今回は子供のためのクラスからです
ずいぶん間が開いてしまいましたが
「海綿で下地はじめ 」「画材を拾おう・海綿作り」「いろいろな道具で描こう 」以前の記事で続けて制作経過を紹介した、その完成作品いろいろです
いろいろな道具をたくさん使っておもう存分作ってきた画面に筆を入れていきます

作り込まれた下地に自由なイメージで描いていく、、そんな感じでしょうか
それでは、完成作、、ポンポンいきますよ〜
むしろ描かれた足じゃなく背景の方に目がいく素敵な構図

洗い出しをうまいこと使った微妙な色合いが出ました

ビビッドな配色と構成にて、アートしてると思います

うまい位置に家を描いたことで背景の充実が立ちました

強さばかりがイイわけじゃない、消え入るような弱さも美術ではひとつの表現

桜にチョウチョが飛んで様式美を感じるセカイに

はたまたズバッと抽象、、画面全体の緊張感!かっこいいね

↓もいろいろ描いてあるけど一見抽象画、色もリズム感も構成も、、とってもイイ!

何度も重ねた下色が効いていて、なによりよく考えられた画面がしっかり決まってます

海綿やローラーや手や布やペインティングナイフにハブラシに金網に、、、まだまだかな
いろんな道具を使いつつ時間をかけて画面を作ってきて、、、それによって
「筆がなくても絵は描ける・背景は主役になれる・絵は工夫しだいで何をやってもよい」
そんなことが感じられたら良かったかな、そう思ってます (^^ )
中高生のためのクラスから、今制作中の作品いろいろです
↓「ルドンの花の絵」パステル模写が完成です

色彩にあふれた画家ルドンを感じ取ることが出来ましたでしょうか
↓「ゴッホの星月夜」パステルにて描いた模写が完成です

ゴッホの絵には奔放な筆致を支える強固な画面構成が隠されています
なんども言いますが模写はその作家のスタイルを感じ取ることが第一義
絵を読み取り味わい推理しながら進めた途中段階が大事です
↓基礎の鉛筆デッサンで金属質のモチーフを描きました

いろいろな質感の物を描きつつ鉛筆や練りゴムの使い方いろいろを経験します
↓の2枚は自由に描く作品のためのイメージスケッチです

アタマの中で浮かんだもろもろを絵でもいいし字でもいいし、とにかくメモるのです
人が見てなにが何だかわからなくたって結構、自分が読み取れる記号であればいいのです

なにも無いところからモノを生み出すにはイメージの遊びチカラがものを言います
↓自由に描くためのイメージスケッチを終えて、より具現化して描いているところです

シュールな形態が浮かび上がってきましたね、思う存分やって下さいね
新学期になって子供のためのクラスから新しいメンバーが中高生クラスに入ってきました
層も厚くなってますます楽しいことになりそうな予感 (^^ )
大人のクラスから、今制作中の作品いろいろの紹介です
↓これからの制作のために貝のデッサンを描いています

次作にどうつながるのかも楽しみですが、これだけで見てもいいデッサンです
↓絵の具を使って描き始めて数枚目です

とても良いところがあります、いい眼をしていると思います
↓東山魁夷画伯作品を岩絵の具を使って模写しています

画伯がどんな手順で描いていったのか推理しながらますます楽しみましょう
↓ルドンの模写、パステルで描きました

さほど描かずにそれでも魅せる、この絵にはそんな極意が隠されています
↓風景画の習作です

水彩画らしい柔らかな表現、枚数重ねただけじわじわ熟れてきました
↓自由に描く作品のためのイメージスケッチです

めがねをモチーフにいろいろ出てきているようです、この調子 (^^ )
↓も作品のためのイメージスケッチ

頭の中にある風景を伸び伸び描いた空想スケッチ、、とても良いです
↓は自由に描く作品の制作中

現在大下地を終えて背景の文様図形が入ってきたところ、もう雰囲気出てきてます
↓も自由に描く作品を制作中

色彩を施した下地に線描で葉っぱのモチーフが構成されました、この先が楽しみです
世はフレッシュな春、新学期のシーズンですがたいていの大人の人には関係のないことです
制作は変わらず淡々と続けます
ということで子供のためのクラスから今回は春のイベント
「はるまきサモサ」作りの模様をお届けします

「ものつくり」で考えたならばお料理だって絵といっしょ、おんなじもの作り!
ということで今回は料理教室のごとき様相なのです (^^ )

じゃがいも剥き一つにだってセンスがあって


計量すり切りは細心の注意をはかりつつ
「サモサ」はインド定番の軽食スナック、、カレー粉投入は決め手になり


ポテトのマッシュ化はあわてず念入りかつまんべんなく
見栄えは大事です!「美味しそう〜」につながります、ですから包みはいっそう丁寧に


揚げ色も味のうち食感も味のうちですから揚げ焼きには目と耳で感じつつ
で、イイ感じに仕上がって来たのは、パリッとホクホクな「はるまきサモサ」

インドのサモサの具を春巻きの皮で包んでアレンジしました
とこんな感じで一つ一つの行程をていねいに気持ちを入れてこなしていくと、、、
おいしいものが出来上がってくる、こんなところもやっぱり絵とおんなじですね!
今回も美味しい顔がたくさん並びました
春になってまた一つ学年が変わっても「ものつくり」は変わりません、この調子です(^^ )
今日から始まった展覧会のお知らせです
絵画基底材としての和紙に着目した展覧会
伝統素材である和紙に現代作家がどう取り組んでいるかを見られる展示かと思います

青山アトリエから飯田文香
湘南界隈の絵描きグループ「漣の会」から遠藤麻木子 清水航 新恵美佐子が出品します
お近くにお越しの際は、お気軽にお立ち寄りください
ワークショップ等も行われます、、詳しくは↓から
FEI ART MUSEUM YOKOHAMA (フェイ アートミュージアム ヨコハマ)