子供のためのクラスからの絵です
「自転車の絵」はすこし前のお題ですね、その中からじっくり仕上がってきた絵です
↓海のイメージをゆく自転車

↓宇宙を駆ける自転車

じっくり描いただけに画面の隅まで抜けがありません
ゆっくりを奨励しているわけではありませんが、急いでも絵は良くなりません
それぞれにペースというものがあってあたりまえで、それも個性
スピードや効率よりもこだわりや思い入れの方が絵では大事なんです
大人のためのクラスからの作品です
今回はモチーフにとらわれず自由に描いている絵を数点
↓カラスウリを題材にして柔らかな表現で描きました
にじみや染みで作った背景に溶け込むようによくマッチしています
味わいのある作品になりました

以下はまだ描き途中の作品です
↓夜のような空にニョキニョキと山が並んで立っているのでしょうか?
見ると不思議な模様やカタチが描かれはじめてます、、楽しきかなシュールな世界
この先もなり切って思いきり夢想してください

↓宇宙や惑星を題材に進めて来て、純粋なおもしろい形が画面にだんだんと残り、、、
もはや宇宙でなくてもいいのかもしれません、、、
画面をいじりながらどこに向かうかを探っていく、、これも絵です

アンティーク時計を題材にして構成した作品
作り込んだ下地画面にトレースも終わり、やっと線が入って来ました
ここまで段階ふんで長かったからひとしおでしょう、、、楽しんでください!

みんな絵のスタイルが違うのがイイですね
絵は個人的なものですから、、自分の世界で描くが吉なのです (^^)

子供のためのクラスは昨年制作中でお休みしていた
画家の絵をよく観て写そうの「模写」課題、、再開しています (^^)
↑は奥村土牛の「馬」で ↓は同じ土牛の「鹿」ですね

↓は速水御舟の「とんぼ」

↓はモネの「風景」

↓はゴッホの「イス」

もりもり描いて、、今回も完成が見えてきました
なんだかまたカッコイイのが出来上がってきそうな予感です
今回は大人のためのクラスからピックアップ
自分の構図を考えるための習作です
モチーフは白いプラ容器にクルミ1つとロープ一本
モチーフの並べ方や設定によって絵の雰囲気がまるで変わってくることを試します

モチーフを手に取りいろいろいじくり回して並べ替えたりしたら軽く描きます
いくつも描いて「こんな感じにもなるのか〜」を繰り返し試します
この場合ロープがポイントですね、不定形ですからいかようにも設定可能です

頭で考えるだけじゃダメですよ、実際に手に取ってしかも描かなければいけませんよ
描いてみてはじめてわかること、手を動かしてはじめてわかることがあります
画用紙一枚を区切って何通りも描きます

絵って身体的なモノなんです
感じて自由に絵を描いていくためにいろいろ試していきます
初描きの花、今回も子供のためのクラスから、前回の続きです
一日3時間描き、画用紙に鉛筆中心であとの画材はそれぞれ自由です
小学1年生から5年生までが描いたお花たち


みんなもうそれぞれの個性が出ているし
しっかり観て描いた線にはリアリティも感じられます
なんでも興味を持って観察すれば面白いものは日常でも辺り中から見つかるもの
大切なのは面白いものを見つける眼なんです


それぞれの「観る眼、見抜く眼」を作っていくのが素描やデッサン
子供クラスはこれから前年続きの模写制作に入っていきますが
たまには、、、「じっくりモノを観る」ここに立ち返って描いていきます (^^)