
青山アトリエでの完成作品紹介。このブログ5/26日の記事で制作途中をお見せしました作品とうとう完成しました。中高生クラスから中学生の作品になります。時間はタップリかかりましたが、一枚の絵を通していろいろ考え、たくさんの経験が出来たのではないかと思います。
厚みのある堅牢な下地を作った上に主にポスターカラーを使って、それはもう何回も何回も、もう数え切れないほど絵の具をかけては拭き取って、擦ってはまた線を引きでここまで深みのある表現が出来ました!小さな画像では伝わりにくいので今回はクローズアップ画像を添えてみましたが、それでもまだ伝わらないくらいに質感豊かで、たおやかな色合いの作品になりました。
思い入れたっぷりのぬいぐるみをモチーフとしてどんな作品になるのか楽しみにしていましたが、今回たくさん試してどんどん実験して作者はひとつお気に入りの技法を見つけていきました。先生にお手本を見せられて素直に真似たのでもなく、ただ技法書を見たのでもなく、長い時間作品に付き合ってひたすら試行錯誤「あーでもないこーでもない」この課程が大切なのですね。マチエール(画肌)についてはほとんど話しも説明もまだなのですが、ひとあし先に作者は何かを掴んだように思います。
小学生の頃の作品から見ていますが絵が大人になってきましたね、いい感じです!
- 関連記事
-