おすすめ!熊田千佳慕展 

熊田千佳慕展

展覧会へ行ってきました。

横浜高島屋8階ギャラリーにて8月16日(月)まで(最終日5時終了)
入場料 大人800円 大学高校生600円 中学生以下無料
「日本のプチファーブル・熊田千佳慕展」

オススメです。
会期あと3日しかありませんが時間のつくれる方はぜひぜひ!!

昨年98才で亡くなるまでただひたすら描き続けた熊田先生。
この展覧会は生前に企画されていたようで
100才を目の前にしての大回願展になるはずだった展覧会。
パ~ッと白寿お祝いがてらのひとブーム、と企画側は目論んでいたのでしょうが
そんな裏方の思惑もなんのその
展覧会前にすたこらさっさとこの世から消え去っていった
そのあたりなんとも熊田先生らしい。

ちょっと驚きました、充実した展覧会です。
今後これだけまとまった作品が集まる事はないかもしれません。

制作に使った用具も展示されていましたが
これだけ精緻な絵を描くのに笑っちゃうほどただの画材でした。
絵の具のこびりついた絵皿にふつうの水彩絵の具
筆だってこれだけっ!と思うただの面相筆です。

熊田先生の絵には美術界特有のメンドクサイ芸術論や評論の必要もありません。
なんのムズカシサもない「ウソなく丹念に描かれた絵」です。
ただその絵には愛が溢れているのです。

「私は虫であり、虫は私である。私は花であり、花は私である。
 そして、自然は私のためにあり、私は自然のためにある」

地上数十センチ世界
生まれて生きて死にゆく、自然そのものをただ眺め続けた熊田千佳慕
どこぞの寺の坊さんよりもよほど仏の境地を感じさせられます。

熊田先生は80才からが人生でいちばん多忙だった時期と言います。
いったいその老境にてどんな世界を見ていたのでしょうか?
ああ、ちょっと長生きをしてみたくなってきました。

熊田先生について以前も張ったリンクですが興味のある方は必見、良い記事です。
熊田千佳慕対談記事ともひとつこちらも熊田先生についての記事

(当ブログでもチョットだけ以前書きました。よかったら→こちら

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[ 2010/08/14 ] 日常 | コメント(0)

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