯応えを残したきゃらぶき、香りの野趣を残した煮物 どちらもおいしゅう頂きました、、、ごちそうさまでした <(_ _)> 藤沢さいか屋でのグループ展「漣の会」も無事終了いたしました 連休中にもかかわらずたくさんのご来場、どうもありがとうございました
無料体験入学、アトリエ見学は5月半ばからの再開予定です2月3月のお休み中に体験入学、アトリエ見学予約をいただいた方には 4月下旬から順次メール等でお知らせしていきます 申し訳ありませんがもうしばらくお待ち下さい <(_ _)>
 現在開催中のグループ展「漣の会」の展覧会場です 会場に入ってあらためて会場をグルリ見渡してみると  年季や深みや軽みや落ち着き、そんな感じを受けたのはワタシだけではないと思います しっとりとまとまったイイ展覧会になっていると感じました 思い返せば25年前ほどでしょうか 鎌倉市民ギャラリーで開いた「麒麟展」が湘南組と言われる 画家グループの始まりだったように思います その頃まだワタシは美大出たてですし 今では長老組と自らを呼ぶメンバーもぎりぎり20代だった、そんな記憶です  その後いまは無き横浜三越美術画廊をベースとした「三会」となり 現在の「漣の会」へと名前を変えつつもメンバー増幅しつつちゃくちゃく続いています  大学の枠もなく年代の枠もなくもちろん派閥もなく集まった ぶれずに描きそれぞれ発表を続けてきた面々 重要会議と称する懇親会ではこのキビシイ時代 互いの無事を確かめあうように会話が飛び交います(^▽^)  今回はまたあたらしく美大生の仲間も加わりました ここには現在進行形で絵描きを続ける人間がしかも年代別に揃っています そのままを知るいい機会だと思いますし 見る側から見られる側へ変わっていく時期の橋渡しになるような気もします(^^ ) 「漣の会」 会期 2012年5月2日(水)~5月8日(火) (最終日15時まで) 会場 藤沢さいか屋 5階美術ギャラリー http://www.saikaya.co.jp/fujisawa/gallery/index.html
 南信州伊那の友人から春の作物セットが届きました いろいろセットなのですがその中から写真はタラの芽とこごみです タラの芽は山菜の王様と言われていますが こちら(神奈川南部)ではパック詰めのしょっぼいものは見かける様になったものの ちゃんとタラの芽と呼べるようなものは滅多に見ません こごみはさらに見かけることはありません ワタシタチ大好物です 嬉しいのですぐに天麩羅になっちゃいます で、一気に食べちゃいました う~ん、堪えられません。ほろ苦い春の香りが鼻に抜けます  昨年のタラの芽を頂いた時はちょうど体調が急激に下降中といったところで 黄金週間あたりはもうなにがなんだか不安でいっぱい、、、そんな時期でした あれから一年、密度の濃い体験の数々をさせていただきましたが 体調もほどほど回復して今年のタラの芽はほんとうに美味しゅう頂くことが出来ました 南信の春をありがとうございました m(_ _)m
 展覧会がはじまります 青山アトリエの先生2人、小品3点ずつの出品となります。 長年湘南地域で関わりを持ち親交を深めつつずっと描き続けてきた作家面々 年齢も卒業大学もバラバラな仲間たちによる年に一度の集合発表会 そんな「漣の会」はずっと続いてほしいと願ってしまうグループ展なのです 会期 2012年5月2日(水)~5月8日(火) 会場 藤沢さいか屋 5階美術ギャラリー
 ワタシタチも出品する明日から始まるグループ展「漣の会」 その作品搬入に行ってきました 展示風景です 総勢20名の作品をすべて出し色味や雰囲気から作品の並びを見ていきます アーでもないコーでもないとそれぞれが意見しながら決めていきますが 作家として経験豊富なメンバーが揃っていますのでみな的確かつ和やかなのです 作品の並びが決まったら壁に絵を掛けていきます  ワイヤーで絵を吊ったり、打ち付けで作品を掛けたり、高さを見たり、水平を取ったり スポットライトを調整たり、作品のキャプションを付けていったり  勝手知ったる仲間たち、いつも通りのゆるい雰囲気を持ちつつも展示はバシッと決まり みんなで会場をグルリ見渡してウ~ンお見事いい展示になりました、と自画自賛・(^▽^) 湘南地方に居を構える作家達総勢20名の様々な作品が並ぶ展覧会 明日から始まります、お近くにお越しの際はぜひご覧下さい
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