
この春に訪ねた近隣のサクラポイントをいくつかご紹介、などと思っていたのですが
アトリエの話題から離れると歯止め無くどんどんイッテしまうワタシですので・・・笑
ということで今回は「中高生ためのクラス」からの作品紹介です。
モチーフはサザエと蓮の実、鉛筆を使ったデッサンになります。
基礎デッサンの確認ということで描いてみました。
いいデッサンですね!!気持ちがいいです。
それぞれの質感の描き分けや色合いの違い、明暗の差などバッチリ出てますよ。
特にサザエのガサガサした痛そうな質感、また殻の内側のツルンとした質感
また蓮の実の茎部分での強弱など、作者の質のいい眼が感じられます。
どんなものでも描き手が面白さを見つけることが出来たなら楽しくかついい絵になります。
この集中力に磨きをかけてますます何でも描いてみましょうネ!
青山アトリエでは「それぞれの個性、自由な表現」をモットーとしておりますが
たびたび基本に立ち返りますと言っては自然物をひたすら観察する作画を行います。
「それぞれの個性・自由な表現」と一見地味な作業である「自然物の観察」
それを写し取る「地道なデッサン」とは相反するように見えるかもしれません。
ですが青山アトリエではこう考えます。
「自然はすべてを含有し人智の及ばぬところ、そこから少しでも自分なりに感じ取り
わずかでもなにかを発見していけたら」・・・いつでもそこが出発地点なのだと。
デッサンひとつでもナカナカ深いんです・笑
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