
展覧会のお知らせです
当アトリエで子供クラスから在籍し絵と遊び、今は子供のためのクラスの先生でもある
多摩美術大学油画専攻4年生 大島かなえさんが参加している展示です

温泉保養地熱海に点在した会場にて出品作家それぞれの展示が行われます
熱海の持つ場の様相や空気感に触れつつ作家たちは制作を進めてきました
熱海と作家それぞれがどう反応したのか、、このあたり見物です
お出かけになった際にはぜひお立ち寄り下さい
「アタミアートウィーク」
Web
http://atami-art-week.com/会期 3月19日(土)〜3月27日(日)
*会場等詳しくは
WEBサイトでご確認下さい。

当アトリエにも通っていらっしゃるパステルアーティストのKAOさんがイベントに出ます
満月 半影月食の夜
【Phokaoライブ~春つむぎ~】⌘SYOKU-YABO農園
旅する歌人phokaさん紡ぐ音の中、kaoさんが描く、、そんなライブペインティング
三浦半島最高峰大楠山の麓、自然たっぷりな土地で音とアートのセッションです!
詳しくは
こちらまで
お近くへお越しの際はぜひお立ち寄り下さい
今回は中高生のためのクラスから、中学生たちの制作です
課題は「スクラッチアート」 昨年終わりに子供のクラスでもやっていた課題ですが

青山アトリエは子供から大人までシームレスで堺目はあるようで無いものですから
楽しそうならばどんどん取り入れていきます
まずはパネルに画用紙を水張りして、そこにクレヨンで好きなように塗り込んでいきます

どんなに丹念に描いても次の手順ではアクリル絵の具ですべて潰してしまうものですが

やっぱりそこは見えないとこほど凝っちゃうのが美術の人ですね (^^ )

クレヨンは小学校の低学年くらいの画材、、なんてイメージがあるかもしれませんが
そのつくりは「オイルパステル」とほぼ同じものなのですから立派な画材なんです

このコッテリとして物質感のある発色がイイです
と、、丹念に描いたらアクリル絵の具でそれをすべて塗りつぶしてのちよく乾かしたら
竹串で表面のアクリル絵の具を削り取って、、いよいよ画面に描きはじめます

軽く手慣らしで紙の端切れにひょひょいと描いてみて

それなりに感じをつかんでみたら

もうあとはパネル張りの画面に没入するのみ
テーマはいつもの通り「自由」です

ということで
スクラッチアート中学生版完成はまたいずれお伝えします
今回は大人のためのクラスから、制作のいろいろ
はじめに「自由に描きましょう」からの完成作品ですね
日本画の技法で岩絵の具を使って描かれました

色の響きが良く構成も良く練られた力作になりました
奈良の取材旅で見た小径を描きました

スモーキーな色調で塗り込まれ、旅の目線が画面を収めることが出来ました
なにかこう浮遊感のある画面ですね

パステルの濁り無い色調も画面の雰囲気にとてもマッチしています
水彩絵の具の滲みを上手に活かしています

背景との絡みがキモの作品ですね
どなたかに差し上げるために描かれた作品です

気持ちの入った絵ですよね、先方はきっと喜ばれることと思います
ここからは自由制作のためのイメージ構想、下図作りです
柴子犬振り向きざまのおしり姿です (^^)

シーラカンスを克明に追い続けて次の作品へと繋げます

眼鏡を主題に自在に下図作り、イメージ構成中です

大人の生徒さんたちもこぞって元気、、それぞれの良さが出ていると思います
作品作りは急ぐことなくじんわりと、、されど確実に進んでいくのです
さて今回も子供のためのクラスから、工作[起き上がりこぼし」前回記事の続きです
タマゴの殻にいろんな小物を使って雰囲気作って表情つけたら顔を描いて

アイディアやちょっとした工夫が風味付けになるんです
↓1枚目写真手前は会津地方に伝わる郷土玩具の『起き上がり小坊師』ですね

古くから美術工芸でシャレやユーモアが大切だったことが判りますね
今回同じ路線だと思います
それでは前回の続きでほぼ全員分の「起き上がりこぼし」いろいろです

ユルさがいい味出しています
ユルさがテイストの一部として広く認知された今だからこそ
その手を緩めずますます調子に乗っちゃって下さい

ということで、これでほぼ全員の「起き上がりこぼし」だと思います
みんなよろしゅうございました (^^ )