伊豆は修禅寺だるま山での骨休め天幕旅
3日間はテント廻りで過ごします、車を出して出かけることもなく
なんの予定もありません各自勝手に過ごします。
ずっと自由時間です。
ワタシはといえばやっぱりカメラ片手に散歩
木を見て草を見て生きもの見て、ああ気持ちがいい。
いつも家廻りのフィールドでやっている事ではありますが
時間制限もなくずっと好きにシャッター切っていていいのですから
楽しくないわけがありません。
アサギマダラがアザミから吸蜜しています
きれいな大型のチョウチョです。
羽根に鱗粉を持たず羽根模様の白く見える部分は半透明で
薄い浅葱色、おなかは銀色に輝きからだはシックな水玉模様です。
アサギマダラは素早く羽ばたいて飛ぶ様なこともなく
ヒーラヒラゆっくり舞っているように飛びます。

このチョウは体に毒を持って外敵から身を守ったりもしています。
食草の芋類がアルカロイド系の毒を含んでいて
幼虫の頃から体にその毒を蓄積させているのです。
また「渡り」をするチョウチョとしてもかなり名が知れていて
時期になると南西諸島や台湾まで1500キロもの旅をする事がわかっています。
日本でこれだけの渡りをおこなうチョウチョはこの一種のみ
ファンも多く研究者や濃ゆいマニア達による集まりやクラブも多く存在します
そんな方々の地道な個体識別マーキング調査によって
年々渡りの飛行距離記録が更新されています、現在2100キロ超が記録です。
毎年このチョウチョの動きに真剣に熱中する大人が大勢いるわけですよね
そんなヒトの光景を想像すると楽しくなってきます。
(写真/Olympus E-520/ED 70-300mm F4.0-5.6)
展覧会が開催中です、お近くにお越しの際はお立ち寄り下さい <(_ _)>
青山浩之日本画展
会期 11月10日(水)~16日(火)(最終日16時閉場)
会場 伊勢丹府中店7階アートギャラリー
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