今回は子供のためのクラスからの鉛筆画、、なのですが
いつもも描いている鉛筆で描いた絵と言っても、、今回はちょっと違うのですね
まず、しっかり時間をかけて鉛筆の種類ごとにぬり分けた表を作るのです

鉛筆はその柔らかさ硬さやグレーの濃さによって種類が分かれています
美術系上級者になると多くの鉛筆の種類を使い分けて描いたりするものだったりします

今回は6B~6H、あいだにHBとFをはさんでの14本の鉛筆を実際に使って描きます
表作りではすべての鉛筆の濃さを確かめつつそれぞれ布でこすった色合いも試してみます
さて鉛筆表を作っていろいろな濃さの鉛筆をしっかり体感したら、、いよいよ制作です

今回のお題は「アニマルパレード」

生きものを画面に入れて自由にイメージして描けばよろしい
スケッチブックに作った鉛筆表を横に並べて確かめながらすすめていきます

今回の鉛筆画制作では描く紙もいつものスケッチブックと違ってケント紙を使います

ケント紙は表面のツルッとした滑らかな紙で鉛筆の最大限濃い色も受けとめますし
厚手で腰のある紙なのでどんなにガシガシ鉛筆で描いてもへこたれません

描く内容はいつも通り好き放題自由にイメージして、、なのですが

今回のテーマは鉛筆に特化した制作です

14本もある鉛筆をどんどん駆使して、さらに布で擦ってみたり練りゴムで撫でてみたり
いろいろ楽しんでグラデーション(明暗の幅)をたくさん作ってみてもらいたいと思います
ということで、、次回は鉛筆画「アニマルパレード」その完成をお見せします
今回は大人のためのクラスから、、この頃の制作いろいろです
はじめに「色で遊んでいろいろな下地を作ろう」課題から
画材もいろいろ道具もいろいろ、画面で好き放題絵の具で遊んでいるうちに
なにやらオモシロイものは生まれてこないものかと、、そんな試みです
絵の具を撒いて盛り上げてヤスリをかけて面白い表情が出て来ました

そんな下地を眺めてなにかイメージが浮かんだら勢いで描いてしまいましょう
深く考えすぎず、時間もかけることありません、、イメージ優先でササッといきましょう
アロエの花をササッと描いてサインを入れて締めました

彼岸花を中心に添えて描き込みました

作った下地から出たイメージは電柱でほのかに光る灯りです

絵の具と戯れ遊んでいるうちにイメージが沸いて何らかの画面が生まれる
そんな試みです
ここからは進行中の自由制作
自由ですから使う画材も技法も題材も皆さんそれぞれです
雲肌麻紙に岩絵の具を十分塗り重ねた上に金箔 銀箔を散らして乱貼りしました

日本画技法での純正下地作りはまだもう少し続きます
窓から見た都会の景色ですね

線描を効かせつつ慎重に進めていきます
平沢進のCDジャケット模写です

アクリル絵の具とパステルを併用、手描きの味わいがイイと思います
次作のエスキースです

ここでポアンと考える、、描き手の楽しみどころです
切り紙をしてマスキングを繰り返しながらキャラを仕上げていきます

パステルで作られた同系色のグラデーションがシックです
デッサンを描いている生徒さんもいます
描きはじめの方も長く描かれている方もたびたび素描に立ち返るのです
それぞれの質の描き分けまでじっくり迫ることができました

美味しそうです、、水彩薄塗りでさらっといい色出ています

ということで、、一気にお花が咲いていい季節となりましたが
大人のためのクラスの制作は変わらずそれぞれ楽しみつつ、、淡々と進んでいきます (^^ )
桜も咲きましたね!春です!!
子供のためのクラスでは恒例春のイベントでお菓子作りですね
お絵描きだってお料理だっておんなじ「もの作り」で変わりなし
ということで日本各地や世界それぞれのお菓子お料理を今まで作ってまいりましたが
今回は「やせうま・九州は大分名物のおやつ」と「きなこ棒・昔ながらの懐かしお菓子」
きなこを使った素朴なおやつ2種を作ってみました
ではでは、調理を流れで追ってみましょう、、、まずはよく説明を聞いたら

小麦粉を計量しつつドンと投入

塩と水も計量したら投入して混ぜ込みます

混ざってきたら、、手でよく捏ねていきましょう

シットリするまでよく捏ねたら、小分けにしラップをかけて生地を休ませます

ここまで、、、まぎれもない、うどん生地ですな〜 (^^ )
と、、ベンチタイムのあいだにもう一方の「きなこ棒」作りに入ります

ハチミツと水あめをドライヤーで温めつつきなこをドホッと投入

ヘラでさくっと混ぜたら、今度は手を使ってしっかり捏ね上げましょう

シットリして艶出たら棒状にまとめて等分に切りまして

あとは好きなカタチに成型したらようじに刺して、、、懐かしお菓子のきなこ棒が完成です

さて、「やせうま」作りに戻りましょう、、、寝かせた生地を手で伸ばして

平たい麺状にしたら

茹でて水で締めておきます

トッピングはきなこにウグイスきなことゴマ、、そしてそれぞれにお砂糖

シンプルな作りですが、お塩を少し利かせて甘さを引き締めてあげましょう
ということで、、「やせうま」と「きなこ棒」の完成です

それでは、、みんな揃って「いっただきま〜す」

「やせうま」はうどんにきなこをまぶしてどんな味??なんて考えてしまいましたが
食べてびっくり、、おいしかった〜 、、、マグマグいけます
「きなこ棒」も味わい深い甘さでしみじみ旨い

今回の素朴な手こね系きなこのお菓子2種、、どちらもおいしゅうございました (^^ )