今回は中高生のためのクラスから、この頃の制作ぶりです
はじめは「お菓子の細密描写」から
見えるものは全部写してそっくりに見せちゃいたい、、というお題です
始めに鉛筆でデッサンから入りますが

ロゴが全部読めますね、ちゃんと字体もしっかりフォントしています
全体に水彩で色付けしたところ

黄色の発色がよくて、すでにリアルです
さらに彩色したところ、文字も描けて質感も出せてきました

色の濃淡幅を増やしています、あともうひと息です

こちらは完成、しっかり塗り込んでそのモノらしい存在感まで出せました

こちらも完成、透明感のある描写にてよき観察眼を感じます

ここからはお題ちがいで「自由に描こう」
絵柄がはっきり出て来ました、次の色入れが楽しみ

素早い線で描かれていますがカタチは定か構成も合っています

30号の絵柄を探っています、イメージを組み立てる肝心なところ

自画像のデッサンです。瑞々しく階調豊か、柔らかな表現になりました

清々しくもはっきりと今の自分の絵として描き切ることが出来ました

新年度は学生である中高生にとっては変化の季節ですね
またみんなそれぞれの場所で自分らしくあってほしいと思っています
アトリエは変わりませんよ、いつも通りじっくり目の前の絵に取り組んでいきます
今回は子供のためのクラスからの工作になります
お題は「ゴッズ アイ」です
ゴッズアイ、、インディアンのお守りなのだそうですよ

ではでは制作過程からいってみましょう
にわで剪定した枝を用意して来ましたので、、まずはこの枝をひたすら磨きます

紙ヤスリを使ってツルピカに、、肌ざわりが気持ち良くなるほどまで丹念に

今回は沢山の種類の毛糸を使います

いつものように先生のレクチャーを受けたら

さあゴッズアイを編み始めましょう

思いついたら飾りを付けるのもお好みです

ほら、途中で毛糸色を替えればデザインだって自由自在

編みに慣れたら、、ちょっと大っきいのもいっちゃいましょか!

工夫しだいでいろいろ面白くなりそうです

ということで、、今回もたくさんの完成作が出来ました

インディアンの文化では

おめでたい事があった時に贈る縁起の良い贈り物なのだそうですよ

みんなだんだんデザインにも色合いにも工夫を増して

インパクトのある出来上がりになったと思います
仕舞っちゃったらもったいないです
ぜひおしゃれに部屋のどこかに掛けて飾ってあげてください
今回は大人のためのクラスから、この頃の制作いろいろです
ではさっそくこの頃の完成作からいってみましょう
彼岸花をモチーフに構成しました、主に水彩とアクリル系絵の具で描かれています

背景との絡みに苦心されていましたが、ちょうどうまい具合にいっていると思います
有元利夫作品の模写です、こちらも水彩とアクリル系絵の具を使っています

作業に神経が入っていてしごく丁寧、細部までよく写し取れています
冬の小鳥、雲肌麻紙に岩絵の具を使った日本画技法で描かれました

冷たいはずの雪がどこがほの暖かく感じられる柔らかな雰囲気となりました
ハボタンをモチーフにパステルを使って描きました

パステルならではですね、濁りなくほわっとした色調
こちら手鏡にペインティング 古色掛かったりひび割れさせたりと凝った表面処理


手に持って使える用の美絵画とあいなりました
ここからは制作途中の作品です
日本画技法ですすめている森の景色、下張り箔が効果を担っています

自宅のワンちゃん、絵ならではのすご〜くイイ感じ

イタリアのベニス印象も深まって来ました、日本画技法ですすめています

モチーフは台湾の夜市、雑然とした雰囲気を目指します

水干絵の具と顔彩を塗り重ねての下地作りです

デッサン系もすこしだけ
基礎のデッサン、デコポンの構造感が感じられるようになりました

基礎の見直しに描きました、完成度高くしっかり描き切ることが出来ました

鉛筆と水彩で描いた彩色素描、こちらもしっかり描き切ったいい着彩ですね

大人のためのクラスではこの先6月末に展覧会が予定されていますので
今でだいたい3ヶ月前といったところですね
ともあれ、慌てずにじっくり準備をして展示会に臨んでいきましょう