今回は子供のためのクラスから「空飛ぶ折り鶴 完成編」です
昨年から継続してしまってるコロナ肺炎、、アトリエも昨春には休講が続きました、、、
その休講時制作中断してしまったのが「空飛ぶ折り鶴」ですが
ころ合いを見ての作業再開、完成までこぎつけました
ではでは制作過程からです
さいごの工程は砂子まきですので、、見なれない道具があるわけです

竹筒に竹ばさみ、変な形の筆や馬連にシッカロール、、わかんないけどなんかワクワク

そこでピラピラの薄い金属、金箔、、いやがおうにもワクワクアップです

(今回使用の箔は正確には洋箔や銀箔といいます)
ピラピラ金属の箔を竹筒に張られた金網に通して細かくしていきます

この竹筒に箔を通す工程を何回か繰り返して箔を均一の細かさに揃えます
仕上がったきらきらの細かい金属(砂子)を竹筒に戻して

画面にはらはら〜と蒔くのです

構成を考えつつ蒔きおえたら、、紙を当て馬連で密着させたら完成です
それではみんなの完成作からです


和紙に墨に水干絵の具そして砂子を使いました



たっぷりとして味のある絵柄が並びました、とてもいいと思います
なにより中断してしまっていた
みんなの絵の完成を見ることが出来たのがよかったです
(空飛ぶ折り鶴、
前回までの記事はこちらからご覧いただけます)
またまた久しぶりの更新となります、、今回は子供のためのクラスから
お題は「空飛ぶ折り鶴」 続きもの記事3回目となります
はじめに折り鶴を折って、その鶴をモチーフとしてスケッチブックに描き写し

色紙に墨と胡粉を流して下地を作ったら、描いた鶴をトレースし墨で描き起こす
と前回そこまででした
この先はいよいよ彩色、日本画画材の水干絵の具を使っていきます

水干絵の具は1色ずつ指を使って溶き下ろすんですね

との説明を聞いたら、、さっそく描いて行きましょう

塗り方に特に決まりはありません

それぞれが好きにやりたいように、、自由が一番ですよ

色を重ねると下色が透けて混色効果が出たり、色に厚みが出たりもします

ぼかしやグラデーションの効果を使っても面白そうですね〜

といった感じでノリノリ制作中だったのですがアトリエは突然の中断となりました
ここまでの制作は2月開催のアトリエでのもの
その後3ヶ月続けてアトリエは完全にお休みとなりました
長い自粛生活となりました、、みなさん元気にお過ごしでしょうか?
子供クラスの制作はこの先お楽しみハイライトと言えるだろう手順を経て完成となります
技を使って画面をキラキラさせます、、あとほんの少しで完成です
自粛も解除されて、アトリエも6月は再開する予定です
全員マスク着用、窓等解放、各自こまめな手洗い必須でいこうと思っています
久しぶりの更新です、、今回は子供のためのクラスから
お題は「空飛ぶ折り鶴」 続きもの記事の2回目となります

各自折り鶴を折って、その鶴をモチーフとしてスケッチブックに描き写す
と、前回はそこまででした
今回は鳥の子和紙の色紙を用いて、下地としての墨流しをほどこします
いつものように作業の流れと技法の説明をよ〜く聞いたら

臆することなく色紙めがけて墨をベチャッ

たら〜りグルルン

墨を色紙に打ち付けて画面を揺らしたり傾けたりで墨流し

ある程度自然乾燥させたらドライヤーでしっかり乾かして

2回目、3回目、、、幾重にも墨を掛けていきましょう

きめ細かな鳥の子和紙の肌合いに墨が広がり滲みしみ込み、味わいが見えてきます
濃墨薄墨でも表情が変わります、使い分けてみましょう
微細な粒子の墨にこれまた微細な粒子顔料である胡粉を溶き

同様に流した合わせ技も用います
墨と胡粉で下地が出来たら、前回描いた折り鶴のスケッチを取り出して

色紙に転写し、墨で慎重に線入れをします

こんな感じや

こんな感じです

次は色入れですね、、水干絵の具を溶きのばした絵皿が並びます

と、今回はここまで、、次回その3に続きます
ところで
青山アトリエは3月4月と現在2ヶ月の休講中となっています
この先新型肺炎が治まってまたいつも通りの制作が出来ることを願っています
とはいえ
絵やもの作り、家に居ながらかな〜りはまって遊べるものです
よければ家で描き楽しんでいただきまして
アトリエ再開の折にはこんなの描けた〜、とぜひ見せて下さいね (^^ )
今回は子供のためのクラスから
お題は「空飛ぶ折り鶴」
完成までにはちょっと専門的な工程も入って、楽しい作業になりそうですよ
さて、はじめに折り紙を使って「鶴」を折っていきましょう

余談ですが

いままでに折り鶴を折ったことが無い
この世代ではそっちの方が多くなってるんですね〜
時代と共に色々と変わってくるもんです
あやとりや駒やメンコや凧揚げなんかはどうなってるんでしょうね〜
さてさて次に、折りあげた鶴をよく見ながらスケッチします


描きおえたスケッチをいくつか見てみると



こんな感じだったり


こんな感じだったり


イイですね
さっそくそれぞれの個性が出て来てますよー
描いた鶴はのちのちの工程で使うので再登場するのですが
次の作業はこちら

鳥の子和紙の色紙に「墨流し」です
ということで、、次回へ続きます