今回は子供のためのクラスから前回の続きです
絵のお題は「むしめがねの中の世界」
むしめがねを覗いて「なんでも拡大して観てやろう」そこを基にして
あとは自由、好きなように描けばよろしい
ということで、いくつか完成作品をお見せします
むしめがねで拡大して見てみた小さな貝殻や野の花です

↓はむしめがねを持って森に入っていった、、そんなイメージが浮かびます

拡大された図の背景にイルカやカニは飛んでいて

淡い彩色かげんににょろっと引かれた描線がいい味です

むしめがねを覗くことで視点が変化してくるのも面白いですね
背景の構成も含めて画面を平面的にとらえています

色の飛ばし方にリズムがあって絵画的、多視点な見方ですね

渾然とした画面ですがイメージが塗りこめられ重層的、、かっこいい

虫サイズの視点で描かれています、見方変えればいろいろなのです

野の草花を採集して再構成したらこんなんなって、、イイ絵になりました

ちょっとモノの見方を変えてみればどこでだって面白いものを発見できます
見方変われば、今まで見えてこなかったものが見えて来たりすることもあります
鳥の眼で引いて見たり、アリの目で寄って見たり、ミジンコの目でもっと寄って見るのも
みんな自由だし、それは楽しいことです (^^ )
今回は子供のためのクラスから絵の制作風景です
絵のお題は「むしめがねの中の世界」
むしめがねを覗いて「なんでも拡大して観てやろう」そこを基にして
あとは自由です、好きなように描けばよろしい
前作はむしめがねを使ってめざしを描いて軽くウォーミングアップ、今回が本番ですね

観察して面白そうないろいろな貝殻やサンゴなど、アトリエで用意したモノもありますが

そこはとりあえずみんなでぶらぶら外散歩、、イイものないかと狩人気分のモチーフ探し

野の草や落ち葉、ころがってる石や枝、、なんだって絵になりそうなのです
お花を分けて花びら敷きつめてセッティングしてみたり

お花を組み合わせて新種のお花に変身させてみせたり

分解して外側だけじゃなく中側を知ることも大事な観察なんだし

友達とあ〜だこ〜だ言いながら面白いモノを発見していくのもイイです (^^ )
描けるモノがそこら中に在ることは判りました

そうしたら、、次はまず観る!よく観る!!
よ〜く観察して驚きや発見があったらしめたもの、、ここ肝心かなめなところです

ということでみんな虫めがね片手に絵筆を持って

めりめりと前のめりに描き進めました
次回は「むしめがねの中の世界」その完成作をお見せします
今回も大人のためのクラスから、、制作のいろいろをお見せします
自由課題のために作者が用意してきた貝殻いろいろ

↑を丁寧に1つずつデッサンしつつ、、次作の構想を練っています

アトリエ近くの龍華寺に咲く牡丹です、スケッチから大下図に起こしました

画面に何度も絵の具を塗り重ねての下地作り

完成時には上塗りで消えてしまうかも、、それでも大切なのがこの下地作りなのです
岩絵の具と金属箔いろいろを使って表現中、、遊びと実験魂でさらに続けましょう!

3連作組作品のうちの1枚です、、海中の色合いが出てきましたね

東山魁夷画伯作品の日本画技法での模写、、完成間近だと思います

基礎を学ぶデッサンでモチーフはガラス瓶、形態を正確に捉える練習です

本来眼というものは騙されやすく錯覚だらけ、、そこを知ることから始まります
サザエと流木の静物デッサンです

こなれた階調で描き進めています、これから質感表現に迫っていきます
年齢も性別もいろいろな生徒さんたち、、当然いろいろな表現が出てきます
美術には正回答や絶対ということはありません
まったくそれぞれでいい!、、積み重ねていけばいつかオリジナルに育ちます (^^ )
展覧会のお知らせです
長い時間をかけて猫達と接し続け、描きたまった「ねこ絵」の展示です
飼い猫の愛くるしい猫絵はよくみかけますが今展は野良ちゃんのねこ絵が大半
多くの猫個性を描き分けた展覧会は案外珍しいのかもしれません (^^ )

会場 藤沢さいか屋5階ギャラリー 会期 2015年6月10日(水)〜6月15日(月)
お近くにお越しの際はどうかお立ち寄りください
今回は大人のためのクラスから、制作のいろいろです
↓メキシコの画家ルフィーノ・タマヨ、パステルを使っての模写が完成

ビビットな色彩に力強い構成、骨太な中米センスです
基礎の鉛筆デッサンです

まだ枚数を描いていないのですが上手いです、この先が楽しみ!
水彩で描かれた風景画、極力無彩色、グリザイユの考え方で描きました

続けてきた水彩技法研究いろいろがだんだん実を結び始めています
これから自由に作品を描いていく為のアイディアスケッチです

絵は想像の遊びですからここのところはじっくりと時間をかけて
自由に描く作品の等倍下絵を作りつつ構図構成をチェック中

サイズは30号、板にそのまま描いてさらに(彫って)いく予定です
こちらも自由に描いていく作品の為の下絵です

伝えたい雰囲気がありますね、それでは本画へいってみましょう
麻紙に岩絵の具を使って日本画技法で描かれた作品です

完成まであとわずか、、、狙いを定めてあともう少しの筆入れです
それぞれ美術を楽しんでいる感じがよく伝わってきます
先日大人クラスの有志で懇親食事会なるものがありました
美術好きの集まりで肩肘張らずワイワイやるのはいいものですね (^^ )