
大人のためのクラスからの作品紹介、今回は花の彩色画です。
一枚目のモチーフはユリ、2枚目は極楽鳥花
どちらの作者も絵を描いてみよう、と青山アトリエに通い出し
基礎のデッサンを重ねられいろいろなモチーフを描きつつ経験を積んできました。
今ではほとんどアドバイスなしでもサラリとここまで描いてしまいます。
ユリの彩色画の方は軽く鉛筆でアタリを取ったらペンで線描をほどこしたのちに彩色。
全体を抑えた色調でまとめられました。
画用紙にペンで描くという事は消す事が出来ない、直せないということを意味します。
この線でイイのだ、という意志と決断力が必要になります。
極楽鳥花の作品では輪郭線はほとんど強調されることなく
色彩への着目に見どころを置いているようです。
画用紙に透明水彩絵の具でのせられた色が複雑に絡み合って
この花の持つ特徴的な色合いが表現されています。
微妙にいろいろな色が使われているところを見て下さい
意外な色が入っているのがわかるかと思います。

花を一つ描くだけでこれだけ個性が表れます。
同じモノだったらみんな同じに見てると思ったらマチガイですね
本来は感覚的にいろいろと感じているモノを
理性や観念によって押さえられちゃっているコトがままあります。
葉っぱはミドリ、リンゴはアカ、柿はオレンジ・・・
本当にそうなのか・・・?
自分ならではの眼でじっくり見直してみる事
それも絵を描く楽しみの一つなのだと思います。
ところで夏の暑さに負け意志弱く怠け続けたツケがまわって
制作は遅れに遅れて今年中ずっとハードな制作を余儀なく決定されたわけですが
その前に少しでもエネルギー補充をしなければもたない・・・
ということで
長野県までお花を届ける旅と富士を見るキャンプのプチ旅2本立て
行ってきました。それからこの先のパッカー旅計画にも変化があります。
絵画教室ブログらしからぬ旅記事がまたまた続いてしまう予感
はじめに言っておきます、どうかご容赦のほどを・・・笑
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