デコボコ絵画・その後 

デコボコ絵画1

日本画の絵の具を使って描こう! の記事でも紹介しましたデコボコ絵画
その後はいかに? 「子供のためのクラス」からの紹介です。

日本画制作用の画材である岩絵の具や水干絵の具を何度も塗り重ねて出来た下地。
そこに今回は「生きものを描こう」というお題です。
まずそれぞれ好みの図鑑をかかえつつスケッチブックに生きものを描き、下絵とします。
その下絵をもとにクレヨンや色鉛筆、絵の具などで本画面に描いていくのです。

デコボコ絵画2

岩絵の具で作られた下地画面はデコボコしていますので細かな描写は苦手なのですが
そのぶん厚みのある色調と趣のある表情があらわれてくるのが魅力です。
それぞれもうすぐ完成という作業途中、どうです、なかなか面白いでしょう!?

デコボコ絵画3

まるで自由奔放に描いているような制作途中ですが
じつは今回作業工程として伝統的な日本画の進め方をいくつか取り入れてみました。
伝統技法をお固くとらえることなく
画面のザラッとした感触や絵の具を指で練り混ぜていく手触り等々
なにかの印象が残ってくれればいいんじゃないかと
そんなふうに思っているのです。

デコボコ絵画4

楽しくも元気な作品がぞくぞく出来上がってくる中
こりゃやっぱり面白そうだ、ということで日本画絵の具を使っての制作は
やっぱり「中高生のためのクラス」まで波及していくのです。

なんだかみんなで絵皿に指で絵の具をスリスリマゼマゼしている
そんな青山アトリエなのでしたヽ(^O^)ノ
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