途中の作品 

大人のためのクラスから制作途中作品をお見せします

↓の作品は日本画系の岩絵の具や水彩の顔彩絵の具を塗り重ねて作った下地に
モチーフであるザリガニを鉛筆デッサンからの転写を終えたところです
途中の作品1
微妙な色彩の下地が焼き物の肌のような渋い雰囲気を醸し出し
鉄線描のようなトレース線が画面をキリリ引き締めています

↓の作品は何度も絵の具を塗り重ねてマット単色ながら味わいある下地色をつくり
モチーフである人物に胡粉(白絵具) で様子を見ながら描きすすめています
途中の作品2
すでに着物や髪飾りにボリューム感や抑揚が出てきています
この先の色入れが楽しみですね

↓の作品はスピード感のある刷毛作業で下地をつくりモチーフ転写を終えたところです
途中の作品3
ちょとまだ見えにくいですが花が描かれています
色分けしてトレースした線が美しく作品のイメージが広がります

↓の作品は油画用キャンバスをパネルに直張りして描いています
途中の作品4
堅牢なキャンバス地に盛り上げ引っかきダイナミックな下地を作った上に彩色し
今回のモチーフクレマチスが描かれはじめました

完成作品を見るのはもちろんですが途中を見るというのも大切なこと
アトリエでは子供から大人まで、初心者から経験者までたくさんの絵が並びます
いろいろな感性にふれて感じ入り、また自分の作品に向かいます

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