湘南界隈をベースに活動している長年関わりのある画家たちの展覧会 第6回「漣の会」が5月1日から藤沢さいか屋美術画廊にて開催されます  続けて出品を重ねてきたワタシタチは今回お休みとさせていただきましたが 青山アトリエからは新鋭飯田文香先生が出品します! 世代もジャンルの垣根も越えた展示 お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください m(_ _)m 2013年5月1日(水)〜7日(火) 藤沢さいか屋5階美術画廊にて ※ギャラリートークを5月4日(土)午後2時から開催します
 このブログを書き始めて5年が経ちました あっという間でしたがいろいろありましたし長かったような気もします 写真は先日長井の海から見た富士山に沈む夕陽 関係ありませんが珍しいし何となくお祝いっぽいから載せました (^^ ) こつこつ続けるのが嫌いですからまさかこんなに書き続けているとは思いませんでしたが 頑張って続けよう、なんて思うとやっぱり嫌になるでしょうし、、、 やはりここは頑張らずに今まで通り私営絵画教室の個人ブログとしてボチボチいきます お祝いですから花も自分で添えておきます。庭で咲いた牡丹です・笑  ではでは、今後ともなにとぞよろしくお願いします m(_ _)m
大人のためのクラスから桜のスケッチです  家近くに咲いている花を描いてみました、という自宅制作 枝の出方や花の付き方新芽や花弁のカタチなどしっかり観察されて いい春のスケッチになりました 描いた生徒さんはアトリエに入られてそろそろ一年  桜の花、今までもずっと花見は楽しまれて来たでしょう でも自分がその花を描く様になるとは思ってなかった事なのかもしれません 今は描きます 一年描いてきて、描く人となりました 描く人の眼を持って見続けると ちょっと今までと視界が変わってみたり 見過ごしていたかもしれない面白さや驚きを発見したり 、、、楽しくも深い絵の世界はまだまだ続きます (^^ )
子供のためのクラスから模写の絵の完成です すでに描き終わった子供たちは次の絵やまたその次の絵に入っていますが 大いに粘って時間をかけて仕上がって来ました 「セザンヌの静物」です  パステルを使って色を重ねては画面に擦り込み水筆走らせ筆勢までを写しました 「ゴッホの椅子」です  塗り込まれたたくさんの色が画面で響き合っています、隠し絵のニャンコも洒落てます 「奥村土牛の猫」です  土牛独特の「タップリのほほんな」雰囲気がでています、猫の描き込みが効きました 「ゴッホの糸杉と夜空」です  強い筆勢と大胆な色の対比、ためらわない描線にゴッホの筆を感じますね いまだ粘って描きます「田中一村のチャボ」です  画面が足りなくなったので画用紙を継ぎ足して堂々と描かれています あと少し!完成が楽しみです 絵は本来時間で区切って出来るものではありませんしスピードも必要ありません 大切なのは過程と内容ですからそれぞれのペースで描くことが大切です どの模写も時間をかけて描いただけの内容があると思います 描き切った満足感って気持ちいいよね! やっと描き終えることができた安堵と喜びも味わえたことでしょう (^_^)
大人のためのクラスから鉛筆デッサンです 今回はカタチ取りの練習で描いたものを集めてみました  カタチを出来るだけ正確に捉えるため、たびたび工業製品を描きます 工業製品は同じカタチであることが条件の規格製品ですから  自然物のような面白みには欠けますがカタチ取りの練習にはもってこいなのです 絵を描くときの集中は大切ですがカタチ取りでは ただ集中し続けてもカタチの違いは見つけられないばかりか 頭に血が上ってさらにワケ分からなくなったりもします  大切なのは客観性、、、自分の中にもう一つの眼を持つこと、、です さらにもう一つの眼は常に平静なものでなければなりません  肉眼は日常の慣れや感情や先入観等々でたやすく錯覚を起こす不確かなものですから クールな他人が見ているようなもう一つの眼を自分の中に持つことが大切です  あとは枚数と経験を重ねることで自然とさらにいいカタチが見えてくると思います もひとつ言えば 絵は当然カタチ取りが全てじゃありませんから、さいごは大体でいい、、、 そんな心持ち加減がいいんじゃないのかなと思います
大人のためのクラスから鉛筆デッサンいろいろです 電球です、LEDでも蛍光灯でもなく白熱灯のクリア球  薄いガラス球の中に繊細なフィラメントがキレイです 作者は続けてPanasonic純正モノ白熱クリア球を描くといいます マニア心は美術の源です。今や貴重な純正品、どんどん描いて下さい (^^ ) キンセンカです、潔く描きたい花の部分に集中して描きました  大づかみに捉えていますが花がすっと立っています 構造的なデッサンです 静物デッサンです、構図を学ぶ習作で描きました  バランス良く手が入れられていて画面に空間が感じられます モノが置かれているたたずまいが表現されたデッサンになりました 枯れた葉っぱです、鉛筆一本で乾いて固い葉の表情を追いました  落ちている葉っぱだって描けば魅力的な絵になったりもします もしかすると面白いのではないか?というモノを見つけたら さらにどんどん描いてみましょう デッサンといってもいろいろ それぞれの興味やスキルによって様々です
 子供のためのクラス恒例の「春のイベント」今回はお菓子作りです 白玉粉を細かくつぶして〜、上白糖と薄力粉をふるっていきます  白玉粉に水を加えて泡立て器でダマにならないよう、よ〜く混ぜたら  白玉粉水をお粉に投入〜、、、さらにダマにならないよう丁寧〜に混ぜたら  色付けにほんのちょっぴり食紅ポトリ  薄くのばして焼きます (・∀・)  すでに「うっふー」とうれしい空気です、甘い香りが漂います どう見ても料理教室ですが、、、絵画教室なんです  あんこを30グラムで計ったら、丸めておきます  塩抜きした桜の葉を用意して、、、、、そう、今回は「桜餅」です ここからが終盤、絵画教室らしくそれぞれの桜餅に仕上げていきます  型で抜いたり形を作ったり  お皿に絵を描くように仕上げます  とっても素敵です  という感じに各曜日子供クラスでは桜餅の花が山ほど咲きました しかも甘くてしょっぱくて春の香り、とってもウマ〜でした  実は美術とお料理はよく似ています どちらも感性やイメージ、五感を基にしてに技と経験でカタチにしていきます 絵も料理も楽しんで喜んで作るのがイチバンですね 同じものつくり、そこんとこも一緒です (^_^)
「中高生のためのクラス」から中学生たちの作品いろいろです まだどの絵も途中ですが、お題は「自由に描きましょう」 キャンバスボードや画用紙に画材は水彩系いろいろを自由に使って描きます らせんに渦巻く線描のチョウチョが印象的、背景の質を帯びた色合いが効いてます  ポップにデザインした背景にルリ色の鳥、ここからさらに描き詰めていきます  完成間近です。ポアンとした雰囲気が出て来ました、あと少し!  絵はなにより自由に描くのが一番ですが デッサンも大事ですから描きます キンセンカの彩色着彩 絵の具使いもタップリと植物の様子に合わせた筆使いになっていますね  同じくキンセンカの鉛筆デッサン 植物全体を大きくとらえて、見せたいところに集中して描いてます。巧みです  今回の作者はみなアトリエで小学生から描き続けている中学生の生徒さん 中学生、高校生になるといろいろやること考えること どんどん増えちゃって大変かもしれませんが、、、 もしなにか好きなことがあったならガシガシやっておきましょう これは絵に限ったことじゃありません、本気になれるものがあったら何でもです (^▽^)
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