
少し前、夏あたりに描かれた作品なのですが
子供クラスのTシャツ作品掲載に追われてアップしていなかった作品です。
「大人のためのクラス」から2点今回は紹介します。
はじめは苦瓜の水彩画ですね。ごらんの通りとってもリアルに描けています。
苦瓜のブツブツこれ難しいのですがたいしたものです。
イヤらしくならない程度に楚々と立体感も表現されていますし
ブツブツひとつひとつの柔らかなエッジまで感じることが出来ますね。
また淡い緑から濃い緑までの微妙なグラデーション
先端の花の咲いたあとのカワイラシイ描写、ゴーヤひとつに愛を感じます。
次の作品は色紙画としてこちらも水彩で描かれました。

色紙に使われている画仙紙の特長を生かしてにじみを多用して描かれました。
陶器の色彩や模様がキモになる絵だと思うのですが
なによりおもしろいのは少々いびつな形なのです。
ワザといびつにしてもダメなんです、よーく観察して丁寧に観て結果いびつになる
そうするとその作者ならではの形というものが出てくるのですね。
とても味わいのある作品になったと思います。
お二方とも基礎を丹念に重ねてきて今のような個性が絵に出てきました。
すでに自分にしか描けない世界というものを持ちつつあるように思うのです。
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