基礎をつくる 

大人のためのクラスから基礎デッサンをお見せします
みなさんこの春入会、まだ数枚目といったところで
モノをよく観て、見比べて、描いては直し消しを繰り返しています

画用紙に鉛筆に練り消しゴム、使う画材もいたってシンプルです

基礎のデッサン

アトリエの3時間ひたすら観続ける、比べる、描いて、直す
大切なのはこれだけです、先生たちの特に難しい指導もありません

カタチを比べ、大きさを比べ、明るさや色の違いを比べて描きすすめますが
3時間同じものを観続けるという行為なんて日常無い事でしょうし
描き終えると目はショボショボするし同じ姿勢を続けて体はガチガチするでしょうし
予想以上の疲労感があるのに驚かれるのではないでしょうか?

基礎のデッサン2

デッサンが少し進むと「席を立って後ろに下がって描いたデッサンを眺めて下さい~」
そんなふうに先生から声が掛かることでしょう
描くだけではない、よく観比べること。これが大事なんですね
なにか違和感があったり違いを見つけたらひたすら直していきます

基礎のデッサン3

観て、描いて、消し、直す。ただただシンプルな行為の繰り返しですが
鉛筆の使い方を知り、観るということを体感し、客観性を身に付け集中を知ります
絵を描くための基礎体力を付けるといったところなのだと思います

「絵は自由、なにをやってもいい」いつも言っていることなのですが
そんな表現に向かうとき、この基礎体力が効いてくるのです
あわてず急がずじっくりと進めてまいりましょう!
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