
ぺんぺん草の向こうに人影が、かたわれの絵描きさんがスケッチ中です。
7月に行われる個展へ向けて、ここのところ毎日この路地で描いているようです。
なにを描いているかというとやっぱり雑草なんですね・笑
ワタシタチのアトリエほど近くにこの無舗装の砂利道があるんです。
梅雨時などはぬかるんで困りますし、今どきデコボコ道もなんだかなぁ~と
思われるムキもありますが、この周辺が大事なふたりの観察ポイントになっています。
たま~に除草(草刈り)は入りますが辺りはほぼいつも手付かずの野放図状態。
こまかく時期で棲み分けて入れ替わり姿を見せるレギュラーの雑草(野草)に加えて
タネが風に乗り、鳥に運ばれいきなり姿を見せる新参植物たちも楽しく
人通りも車通りもほとんど無いこの路地では安心してノラ猫も寝そべり、実にのどか。
ここで除草剤や農薬を使う人もないでしょうからいろいろな虫達も集まります。
園芸技で手塩にかけられた花咲く見事なガーデンも素敵ですが
ワタシタチはこのしょぼい野放図砂利道が近くにあってよかったなぁ~
とつねづね思っているわけです・笑
ところで忌野清志郎が亡くなってしまいました。
1970年代からブレる事なくまるで日和らず「愛と平和」を発信し続けたキヨシロー。
強いモノに噛みつき、弱きに優しく、花を愛で、夢を見続けることを歌ったキヨシロー。
残念でなりません。
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