
この季節になると毎年撮っている雑草、ホトケノザ。
春初めに足もとで咲く花はどれも見ようとしなければ見過ごしてしまう極小サイズ。
地上5センチ以内に咲くミニ花たち、どれも可愛くよく出来ているのです。
ところで春から秋まで生きもの観察に一番持ち出すカメラレンズといえば
ワタシの場合SIGMA APO MACRO 150mm F2.8となるのですが
このレンズと女流一眼LUMIX DMC-G1の組み合わせがなかなかイイのです。
フォーサーズ換算で300mm F2.8、なんちゃってサンニッパでもある
このマクロレンズは絞りを開けて寄ってみれば紙のようにピントは薄く
少し絞ればキリッと引き締まるという、もともと素性のいい写りをするのですが
LUMIX DMC-G1との組み合わせでさらに楽しくなってしまいます。

マニュアルフォーカスでのピント合わせが容易いのです。
オリンパス機(E-300 E-330 E-520)の弱点である井戸の底にあるようなと評される
小さなファインダーでは難儀だったMFでのピント合わせが可能になりました。
露出やホワイトバランスが確認出来る液晶ビューファインダーも重宝します。
逆光で思い切り絞りを開けて柔らかい色合いで写したいと思っても
液晶ビューファインダーにて画像がほぼ反映されますから安心なのです。

少し絞ればボケ過ぎることもなくキリリと写ります。
色味ではオリンパス機がいまだ好みではあるものの
操作性、機能性では女流一眼に歩があります。
ただしLUMIX DMC-G1ボディーには手ぶれ補正がありませんので
光量の多い時間以外は素直に三脚を持ち出すことになってしまいますが・・・
と、まだ寒いなか始まったごく近辺でのウロウロ観察。
そんな春の楽しみはまだまだスタートを切ったばかり
本番はこれからなのです・笑
(写真/LUMIX DMC-G1/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8)
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