今回も子供のためのクラスから
スクラッチアート「夢のカケラたち」の4 、、、完成作品のPart2です
今回の作品もいろんなタイプで仕上がって来ました
英文字と夢キャラモチーフが絡みあって、、キマってます

大胆でシンプルな構成

動きを感じる構成に細部のストーリーを添えて

こちらは静的な夢の世界

にしても、みんなの構図や色構成、、それぞれかっこいいです

とくに子供(小学生)の作品だということを考える必要もなさそうですね

ねらいを持った構図、絵作りが当たり前の様に成立しています

妙に味のある雰囲気が出ていたり

画家パウル・クレーを知らずとも知らずとクレーになってみたり

どの作品もパネルに張り込んだり額装したりして部屋を飾ってみたならば

きっと素敵なことになっちゃいますよ、、ぜひにやってみて下さい
ということで2015年がもうすぐ終わります
今年も青山アトリエにて子供から大人まで、みなさんそれぞれの制作を続けて来ました
来年だってなにも変わりません、、ただただ楽しく美術にかかわり続けていくのです
青山アトリエのブログも変わることなく淡々と続いていきます
ではではみな様、、佳きお年を〜 (^^ )
今回は子供のためのクラスから
スクラッチアート「夢のカケラたち」の3 、、、前々回記事からの続きです

前回まで制作のプロセスを追ってきましたが今回はその完成作品たち
出来るだけ多くお見せしていきたいと思います


「夢に出て来たもの」をテーマにしスクラッチ技法を使って1枚描き上げ
その絵をジョキジョキ切ってバラバラにしてしまったらそれが部品となって


さらにその部品をコラージュしての再構成
名付けてみるならダブルスクラッチアートとでも言いますか
「夢に出て来たものたち」がカケラとなって画面を飛び回ります


画面構成にもそれぞれの個性が出ていて色調もそれぞれ大胆でよろしい
細部を見てもそれぞれに凝っていて面白く


じつに力作揃いです、、アートほとばしる画面がずらっと並んでいると思います (*^^)

まだまだどっちゃりイイのが仕上がっています
すべてはむずかしいかもしれませんが出来るだけ多くお見せするべく
次回完成作品Part2に、、、続きます
なんだかあれよという間に年の瀬ですが
制作は淡々と続くのが常、、変わらず淡々と進めていきます
今回は大人のためのクラスから・制作いろいろです
季節の花サザンカ鉛筆デッサンです。ツヤのある固い葉の感じがよく出ています

季節のものは当たり前ですがその季節にしか描けません、年に一度のチャンスです
「拾いものを描こう」シリーズでドライになった紫陽花の葉です

鋳金で出来た作品の様なフォルムと、作者大いに気に入って描きました
久方振りに取り出した丸ペンGペン ガラスペン、、今後の制作に生きてきそうです
レオナルドダビンチの素描「聖アンナと聖母子」の模写です

広く深い階調表現からきっといにしえの500年前を味わえたことと思います
人体クロッキーを描いている生徒さんたちもいます

短時間で要点を掴んで描く人体クロッキーは画力向上に大変有効な手段なのですが
この頃はそこらで知らない人を描くなんて事はどうも危ない、、そんな空気があるそうで
以前は電車や公園、人の集まるトコロで画学生のクロッキー描きは当然のことでしたが
この頃はどうもイケナイ感じらしい、、、まったく困ったことだと思います
本来は外で伸び伸び描ければいいのですが、しょうがありませんアトリエ内でクロッキー

クロッキーは数、、クロッキー帳一冊二冊とたくさん描くことです
ここからは「色で遊んでいろいろな下地を作ろう!」の課題
画材もいろいろ道具もいろいろ、子供にかえって好き放題やってみようということ
スポンジで叩いて色を散らしたり、ペインティングナイフで引っ掻いてみたり

ひたすら滲ませてたり染み込ませたり洗ってみたり、、好き放題自由に遊んでいると

だんだん画面からなにか見えてきたり語ってきたり、、、と、そんなことがあります
そうなったらなにかを描いてみても面白い
で、仕上がった1枚、、色を散らして葉っぱで遊んだ下地にぼんわり浮かぶ天使

いいです、素敵です
次はまだ途中ですが

滲み染みのカタチを使って描き足してみたらだんだんヒツジに見えて来ました
こちらも途中ですが遊び描いた下地にヒト型をポンと配置してみます

見る人によっていろいろに見えてきそうな画面になって来ました
面白いものです。なにを描こうと決めず考えることも無く、ただ色遊びを続けていたら
知らずと画面にイメージが浮かび上がって絵になっちゃって来たり、、、
こんな描き方もあるということで、楽しんでいろいろ体感してみましょう
今回は子供のためのクラスから
スクラッチアート「夢のカケラたち」2 、、、前々回記事の続きでございます

さて、それでは前記事から引き続いて制作プロセスを追ってみましょう
竹串で引っ掻いて下色出しつつ丹念に時間をかけて描いたら

おもむろに作品をジョキジョキ切ってしまいます (*^O^*)

どんどん切り刻んで

とうとうバラバラになりました、、、

じつは前回書き忘れましたが
この描き上げた絵は「夢に出て来たものたち」がテーマだったのです
その「夢に出て来たものたち」が切り刻まれて「夢のカケラたち」になった訳です
さて次に、、新たな画用紙を用意してクレヨン使ってガシガシ塗り込みます

夢のカケラとなった1枚目と同じプロセスです
1枚目は黒ベースでしたが今回は多色、アクリル絵の具で塗りつぶしていきます

さあこれで作品のベース、、画面の土台が出来上がりました

いよいよここに1枚目の絵を切り刻んで作った「夢のカケラ」を散りばめていきます

自分なりのカッコ良さを求めつつベースの画面に位置決めをしたら

パーツとなったカケラを張っていきます

ここは丁寧かつ慎重に、仕上げの美しさにかかわりますからね

張り終わったら、いよいよラストプロセス

ふたたび竹串握ってガシガシ削り描くのです
バラバラにされた1枚目の絵が再構成されて、、新たな作品に生まれ変わっていきます

この作業下色からなにが出てくるかワクワクなんですよね

気持ちよくどんどんいっちゃってください

乗って来たら爪立ててバリバリ〜もいいです、、、絵は本能的なものですからね

楽しんで、、、どんどんやっちゃってくださいよ (^^ )

プロセス紹介終了、、長いことご覧下さってありがとうございます
ということで
画面という舞台に夢のカケラが散りばめられたみんなの作品がたくさん仕上がりました
ではでは次回は完成作をお見せします
今回は大人のためのクラスから、このごろの制作いろいろをお見せします
レオナルドダビンチの素描を鉛筆で描いた模写です

何度も描き直して美しい階調と気持ちの入った線が引けました
まだ未完成に見えますが、プロセス重視で目的は果たしましたのでこの絵は完成です
画材も内容もすべて自由に描いた作品、完成作です

群青色のグラデーションも深く雲のはるか上に飛行機が飛びます
シンプルな間を生かした構図が効いています
トラを題材に自由に描いた鉛筆画です

うっそうとした藪の中から姿をあらわしたトラの雰囲気が出ています
これから動物を続けて描いてみるとのこと、、ならば、まず動物園詣でですね!
「秋の拾いものを描こう」課題で描いている方もいます

いい線が引けていますね、画面への入りも考えられて構図も素敵です
基礎デッサンを続けて来て、初めて水彩絵の具を使って描いた玉ねぎ

表情がとても自然、今までコツコツ描いてきた基礎力が生きています
葉付きデコポンのデッサンです

しばらく休まれて久しぶりにまた描きはじめました、新鮮な気持ちで楽しんで下さい
ここからは「色で遊んで下地を作ろう!」の課題
画材もいろいろ道具もいろいろ、子供にかえって好き放題やってみようということです
ペインティングナイフで引っ掻いて遊んだり

絵の具をたらして流して遊んだり

葉っぱでペタペタハンコ遊びをしてみたり

なんとかかんとかしているうちに、、きっと画面からなにがしか言い出すんです
そこが面白いところなんです、、どんどん楽しんで下さい