
今回は中高生のためのクラスから「オリジナルうちわ」です
自分考案の絵柄を描画し仕上げるオリジナルうちわ制作は
夏企画として大人のためのクラスでは例年行事としているのですが
中高生クラスでは随分久しぶりとなりました
こんな感じで自由に絵柄を考案して画仙紙張りの描画用うちわに描いていきます

テーマは各自好きなようでイイし、画材も好きなものを使ってイイ、すべて自由です
ただ一つ
今回は各自デザイナーとして絵柄をイメージしたら勢いを持って一気に描き切ってみて!
と、そんな投げかけをみんなにいたしました
ではでは、中高生たちの描いたうちわです
トカゲです

タコです

花火のある景色です

この夏お庭で育つのを観察した野生の雛だそうです

小物がいろいろです

蝶々に糸巻きエイにリュウグウノツカイです

筆を持つ手です

うちわ描きは描き終えたらこれまた好きにデザインした消しゴムはんこを彫って
パシッと押したら完成、本朱肉の印が入ると画面がぐぐっと引き締まるんです

以下はもう少しで完成、あとは印を押したら完成等々なうちわたち
季節が変わってうちわをお見せする機会を逸しそうですので、、一気にいきます
和を感じる文様です

曼珠沙華です

短歌を詠んでいます

宇宙空に船がいきます

星型のキャラです

いかがでしょう、、みんなそれぞれが好きにやっていてとてもイイですね
今回はあえて時間を多くかけず、勢いを持ってイメージに迫るということで描きました
じっくり丹念では出ないその人らしさやダイレクト感が現れているようにも思います

絵の弱点はたいていの場合壁に引っ付いてるということ、用の美には当てはまりません
その点うちわは壁から絵が離れて自由自在 (^_^) ぜひ持ち出して使ってくださいね〜
今回は大人のためのクラスから、この頃の制作いろいろです
はじめに模写制作から完成作2点です
「ゴッホのひまわり」アクリル絵の具、顔彩併用で描きました

ゴッホの明るく複雑な色合いとアクリルメディウムを使ったマチエールにも迫りました
「セザンヌの静物」キャンバスボードにアクリル絵の具で描きました

よく描けました、近代絵画の父とされるセザンヌの視点をきっと体感出来た事と思います
模写は度々みなさんが描く課題ですが制作者それぞれのモノの見方や考え方を
作品を写しながら感じ取ります、自作の制作にもいろいろと刺激になることでしょう
次に日本画画材を使った完成作3点です
題材はクリスマスローズ、日本画画材の基本習得課題で描いています

題材は蓮池です、全面銀箔貼りの下地から描き起こしました

題材はおうちのワンちゃん、単純化されたフォルムに目の描線が印象的です

次に制作中作品3点
題材は猫ちゃん、まとめに入ってきて進め方&帰着点を思案中です

風景画です、グリザイユ的(単色明暗比)描法にてこの絵の骨格を探っています

心象風景です、海空に虹が2本「直感でどんどん進め さてどこで止めるのか」そこが肝心

次にデッサン系から4枚ほど
バラのドライフラワーです、階調の幅を引き出すことに苦心しつつ進めました

基礎の静物デッサン、画面に奥行きや空間が感じられつつあります

泰山木の花、本画制作のための下図ですがとてもイイ線が引けています

自然ないい形、この先調子の幅を増やせると存在感や量感が出てさらなる充実です!

暑いさなかですが内容の濃い制作ぶり
それぞれの経験値も上がって来てどの絵も作画レベル高しです
大人クラス在籍者は大学生からシニア世代、ほぼみなさん初心者からのスタートです
絵はその場その時を楽しみつつ描き続けていくのが一番、と思います