
現在開催中のグループ展「漣の会」の展覧会場です
会場に入ってあらためて会場をグルリ見渡してみると

年季や深みや軽みや落ち着き、そんな感じを受けたのはワタシだけではないと思います
しっとりとまとまったイイ展覧会になっていると感じました
思い返せば25年前ほどでしょうか
鎌倉市民ギャラリーで開いた「麒麟展」が湘南組と言われる
画家グループの始まりだったように思います
その頃まだワタシは美大出たてですし
今では長老組と自らを呼ぶメンバーもぎりぎり20代だった、そんな記憶です

その後いまは無き横浜三越美術画廊をベースとした「三会」となり
現在の「漣の会」へと名前を変えつつもメンバー増幅しつつちゃくちゃく続いています

大学の枠もなく年代の枠もなくもちろん派閥もなく集まった
ぶれずに描きそれぞれ発表を続けてきた面々
重要会議と称する懇親会ではこのキビシイ時代
互いの無事を確かめあうように会話が飛び交います(^▽^)

今回はまたあたらしく美大生の仲間も加わりました
ここには現在進行形で絵描きを続ける人間がしかも年代別に揃っています
そのままを知るいい機会だと思いますし
見る側から見られる側へ変わっていく時期の橋渡しになるような気もします(^^ )
「漣の会」
会期 2012年5月2日(水)~5月8日(火)
(最終日15時まで)
会場 藤沢さいか屋 5階美術ギャラリー
http://www.saikaya.co.jp/fujisawa/gallery/index.html
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