横浜で開催中のグループ展ふたつ OKIMOCHI展とLABO AT CHINATOWN「チャイラボ2」へ行って来ました  こちらは横浜フェイアートギャラリーのOKIMOCHI展 12名の作家が小品+ミニマムサイズ数点の作品を展示しています   湘南界隈の絵描きグループ「漣の会」の面々が核となった1月の「新春万福!お年賀展」 そこからさらに派生した「OKIMOCHI展」4月4日(金)まで詳しくはひとつ↓記事にて つぎに中華街に場所を移してLABO AT CHINATOWN「チャイラボ2」  横浜中華街の路地裏、もとからあった民家をセルフリノベーションしたスペース その空間をうまいこと使ってあちこちに小さな作品が掛けられていました   古いものを再生して創り上げた雰囲気ある空間に絵がよくマッチしています 静かに音が流れて長居したくなる素敵な会場でした  「チャイラボ2」は3月30日(月)まで 詳しくはリンク先にて→ http://socosoco.me/event/140318.phpお近くへお越しの際はどうぞご覧下さい
 明日から横浜の画廊で12人の作家による展覧会(グループ展)がはじまります 各作家小品数点ずつの展示になります お近くへお越しの際はどうぞお立ち寄りください <(_ _)> 「OKIMOCHI展」 ーほんの気持ちですが、どうぞお納めくださいませー 会場 フェイアートギャラリー/ f.e.i art gallery 会期 2014年3月24日(月)~4月4日(金)/ 10時〜19時(土日休廊) f.e.i art gallery web http://gallery.f-e-i.jp/exhibition/?category_id=136出品作家 米蒸千穂/丸山友紀/古屋麻里奈/鶴巻謙郎/武井好之/鈴木強 青山美子/青山浩之/笠原芳幸/古市正彦/奥山加奈子/柏木奈々子 (注・出品作品は今年1月に行われた「新春万福!お年賀展」とほぼ同内容となります)
当ブログでも途中をお伝えした子供のためのクラスの工作「ビー玉迷路」 完成しましたので、一部とはなりますがお見せしましょう  集成材ボード、ダンボール、切れ端木片に割り箸等を使って、自由な発想で迷路を作ろう さらに各人の好き好きでびっちり絵も描いちゃおう、、、そんな工作です  ですから これらは迷路でありゲームであり半立体の絵画であってオブジェなのです  身近でチープな素材だからこそ工夫が生まれアイディアが展開するということもあります   精度を求めて完成度を上げるのだったら組み立て教材キット等を使えばいいのですが それでは美術としてちょっと面白くありません さて、ずずっと寄ってみれば工夫やこだわりも見えますよ   いかがでしょう? ビー玉の通る壁を高くしてみたり  こんな細部がピリリと効いてきたり   ワインのコルクもオブジェとなればいい素材、です  ほほぉ〜、現代アート作品と見立てて壁に掛けても面白いかもしれませんね 美術はいつも見る側にだって遊び心を求めてきます (^^ )、、、油断できません
中高生のためのクラスからの作品紹介です、、中高生は久しぶりになりますね ↓入会したばかりの高校生が描くはバナナの鉛筆デッサンです  ほとんど描いた経験は無いとのことですが、、よほど絵が好きだったんでしょうね いいデッサンです。これから思う存分アトリエで描いていってください ↓こちらも高校生作、紙風船の鉛筆デッサン  質に迫ってよく粘りきっちりと描き上げました ↓中学生作、このところは何人か揃って手のデッサンを描いたりしています  ギリッとした描線でベンシャーンのような力強いカタチが取れました ↓も同じく手のデッサン、中学生の作  ヒトの手らしい柔らかさや肉感が出てきてます、よく観て描き詰めました 自由に描こうグループもそれぞれ発進しています ↓2点、中学生作  勢いよく絵柄が出てきて、ここからどんな色になっていくのか楽しみです ↓長い時間描いた作品ですが、残すところあとサインを描き込むばかりとなりました  象徴的に捉えたチョウチョが螺旋状に舞っています 水晶末の下地に染ませるように彩色を繰り返し、物語や雰囲気を感じる絵になりました 絵やモノ作り、とどのつまりは個が大事 どうやったって相対評価の中に過ごすのが学生時代というものかもしれませんが それでもアトリエでは「個」を好きにどしどし膨らませてください
完成作品の紹介です はじめに大人のためのクラスから パネルに雲肌麻紙を張り込んで岩絵の具や水干絵の具を使って描き上げました  日本画技法ならではの「発色がいいのに落ち着いた」そんな色合いです 静的な十字構図のトルコキキョウに背景の刷毛さばきが動きを与えています 次は中学生の作品、図鑑を参考にしながら1日で一気に描きました 画材は鉛筆、マジックペン、クレヨンです  カタチもいいし構図もいい 大らかにしてたっぷりが良さに見えるけどそこによく観た描線が効いてます ↓はふたたび大人のためのクラスから 小さなスケッチブックにひたすら色鉛筆にて構成ドローイング    たくさん描いた中からピックアップして並べてみてもいいですね、綺麗です 色や質が響き合っています、続けていくとなにか出てきそうですよ それぞれの表現があっていいです。しっかり美術してると思います
 五美大展へ行ってきました 会場は六本木の国立新美術館。黒川紀章設計の美術館は床面積日本最大、巨大美術館です  五美大とは多摩美術大学・女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学 東京の私立美大5校をさし、その連合卒業制作展を五美大展といいます  彫刻や版画や油絵や日本画に映像に現代美術やインスタレーション、、凄い数の作品です 腕自慢の美大卒業生が「今現在、これでどうよ!」と来るわけですから熱も凄い  にしても手狭で正規の卒制すら飾れず悲しい思いをした都美術館開催五美大展と比べて 会場はゆったり、展示としても見やすく随分良くなりました ところで、青山アトリエの先生二人も美大学生時代を終えます まきちゃん先生(岸本真生子)の作品  作品画像クリックで拡大します↑会場壁面の高さをうまく使った縦長の大きな作品で寄ってみると たくさんの貝が描かれていました(↓作品部分)  あやか先生(飯田文香)の作品  作品画像クリックで拡大します↑こちらは横長、タタミ4枚分サイズが樹木や花や葉っぱで埋め尽くされています 金沢文庫称名寺の裏山で取材したそうです(↓作品部分)  なにはともあれ二人とも、卒業おめでとうございます!! あっという間の学生生活だったと思いますが美術人としてはこれからですね! そう、これからが長丁場なのです。どうかあわてずじっくりと歩んでいってください
青山アトリエでは満席のため新規生徒募集を閉じておりましたが このたび「大人のためのクラス」「中高生のためのクラス」の 生徒募集を再開いたしました(2014/2〜)入会、無料体験入学ご希望の方は 青山アトリエHPからお申し込みください 尚「子供のためのクラス」については今しばらくお待ちください <(_ _)>
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