今回は中高生のためのクラスから
お題は「缶ジュースの素描」です

よく対象と画面を見比べてそっくりに描いていく、そんな課題です

見慣れた缶ジュースの形態ですがそこには

基礎デッサンの要素がたっぷり含まれています

水平垂直や楕円の整合性や視点による形の変化

文字を曲面に自然に乗せていく描法や冷静に対象を見比べる基になる客観力

慌てて描けるものではありません、じっくりそれぞれのペースで進めていきます

うまいこと進めたら彩色もしてみよう、といった基礎デッサンの課題です

絵を学ぶにあたって大事なことが多く含まれているわけですが
少々カタチが違っていても伸び伸び素直に描けていたり

出て来るカタチに味わいや雰囲気があったり

缶ジュース相手で絵にしたくなっちゃったのなら、それもまたアリでしょう

ところで現アトリエ生が美大に進みたいということになって
この頃描いたまだいく枚目という石膏デッサンを持ってきました

あれっ、。こんなに描けたんだっけ?
描いた本人は普通にニコニコしていますが、こっちがビックリしてしまいます
伸び盛り、、恐ろしいですね〜 (^_^) ふふっ、この調子で頑張って下さい!
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