12月後半、ビル管理のあれこれで同じビルですがアトリエ引っ越しとなりました 長年お借りしてきた5階スペース、最後に照明を外したらお別れです、、、  で、新スペース3階のセッティングとなりました  新スペースは白木塗装無しの床材 床を汚さない約束ですから苦肉の策で床全面養生カバーを試みます  ターポリンシート、俗に言う体育館シートを採寸カッティングして敷きつめます  設置撤収が難儀ですが当面これでいってみましょう で、テーブルとモチーフをセットしてみると、、、 おおっ、これは! すっきりアトリエになったじゃありませんか (^^ )  とりあえずのセッティングを終えてホッとしてみれば 大人の生徒さんも  中高生の生徒さんもいつもと変わらず制作  子供のためのクラスでは年の瀬ならではのツリーも登場して飾り付け  制作終わりには新しいスペースにて年終わりのイス取りゲーム敢行  いつもと同じ笑い声がアトリエに響き渡りました  今年後半はアトリエ移動の件でお休み期間が入ったり少々バタバタしましたが なんとか新スペースをカタチにすることが出来ました 青山アトリエ、変わらず楽しいもの作りの場としてやっていきます でわでわ来年もよろしくお願いします <(_ _)>
子供のためのクラスから「色のレッスン」 少し前にお伝えした記事の続きになります それぞれ好みのカタチをトレース、型抜きをしたらそこに色を塗っていきます 使う色は自由ですが同じ色を塗ってはいけません  ですから手持ちの絵の具総動員で混色を繰り返すことになります 塗り方やデザインなどはまったく自由です  スキな色もキライな色でもおんなじ色のうち、分け隔てなくどんどん使います 絵の具の数が多くなくたって出てくる色は無限です  で、、色ぬり完了してリング環でまとめてみるとこうなります↓  これだけでも素敵な色見本と言えましょうが このレッスンの面白いところ、じつは色それぞれの「名付け」なんです ↑の裏を返せば  「日食色」「穴色」「無の色」「曇り窓色」「低空色」「上着色」「鏡色」、、、 聞いたことがない色名が並んでいます、、、ですが、それでこそイイんです 自分なりにその色を感じて命名するのですから色名だって人それぞれ  色は自由、感性の世界 「青、赤、緑」など誰かが決めたすでにある言葉の記号に惑わされることなく 今の感性にしたがって自分の色を命名していきます  色は主観で理解するもの、同じ色を見たってそれぞれ感じ方が違うはずですね だからこそ自分の言葉で色を表現します  ということで それぞれの「自分の色見本・カード帳」が仕上がりました (^^ )
今年最後のアトリエよりまずは大人のためのクラスから イイですね〜、シュール感漂ってます!完成まであとわずかです!!  いつか描いてみたいと思っていた欅を描き始めました。まずは小下図、構想を練ります  彩色素描です。ザクロの鮮やかな赤を表現するべく奮闘中  基礎のデッサンです。イイ形取れました、ボルドー赤ワインの瓶になってます  次の制作へ向けてモチーフのシクラメン細部をスケッチ、印象を留めておきます  ウェルカムボード作りの為の下絵です、、いい雰囲気出てます  そんなこんなで慌ただしい年の瀬となって参りましたが アトリエでは変わらず皆さんそれぞれの課題に取り組んでおりました (^^ )
今回は中高生のクラスからです ↓「自由に描こう」ということでペリカンを選んで描き始めました 画面が足りなくなったので画用紙を継ぎ足していきましたが 変形画面になってなおイイです! 絵は四角形、、、そんな決まりは無いんです (^-^)  小学生時代から絵を見ています。モチーフは好きな世界の生物系で変わりませんが 高校生になってがぜん絵や出てくる線が大人っぽくなりましたね ↓の作者もたしか中学1年から絵を見ていたと思いますが こちらも高校生になって元々持っている繊細な調子が洗練されてきました  特に上手に描こう的なテクニック等を教えていませんが 絵はその人そのものが出てくるもの、、作者の成長によって絵も変わってきます 以下中学生の描いた基礎描写レッスンです  ↑絵に元気があって大変よろしい、グイグイ描く感じが気持ちイイです  ↑カタチ取りの練習は大変ですが経験値で上達します、ぐっとこらえて枚数なのです  ↑色彩での描写を練習中です 見慣れたカキはオレンジ色? でもね、、ほんとうは何色なのか、、、 自分の眼で確かめながら色を混ぜては作って実験を繰り返すことが大切です 今すぐイイ絵になる必要なんてありません、遊ぶ気持ちでひたすら試しましょう ・お知らせ 次回(12月2回目)からアトリエが3階スペースに移ります お間違えなきよう<(_ _)>
先週アトリエで描いた花のスケッチから何点かお見せします ↓線描で捉えたシクラメン、とてもいいカタチが取れました ここに至るまでのデッサンの積み重ねが利いていますね  ↓ドライフラワーを組み合わせての淡彩スケッチ 水彩の滲みで微妙な色合いを写しました  ↓初めて水彩でお花を描きましたが、イイではないですか パンジーらしいカタチも取れて彩色がまた繊細です  ↓画面いっぱいにたっぷり描いた鉛筆スケッチ ちょっとおもしろいリアル感があると思います、この調子です  ↓パンジー苗全体のたたずまいが良く描けています、好バランスなデッサン このくらい描けてくるとこれからがさらに楽しくなると思います  忙しい師走と申しますがたまには慌てずココロ落ち着けて過ごしましょうね アトリエではなにも変わらず淡々と描いていきます (1〜4枚目大人クラスから、5枚目高校生クラスより) ・お知らせ 次回(12月2回目)からアトリエが3階スペースに移ります お間違えなきよう<(_ _)>
前回に続いて子供のためのクラスからの作品です 学校の夏休み自由課題として提出した絵が戻ってきました 使っている画材は日本画用のものでは無く いたって普通の水彩絵の具と画用紙です 伊藤若冲(じゃくちゅう)の「向日葵雄鳥図」を模写しました  伊藤若冲は江戸時代中期に活躍した絵師ですね では部分のアップを見てみましょう  飛ぶ羽、飾り羽、羽毛とよく描き分けられて、表情も凜としています 何度も苦心して塗り重ねたという葉っぱ、、、いい色が出ました  ヒマワリの花のカタチもしっかり写しました 体を支える脚もガッシリと力強く描けました  とことんこだわろう、ということで落款も作って押してこれも写しました これだけやれば少し若冲になれた様な気がします 10才おんなの子、またいいのが出来たら見せてください!!
子供のためのクラスから、11月からは「色のレッスン」です まずはスケッチブックに鉛筆で水玉模様を描いて、その〇に絵の具を塗っていきます  使う色は好きな色、自由です。ただし同じ色を使ってはいけません チューブから出した色を混色して、とにかくたくさん色を作っては塗ります  絵の具チューブがたった12色だって無限に色は作れるのです 色については本などから知識としても学べます でもね、体感して感覚で知るのが一番! 12色相環を知らなくたって大丈夫 (^^ ) さあウォーミングアップを終わって本番です  まず画用紙に好きなカタチを型抜いて、鉛筆で画面いっぱいまでトレースします  次はトレース線で切り抜いていきます こういう作業はていねい一番、単純な作業ほど集中が必要です  さてこれで何が出来るかと言えば「色見本」なのですが そこにちょっとひねりが入ります  それぞれの感性がスパイスとなって きっと面白い仕上がりになることでしょう・・・続く
| HOME |
|