
まだ先だ、きっとまだ先だ、と自分を騙してきましたが
次の展覧会の期日もとうとう騙しようもないほどに近づいてきて
未完の作品と日々向かい合えどもとんとん拍子に仕上がるわけもなく・・・
なんのことはない、いつもながらの完全画室引き籠もりの日々であります (@_@;)
ついこの間まで庭で「いいかげんにしなさい」と言いたくなるほど咲いていた
ホトトギスの花々も今では写真にあるように結実、季節の移り変わりを感じます。
画室での籠もり制作になるともう散歩に出ることもなくなり
庭廻りでぼんやりすることが唯一の楽しみ、目を休める憩いの場でもあります。
お隣さんからいただいた蘭の花が今年も楚々と咲いています。
蘭はたいへん種類が多いものですから名前の特定はあきらめていますが
徹夜明け、モウロウとした目にも朝日を受けた小さな花は輝いて見えます。

ついこの間までお庭ボンヤリタイムには必ずヒ~ラヒラチョロチョロと
なにかしら視界に入ってきていた昆虫たちもさすがに少なくなりました。
それでも暖かな日には地面近くにはヤマトシジミのカップルが楽しそうに舞い
羽根のややくたびれているシロチョウやキチョウも花を探しています。
小さな小さなハナアブ君たちもまだまだ元気です。

すっかり見慣れているはずのお庭廻りの景色ですが、飽きることなく美しい。
と、周年続くパトロールをフムフムと終えると満足して画室に戻り
仕上げを待つ作品達にせっせと筆を入れます (^^)
(写真/E-520/SIGMA APO MACRO 150mm)
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