なんだかあれよという間に年の瀬ですが
制作は淡々と続くのが常、、変わらず淡々と進めていきます
今回は大人のためのクラスから・制作いろいろです
季節の花サザンカ鉛筆デッサンです。ツヤのある固い葉の感じがよく出ています

季節のものは当たり前ですがその季節にしか描けません、年に一度のチャンスです
「拾いものを描こう」シリーズでドライになった紫陽花の葉です

鋳金で出来た作品の様なフォルムと、作者大いに気に入って描きました
久方振りに取り出した丸ペンGペン ガラスペン、、今後の制作に生きてきそうです
レオナルドダビンチの素描「聖アンナと聖母子」の模写です

広く深い階調表現からきっといにしえの500年前を味わえたことと思います
人体クロッキーを描いている生徒さんたちもいます

短時間で要点を掴んで描く人体クロッキーは画力向上に大変有効な手段なのですが
この頃はそこらで知らない人を描くなんて事はどうも危ない、、そんな空気があるそうで
以前は電車や公園、人の集まるトコロで画学生のクロッキー描きは当然のことでしたが
この頃はどうもイケナイ感じらしい、、、まったく困ったことだと思います
本来は外で伸び伸び描ければいいのですが、しょうがありませんアトリエ内でクロッキー

クロッキーは数、、クロッキー帳一冊二冊とたくさん描くことです
ここからは「色で遊んでいろいろな下地を作ろう!」の課題
画材もいろいろ道具もいろいろ、子供にかえって好き放題やってみようということ
スポンジで叩いて色を散らしたり、ペインティングナイフで引っ掻いてみたり

ひたすら滲ませてたり染み込ませたり洗ってみたり、、好き放題自由に遊んでいると

だんだん画面からなにか見えてきたり語ってきたり、、、と、そんなことがあります
そうなったらなにかを描いてみても面白い
で、仕上がった1枚、、色を散らして葉っぱで遊んだ下地にぼんわり浮かぶ天使

いいです、素敵です
次はまだ途中ですが

滲み染みのカタチを使って描き足してみたらだんだんヒツジに見えて来ました
こちらも途中ですが遊び描いた下地にヒト型をポンと配置してみます

見る人によっていろいろに見えてきそうな画面になって来ました
面白いものです。なにを描こうと決めず考えることも無く、ただ色遊びを続けていたら
知らずと画面にイメージが浮かび上がって絵になっちゃって来たり、、、
こんな描き方もあるということで、楽しんでいろいろ体感してみましょう
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