
子供のためのクラスは6年生になると絵本制作に入ります
卒業制作というわけでもありませんが
大作ですから完成までに時間もかかります
内容は好きな絵本をもとにしても良いし、完全オリジナルでも良し

今回紹介の絵本は物語、作画共にオリジナルです
おいしいもの大好きショコラティエ夢見る女子が描きました

完成まで時間はかかりましたが満足の仕上がり
表紙裏表紙入れて全30ページの労作です

構想からページ割り、下描き、色入れ、描き詰めまで一人で全てやり切って

いい絵本になりました
きっとものつくり人としてこれからの自信にもつながることでしょう (^_^)

大人のためのクラスからの作品です
長いことアトリエに通っている生徒さんが描きました
作画経験豊富
今まで描いたたくさんの作品が、今描く絵につながっているように思います
軽く引いた線にも

ざっくり付けた色にも、味があります

味わいこそが絵の世界の本領
枚数を重ね年数を経てはじめて見えてくるものがあるように思います
ほんとうの個性は描きぬいた上でにじみ出てくるものだと思います

昨年まで在籍していた生徒さんが希望の美術大学に合格したということで
描いた絵を携えて報告に来てくれました

昨年の2月までこのアトリエで描いていたのですからついこの間のようです
思わずよく頑張ったなぁ〜と眼を細めてしまいます

青山アトリエに通った小学4年生から高校2年までの
彼女の成長ぶりをずっと見てきましたので
どうしてもワタシタチ、、、姪っ子を見るような目になってしまいます

作品を見て現役生らしい瑞々しく新鮮な表現がとてもイイ、そう思いました
ともあれまた美大後輩が生まれました
これからもぜひ喜んで描き続けていってほしいと思います!
子供のためのクラスから、今回のお題は「〇才のボク・ワタシの等身大のカタチ」です
↓大きな紙の上で好きなポーズを取ったら輪郭のカタチをなぞって線を引きます

↓ゴロゴロ転がってこんな感じですから今回は床にシートを敷いて地べたで描きます

↓カタチが取れたらヒト型の輪郭にそって切り抜きましょう

自分のカタチ切り抜けたら地べたに広げて、絵の具をお皿にタップリ溶いておもむろに
↓バシッ、と自分の手で描いていきましょう

↓手で描くのは気持ちいいものです、手形を残すもよし指跡付けるもよし

↓ペタペタパンパン色を重ねていけば痕跡の厚み、イイ色出してます

↓かくして原寸大それぞれの今をあらわしたヒト型作品がたくさん出来ました


なかなかポップだし素敵だと思います
リアルな今。身体表現としての美術をよく現しているとも思います
大人のためのクラスからのデッサンです
今回は単体描写、アトリエでは基礎確認の意味でよく描きます
ここで言う基礎とは「慣れずによく観る」ということです
↓バナナ

経験を積んでも初心者でも基礎に変わるところありません
↓カボチャ



興味を持ったらなんでも描いてみるといいです
なんだかなぁ〜と思っても描くとたいていは絵になります
↓ハサミ

新鮮な目で観続けるにも新鮮な眼を持ち続けるにも
技があります、、技は読んで学ぶのではなく、描いて習得します(^^)
子供のためのクラス、まだまだ模写の制作は続いています
突きつめて描けば絵描きさん達が何を思って描いたのか感じられるかもしれません
ゴッホのイス、あと少しです。色が美しい!

田中一村のチャボ、力強く凛々しい素描になって来ました

模写の絵が先に終わった人たちは次の課題、クルミを持った手を描きます
絵のスピードはそれぞれですから
描くのが早いとエライなんて事も遅いとマズイなんて事も無し
協調性も大事ですが絵や美術で大切なのは「個」ですよね

さて、クルミと手、、、いつも言いますがよく観て、よく観て

鉛筆であたりを取ったら割りばし削った割りばしペンにて墨で描きます

判ったフリは駄目、よく観て何度も見直し、色を入れたい人は水彩絵の具を使います

一日描き切りでたくさん味のある「手とクルミ」の絵がアトリエに並びました
次もちょっと面白い絵?をやります、その次にはお菓子作りのイベントです
どうぞ、お楽しみに〜 (^^)
大人のためのクラスからのデッサンです
構図を考えてみよう、という制作で
小下図エスキースをたくさん取ったのち描きました
同じ素材を描いても構図によって狙いが変わって来るのです

↑安定した構図です、描写も繊細な調子
↓動きのある構図です、メリハリの利いた描写です

お二方とも初心者から始めてもうすぐ一年、、上手くなりましたね (^^)
でもまだほんの入り口、、、
まだまだこれからもっともっと楽しくなってくるはずです!