先々週の出来事
月下美人の挿し芽株に花芽が付いていい感じなのを見計らって
長野県は南信、伊那の友人宅までお花を届けにひとっ走り!
急に思い立ったので今回相方はお留守番、久しぶりの単独行です。

旅準備もそこそこに元気なシュートが天井ぎりぎりまで伸びた
月下美人を丁寧に車に積み込んで、いざ出発。
花芽が落ちないかと心配で・・・宅配便にゃ任せられないのです。
思い立ってすぐの夜に出発。
がら空きの中央道を飛ばすとあっという間に諏訪まで来てしまいました。
こんな夜景も手持ちで気軽に撮れるG20mm/F1.7
このレンズの真骨頂、素晴らしいです。
ちょっと疲れたので辰野PAまで走ったらグッスリ寝ちゃいます。
いつもの気軽で手慣れた車中泊です (^^)

起きると爽快、画室から逃げ出せただけで気分がよろしい!
そういえば休日1000円ETC割引料金をはじめて体験しました。
本当に1000円ポッキリです、いい時代です、さらに気分がよろしくなって来ます。
伊那の友人宅に到着、友人所有のその畑です。
いつもお米やお野菜を気前よく送っていただいている、そんな畑なのです。

多種多様な作物が育てられていて
友人(作付主)の説明を聞いているだけで楽しくなります。
作物収穫後も花を咲かせ、次に蒔く種を取るのが一番の楽しみと言う作付主ですから
作物それぞれのいろいろなカタチが見てとれてオモシロイのです。
なにより凄いのは畑であるにもかかわらず生きものが滅法多いことなのです。
今回出かけて野山原っぱいろいろ巡った中で
なんと一番多くの生きものを見たのがこの畑なのでした (@_@;)
「カエルは庭師の友達」という言葉がありますが
畑の植物に迷惑な小さな虫をたくさん食べてくれる、そんなアマガエル
草陰に潜んでたくさん見かけました。

シロチョウの類もヒラヒラ飛んでいます、しかもいっぱい \(^O^)/
畑の植物はアブラナ科のものも多いですからチョウとしては嬉しいのでしょう。
作付主はこっちのキャベツはヒト用、あっちはチョウチョ用と言って笑っています。

畑にアオムシ、イモムシが多いということは狩バチや鳥も多くやって来ることでしょう。
そんな作付主も困り顔なのがこのニジュウヤホシテントウです。
特にナス科を好むこのムシが今年は大発生してしまって
もう閉口せざるおえない状況だったそうです。

お次は金属光沢の青緑色が美しいアオイトトンボ
カップルが多く畑の中を二匹で連結して飛び回っていました。

カップルの連結状態がオモシロイです。
尾端の連結挟みで一方の首根っこをガッシリつかまえています。
オヨヨッ、とこちらを見たところをパシャリ・笑

ワタシの住まう三浦半島も有数の畑どころなのですが
ムシ一匹見かけない畑も多いのです。
対してこちらの畑は生きもの好きのワタシも日がな一日楽しめる
そんなフィールドとなっておりました。
その晩は畑の作物でおもてなし、手料理囲んで談笑しつつ痛飲し
翌日は手痛い頭痛に苦しめられたのは言うまでもないこと・笑
ごちそうさまでした m(__)m

無事花芽も落とさず届けられた月下美人の挿し芽株
数日後、その伊那の友人から「月下美人、咲いたよ!!」と連絡がありました。
その嬉しそうな声を聞き、こちらもやっぱり嬉しい気分になるのでした。
(写真/LUMIX DMC-G1/G 20mm/F1.7/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8)
- 関連記事
-