三つ子のたましい・・・いくつまで? 

クロヒカゲマダラ

またもや展覧会前、ずっと筆を持ち続けています。
完成近い作品を眺めつつ、今は天空に広がる星空の星をひたすら描き打っています。
南アルプスや中央アルプスの空に広がる果てのない宇宙が
少しでも表現できればいいのですが。
おかげでいい天気なのに一歩も外に出られません、日々の観察フィールドも
秋の装いで植物たち生きものたちもガラリと違う姿を見せてくれているのに・・・

昔話で失礼いたしますが、ワタシ図鑑が大好きな子供だったようです。
親が与えてくれた図鑑全集をどこに行くにも抱えていたようで
動物編、昆虫編、魚類編などはずっと見続けたせいでページが取れてもうボロボロに。
親がセロテープで修復してくれると、それを抱えてまた遊び回っていたそうです。

すこし大きくなると何故か天体に興味を持ち、天文ガイドなる雑誌をながめるように
なりました。難しい言葉が並んで意味の半分もワカリマセンでしたが好きだったのです。
するとナマイキ息子は「天体望遠鏡がほしい」などと言いはじめます・・・
さすがに親も難色を示し「星や宇宙の勉強をしてもっと詳しくなったら考えてみよう」
との返答。そこですかさず天文ノートを作り、友達と天文クラブなるものをつくり
お勉強よろしくガンバッテいたわけですが・・・・・
結果、天体望遠鏡ではなく何故かカメラがやってきました。

親も天体望遠鏡はあまりに専門器具、無用の長物と考えたのでしょう。
同じレンズものでもカメラなら家族で使えます。
しかもそのカメラは子供だましの物じゃなく、ペンタックスの一眼レフ!!
使いこなしていくのも大変な物でした。
今思うと、当時子供に立派な一眼レフカメラを与える親も相当な親バカなら
そんなリクエストをする子はとんでもない、ひどいドラ息子です。

しかし今やっていることと言えば
生き物に興味を持ち、カメラ抱えてそれらを撮り、あいかわらず天体好きで
絵にも無数の星をひたすら描き込んでいるのです。
なんら変わっちゃいない、子供の頃そのままじゃないですか。
ヒドイ・・・大人らしさがまるで感じられません・・・

てなことをブログに書きなぐりつつ、また画面に戻りひたすら星を描くのです・笑

・写真はクロヒカゲマダラが家の郵便ポストに止まったところをパシャリ!
 地味な印象のチョウチョですがこうやってみるとなかなかキレイでしょ

(写真/ E-520 ZD35ミリマクロ+1.4倍テレコン)

関連記事
[ 2009/09/23 ] 昆虫達 | コメント(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://atelieraoyama.blog21.fc2.com/tb.php/211-72c68518